2021年1月17日（日）にテレビ東京系列で今野敏サスペンス「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」が放送されました。
2018年に放送された2時間スペシャルです。これは2021年から連ドラが始まるために再放送されたものですが、見ていてドキドキハラハラで面白かったです。
内藤演じる警視庁捜査一課強行犯係の警部・樋口顕が、さまざまな事件に挑む同シリーズは、2003年から17年にわたりスペシャルドラマとして8作放送され、12月14日(月)には9作目「鬼火」の放送もあった人気シリーズ。
しかし、残念ながら見逃してリアルタイムで見れなかったという方や、もう一度見たいという方もいると思います。
そこで今回は今野敏サスペンス「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」の無料動画や見逃し配信の視聴方法やネタバレ・感想について調査しました！
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※テレビ再放送予定はまだ発表されておりません。
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今野敏サスペンス「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」のキャストは？
＜キャスト＞
内藤剛志…樋口警部
片山萌美…樋口の部下・巡査長
斉藤暁…鑑識課。警部補
川上麻衣子…樋口の妻・樋口恵子役
逢沢りな…樋口の娘・樋口照美役
榎木孝明…強行犯第三係を見守る上司
佐野史郎…樋口警部の盟友にして最大の理解者
＜スタッフ＞
原作 今野敏
監督 児玉宜久
脚本 大石哲也
チーフプロデューサー 濱谷晃一（テレビ東京）
製作 テレビ東京 ユニオン映画
今野敏サスペンス「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」の相関図は？
（公式サイトより引用）
今野敏サスペンス「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」のゲストは？
因幡芳治…尾美としのり…因幡。氏家の元部下の刑事。辞めた後は国際テロ組織との関連が疑われてる
牧田詠子…黒谷友香…外務省の役人。テロ組織の情報を持っており警察とともに捜査
市川雄作…志賀廣太郎…レストランのシェフ
柳瀬泰彦…宇梶剛士…公安の刑事。樋口と対立する
塩崎祐司…俵木藤汰…樋口の同僚
梅田正之…嶋田久作…警察の外事課の偉い人
戸倉英二…本田大輔…警察の若手刑事
長澤敦…鶴田忍…防衛大臣だった議員
小野寺佑…夕輝壽太…テロ組織「国際戦線」のメンバー
今野敏サスペンス「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」のあらすじは？
隅田川に転落死した坂本祐介（佐藤幾優）の遺体が発見され、強行犯係の樋口顕（内藤剛志）は現場に向かう。藤本由美（片山萌美）によると、数日前、坂本が経営する食品輸入会社へ、肉に粘土状の欠片が挟まっていたというクレームがフレンチレストランから入っていた。同じ頃、大学付近で車の爆破事件が発生。樋口の娘・照美（逢沢りな）も巻き込まれ軽傷を負う。
国際テロとみた公安部の梅田正之（嶋田久作）と柳瀬泰彦（宇梶剛士）は刑事部と合同捜査を主張。天童管理官（榎木孝明）は受け入れるが捜査員の間には微妙な空気が…。
そんな折、樋口は生活安全部の氏家譲（佐野史郎）から元同僚の因幡芳治（尾美としのり）が会いたがっていることを聞く。国際テロ組織に入った噂もある因幡が何の目的で？やがて爆破で軍用爆薬が使用されたことが判明。
テロ組織も事件の関与を発表し、国際テロの可能性が高まる中、樋口は坂本の死と爆破事件を繋ぐある証拠をつかむ。
今野敏サスペンス「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」のネタバレは？
