貴乃花親方が17日に発表したコメントを受けて
ネットからはたくさんの応援の声が上がっています。
ここ近日中の相撲協会とのやり取りや
貴乃花親方の立場を巡る論争も激化していましたが
ネットを中心とする層は
相撲協会に批判的であるように見受けられます。
むしろ、そういった相撲協会の
大きな権力・不正に立ち向かうヒーローのように
扱われていたようですね。
そんな貴乃花親方の弟子、貴ノ岩について
貴乃花が発表したコメントが
話題となっています。
こちらから。
貴乃花親方コメント全文
このたびは、私の弟子である貴ノ岩が受けた暴行事件に関して、皆様をお騒がせし、ご心配おかけしていることに対して深くお詫び申し上げます。
１月場所を休場しました貴ノ岩の状況について、ここにご報告をさせて頂きます。
医師には、頭部外傷、頭皮裂創痕、右乳突蜂巣炎痕という診断を受けました。相撲を取る上で避けられない頭部打撲は、慢性硬膜下血腫発症の危険性を増すというご指摘です。
医師によると、受傷後約３か月程度は、頭部打撲を避ける必要があり、平成３０年１月の就業は困難とのことですので、貴ノ岩の一月場所休場を決断いたしました。
本人は深刻なダメージを負い、後遺症の心配もあるため、これまでは受傷部分の検査治療に多くの時間を費やしてきました。
現在はようやく体を動かすことができるようになり、地道なリハビリを続けております。
私としましては、当面の目標を三月場所での土俵への復帰と定めておりますが、医師の指導の下、本人の心身両面での快復状態を見ながら判断していきたいと考えております。
力士は体力、知力、気力のぶつかり合いに堪えうる肉体を宿さなければなりません。そのためには、日ごろの鍛錬が求められます。
己を克服する気持ちが、厳しく過酷な土俵の上では常に必要とされ、技を競うものであります。また、技の前には心の充実を図り、精進すべきものです。精進とは神事の世界観であり、力士である以上、生涯をそれにかける気持ちのことです。
貴ノ岩は未来ある青年であり、力士です。
これから本人に未来を切り拓かせるためには、今回の事件を乗り越え、精神的肉体的な懸念を克服し、後遺症の恐怖にも打ち勝たなければなりません。そのための指導は、惜しむことなくして参ります。
これがご心配をおかけした多くの皆様への御恩に報いる道に繋がると考えております。
これまで皆様方に多大なる励ましのお言葉を頂戴いたしましたことに、厚く御礼を申し上げます。
今後につきましても、温かく見守っていただければ幸いでございます。
力士としての人格・品格を追求する道の厳しさを
弟子・貴ノ岩にしっかりと伝えながらも
また、その復帰と貴ノ岩を見守る
力強くも温かいコメントでした。
このコメントにネットはどう反応しているでしょうか？
貴乃花コメントを見てネットの声は
貴乃花親方と貴ノ岩の師弟を応援する声が大多数でした。
貴ノ岩の怪我の状態、精神状態、そして復帰のタイミング、全部きちんと対応してる、貴乃花はよくここまで無言を貫いて弟子を守ってやってきたと思う
この問題は貴乃花の行動が焦点になってるけど、それはマスコミが騒がせてネタとして誘導してすり替えてるだけであって、大事なことは精神的にも肉体的にも怪我を負った貴ノ岩がそれを完全に癒して完全な状態とタイミングで復活できることにつきる
春場所で注目浴びて大変だろうけど貴ノ岩には本当に頑張ってほしい＃
色々な問題はさておき、相撲ファンなら、皆、貴ノ岩さんの元気な姿での土俵を期待、願っています。頑張ってください。
＃
気持ちが伝わってくる文面で、泣ける
なんとか乗り切って、貴乃花親方が目指す真の相撲界を実現してほしい
応援しています＃
せめて弟子だけでも守りたい気持ちは伝わる。
＃
このアナウンスを見る限り、貴乃花親方が今回の騒動で、何よりも貴ノ岩の復帰、療養を優先していたかが分かる。
礼節がどうだとか、理事としての任務懈怠だとか、色々言われる中それを受け止め、貴ノ岩を守っていたのは貴乃花部屋であり、貴乃花親方だった。
協会、危機管理委員会、評議会、現場に居合わせた力士達…利己主義者達には、今回の貴乃花の行動は永遠に分からないかもしれないね。
頑張れ貴ノ岩！
と、弟子を守ろうとする貴乃花の姿勢を
褒め称え、心動かされるコメントが多数でした。
貴乃花はかつて相撲の一時代を築き上げた
スーパースターでしたが
引退してからもこれだけ支持を集め
影響力を発揮する裏には
このように人に対する思いやりと
高い人格があるからなのではないでしょうか。
貴ノ岩の復帰を願います。
ここまでお読み下さりありがとうございました。