冒頭、防衛大臣が記者会見で、自衛隊の海外派遣でこの5年間、一人も死者を出さなかったと話している。
その1年後、どこかの川を行く船の上に死体が乗っている。殺人事件か！？
場面は変わり、樋口家の朝。妻・恵子と娘・照美と朝ごはん。今日の夜は照美の就職祝いがあるから予定を空けとけと娘に強く言われる。
しかし、呼び出しの電話がありたぶん約束は守れない感じに。
そして現場へ。被害者はどこかから転落して船に落ちて運ばれてきたらしい。
場面は変わり、東都大学にて照美とその彼氏。照美は彼氏を夜ゴハンに誘ってるが、彼氏は父親が同席してることに後ろ向き。
すると、すぐ近くで爆破事件が！照美は犯人を目撃してしまう。
一方、被害者の周辺を事情聴取する樋口と藤本（片山萌美）。
爆破事件の現場にはたまたま天童（榎木孝明）が。そして事件の被害者の中に照美が。軽症だったが、彼氏は重症。心配そうな照美。
すると病院に氏家（佐野史郎）も駆けつける。樋口に相談したいことがあると。
さて、天童が仕切る爆破事件の捜査会議にて国際テロの疑いあり、ということで外事第三課と共同捜査に。主導権争いで不穏な様子。
さて佐野の相談とは？佐野が世話をした元部下・因幡がテロを防ぎたいと連絡があり、樋口と会いたいという。
樋口と因幡は一回組んだだけの関係。なぜ樋口に会いたいのか？
爆破事件の捜査本部にて。
リアルタイムで海外のテロ組織が自分たちがやったと犯行声明を出す。騒然とする一同。
さて樋口は最初の被害者・坂本が受けたクレームを出したレストランに行く。
鹿肉に粘土片が混じっていたとか。
粘土片？これって爆破事件で使われたC4爆弾の破片では？事件と事件につながりがあるのか？
樋口は粘土を科捜研で調べてもらうことに。
さて、病院にて事情聴取される照美。しかし同行した公安の柳瀬は照美を疑う。憤慨する家族。
柳瀬の元に外務省の女性から連絡がある。
さて粘土の破片の鑑定結果が出る。予想どおりC4爆弾だった。
樋口は爆破事件の捜査本部に向かう。
坂本はヨーロッパから鹿肉を輸入してる業者だった。２つの事件はつながりがある可能性が出てきた。
一方、柳瀬は小野寺という国際テロ関係の男を追うことに。
そして外務省の女性から因幡も怪しいと指摘される。
小野寺と因幡がつながってる可能性も出てきた。樋口は複雑な心境に。
小野寺は警察に任意同行を求められておとなしく捕まってしまうが、因幡はその様子をこっそり見つめていた。
果てして元警察官の因幡は樋口の敵なのか味方なのか？
樋口は自宅に帰り、娘に被疑者の面通しを頼むが、恵子は反対する。こりゃ板挟みだな。
しかし照美は逆に面通しする。犯人が許せないという。
さて面通しにやってきた樋口と照美。断言はできないがたぶんこの人だと証言する照美。
しかし小野寺にはアリバイがあった。
そして氏家から因幡が今夜会いたいという連絡がくる。今夜会うことに。
さて因幡と樋口の関係について回想シーンが。
10年前の女子高生の殺人事件で被害者を追う樋口と因幡。状況証拠は怪しいのに決め手がなく憤慨する因幡。
犯人を捕まえるために違法捜査すら辞さない態度の因幡。
逆に樋口は捜査とは立証の積み重ねで因幡には1ミリも共感できないと言う。決裂する2人。
翌日、樋口は因幡を捜査本部から外すように指揮官に言い、因幡は外される。因幡の正義感は危険だったからだ。
被疑者はまた事件を起こしかけ、途中で事故に遭い死亡。そして因幡は直後、警察に失望し退職する。
夜、樋口、氏家が埠頭に現れる。そして因幡も。
因幡は数日中に本格的なテロが起きると言う。今はフリージャーナリストをやっている因幡。
その関係でテロ情報をつかみ、止めるために樋口らに連絡をとったという。
そして樋口に捜査情報を明かしてくれと頼むが断られる。交渉は決裂してしまう。
翌日、捜査本部に、爆破事件の被疑者とそっくりな不審な男が大学のキャンパスにいると学生から通報が入る。
見つけて取り調べするも、麻薬の前科があるだけで、テロリストの素養はなし。違ったようだ。
すると今度はアリバイがあるのに勾留されてる小野寺の件がマスコミに通報され、マスコミが押し寄せる騒動に。
それを陰から見る因幡。通報したのはきっとこいつだな。
結果、小野寺は釈放されることに。そして監視する公安刑事たち。それを追う因幡。
小野寺はある店に向かう。カバンを受け取るとまた出ていく。
一方、樋口は防犯カメラの映像から坂本が殺される直前、橋の上を歩いていて、その後ろを小野寺が歩いてるのを見る。
警察は再び小野寺を拘束しようとする。
樋口も現場に急行するが、そこへ因幡から電話が。
下手な尾行は気づかれるから手を引け、後は自分にまかせておけと。
そして小野寺に接触する因幡。直後に逃走する小野寺。
ショッピングセンターで展開される逃走劇。追いかける柳瀬、樋口ら。
追い詰められて爆弾を点火しようとする小野寺。説得する樋口。直後に自爆で大爆発。
そして小野寺のアリバイを偽証したらしい職場仲間2人も警察に捕まる。アリバイ工作に利用されたようだ。
さらに小野寺そっくりさんは小野寺に100万で依頼されて不審な行動をとったことも判明。
このそっくりさんは因幡が刑事時代に関わっている。
因幡はダミーを用意して小野寺を釈放させて接触を図ろうとした・・・
因幡はテロ組織の一味だったという意見が固まりつつあったとき、樋口が
「本当にそうでしょうか？」
樋口は昨日、因幡と接触したと告白する。
「なぜ黙っていた？」
そう天童に迫られる樋口。もちろん樋口も、もし因幡がテロ組織の一味だと判断すれば捕まえるつもりだった。
しかし警察的には重大な情報を黙っていた樋口は大問題になり、やむをえず捜査から外れることに。
一人去る樋口。
しかし一人で動き出す樋口。坂本が落ちた橋の現場へ行くと氏家がいた。
なんと2人は処分が下るまで自宅待機になったらしい。
樋口は坂本はなんでこんな橋にいたのか疑問に思っているという。
すると部下の藤本から電話で、坂本の遺体からフランス料理の食材が見つかったという。
例の粘土が見つかったレストランは現場から１５分の距離にあるという。
そして店に行くと、坂本と小野寺がその店に４日前に来たことが判明。
その日、２人は食事が美味しかったことでシェフの市川を呼んで会話したという。
そのシェフは突然辞めてしまった。何か関係があるのか！？
市川宅を訪れる２人。すると本人は不在で妹と出会う。
一昨日から連絡が取れないという。
妹によると１年前の今日に息子が自殺したという。原因は自衛隊の息子が紛争地域に行ったが帰国後にPTSDになってしまったという。
それ以来、市川は悔しそうにしていたという。そしてその息子が行っていたのはトルキスタンだった。
家を探すと妹にあてた遺書が見つかる。
樋口は、井上が恨みを持ち、復讐のためにテロを企てているのでは？と考える。
そしてSDカードを残していった。
そして市川宅に来た因幡と偶然出会う。
因幡は小野寺と接触したとき、スマホをかすめとった。そのスマホから市川を割り出した因幡。
因幡は言う。
小野寺がテロを起こそうとしていることを知ったものの、日本に帰国してすぐ爆破事件が起きてしまった。
小野寺に関係者に接触させようとした因幡。しかしそのせいで人ひとりの命が失われたことに怒る樋口。
きれいごとだけじゃダメだと訴える因幡。２人は平行線のまま。
しかし氏家はこれだけのおお仕事を一人でこなせるわけがない。大きなバックがついてないと、と因幡を追求する。
「お前、一体、本当は何者なんだ？」
氏家はそう迫る。
「俺はイバック、イラン情報省に雇われたエージェントです」
そう告白する因幡。
さらに
「俺は国際戦線に潜り込んでいたスパイだった」
という因幡。
そして樋口は市川妹に渡されたSDカードを因幡に見せて、その場でパソコンで一緒に見ることに。
そこには派遣された自衛隊は実際は戦闘があり死者も出していたが、日誌の改ざんを指示していたという。
市川息子は改ざんを日常的に指示され隠蔽工作を行っていた。
さらに日誌には、改ざんの指示を出したのは当時の防衛大臣だったことが判明。
つまり市川の狙いはその大臣、長沢議員ということに！
そして長沢議員の講演会の会場にきた市川。
現場に向かう樋口ら。報告を受けた天童も警察を派遣。
警察から連絡を受け、講演会は中止に。会場を去ろうとする市川。
市川を捕まえるも、バッグに爆弾はなし。そして因幡の所在が不明に。
そこへ部下の藤本から市川息子の写真が送られてくる。
「…こいつは！」
樋口は何を見たのか！？
そして長沢はトイレに行くが、そこへやってきたのが銃を持った因幡。
因幡は長沢を車につれていく。そこへやってきたのが外務省の女、牧田詠子。
「まさかボスがあんただったとは」
そう言う因幡。
「あなたこそ、どうして？」
そう返す女。
互いに銃を向け合う２人。２人は知己のようだ。
長沢の身柄を欲しがる牧田に対し、渡さない因幡。
「だったらしょうがないわ」
そう言って片手に爆弾を持つ牧田。
そこへ樋口が！
「因幡を容疑者にしたのは、警察の目を自分たちからそらすためだったんだな！」
牧田はイラン情報省とも懇意にしていて、因幡の帰国情報もそこで知ったらしい。
「君と市川は圭太くん（市川息子）を追い詰めた長沢議員に復讐するためにテロを企てたんだな」
そして部下藤本から送られた写真を見せる樋口。
そこには牧田と圭太が一緒に写ってる写真が。２人は恋人のような関係だったようだ。
牧田によると、隠蔽を指示された圭太は上司に抗議したが受け入れられず、牧田に相談。
牧田も外務省を通じて抗議するも、逆に圭太は日本に送還され閑職に追いやられた。
そして圭太は改ざんする前の日誌と遺書を牧田に送り、自ら命を絶ったという。
牧田は市川にその日誌を見せ、２人は長澤議員への復讐を決意した。
しかし単純なテロでは世論に訴えることができないと考え、牧田は市川に小野寺と接触させた。
小野寺が国際戦線を通じ、プラスチック爆弾を調達し、坂本を通じて日本に爆弾を持ち込んだ。
でもそこで誤算が生じた。
これで本当に爆発するのかと疑問を抱いた市川に、小野寺が
「だったら俺が本当の爆弾テロを起こしてやるよ」
そう言って大学でテロを起こしてしまった。
だから牧田は警察に近づき、因幡を容疑者に仕立てたという。
樋口は説得する。
爆破事件で被害者が出た。これはテロリストとなんら変わらない。
こんな決着の付け方を圭太くんが望むと思うのかと。
泣き崩れる牧田。銃と爆弾を取り上げる樋口。
そこへ議員が「お前みたいなバカがいるから・・・」とひどいことを言う。
議員を殴り飛ばす因幡。
そして警察が駆けつけ牧田は連行されていった。
しかし因幡の所在はまた不明に。
また樋口の謹慎は解け、市川の取り調べを担当することに。
さて、市川の告白によると犯行直前になって坂本が脅しをかけてきたという。そこで小野寺が坂本を殺害した。
捜査本部にて柳瀬と樋口。
「今回は我々の負けです」
そう言う柳瀬に樋口は捜査に勝ち負けはない。根っこは一緒。次はもっとうまくやれますと励ます。
その後、因幡から連絡が入る樋口。
どうして自分を公安に売らなかったのか？そう問われる。
樋口は
「お前の目だ。あの時のお前の目は刑事の目だった。」
最後、病院にお見舞いに行くと彼氏の意識が戻ったことが分かる。そしてその場で「お父さん」と呼ばれ、ぎょっとする樋口。
さらにその場で卒業旅行に一緒に行くことを宣言されてしまう。
夜、氏家と飲む樋口。そこへ天童もやってくる。
天童によると因幡は超法規的措置とらやで何事もなくイランに戻ったそう。
ということで初回２時間スペシャルは終わり。
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今野敏サスペンス「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」の感想は？
いやぁ面白かった。見応えありですね。因幡役の尾美としのりも見事な演技。物語のジョーカー的な役割を果たしてました。そして最後の最後、牧田が犯人というのは少し意外だった。公安との駆け引きもあり、樋口が謹慎になってすぐ動き出すのも面白い。毎回安定して楽しませてくれそうで今後も期待大です♪
主演の内藤さんは安定感抜群。佐野史郎、榎木孝明もいい感じ。川上麻衣子は年取ったなぁ。逢沢りなはひたすら可愛い。そしてゲストの宇梶剛士、尾美としのり、黒谷友香らも良かったです。
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