【歌舞伎家系図】市川猿之助と香川照之の今まで

家系図から見る市川猿之助と香川照之

日本の伝統を守り続けている歌舞伎界は幅広い年代のファンが支えています。

歌舞伎界の若手の中でも、実力と人気の両方でトップクラスに君臨しているのが市川猿之助さんです。

最近ではドラマ『半沢直樹』でも活躍してますねー

そしてその『半沢直樹』で共演しているのが同じく歌舞伎俳優でもあり人気役者でもある香川照之さん。

実は二人は従兄弟にあたるそうです。

今回はそんな二人の家系図と今までについてまとめてみました。

家系図から見る市川猿之助の今まで

現在の市川猿之助は四代目で、1975年に東京で生まれます。

本名は喜熨斗孝彦で、2012年6月に市川亀治郎を改め猿之助を襲名しています。

市川猿之助は歌舞伎界でも実力のある役者で、亀次郎時代は女形を多く勤めます。

父親は歌舞伎役者の四代目市川段四郎で、猿之助は長男です。

三代目の猿之助は伯父で、その長男が俳優の香川照之さんになります。

四代目猿之助さんの舞台デビューは歌舞伎座での義経千本櫻で、安徳帝を演じました。

1983年には二代目市川亀次郎を襲名し、大舞台で三代目猿之助と七代目尾上菊五郎と一緒に宙乗りを披露します。

1998年3月に大学を卒業すると、同年7月に歌舞伎座の義経千本櫻でお里を勤め名題昇進を果たします。

様々な理由により父親の段四郎と共に猿之助一座を離脱すると、人気演出家の歌舞伎NINAGAWA十二夜に出演するなど活躍の場を広げます。

テレビでの活躍も続き、2007年の大河ドラマ風林火山では準主役の武田信玄役に抜擢され一躍全国区の知名度を得ます。

現代劇にも挑戦し、2012年6月に四代目市川猿之助を襲名します。

翌年には京都芸術劇場春秋座の芸術監督に就任し、襲名披露公演では6万人の観客動員を記録して話題になります。

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『半沢直樹』では香川照之と共演

数多くのテレビ作品に出演している市川猿之助ですが、大きな話題となったのが人気ドラマ『半沢直樹』への出演です。

歌舞伎俳優が多数出演しているドラマ半沢直樹で、猿之助は伊佐山部長を演じています。共演している従兄弟の香川照之は、主人公のライバル大和田常務を演じ時の人となります。

見事な悪役を演じきった香川照之には、賞賛の声が寄せられています。

香川照之の今まで

香川照之は1965年生まれの俳優で、歌舞伎役者でもあります。

父親は三代目猿之助で、母親は元宝塚の女優浜木綿子です。1968年に両親が離婚すると、香川は浜木綿子に引取られます。

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東京大学を卒業すると、大河ドラマ春日局で俳優デビューを果たします。

2002年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した中国映画にも、個性的な役で出演しています。

知名度が上がった香川は、大河ドラマで豊臣秀吉を演じ全国的に知られるようになります。

私生活では結婚し、長男が誕生しています。

俳優の道を順調に進んでいた香川ですが、2011年になると歌舞伎の世界にも進出します。2013年の大ヒットドラマ『半沢直樹』では、大和田常務を演じて高い評価を受けます。

香川にはボクシング愛好家という一面もあります。

少年時代に具志堅用高の試合を見てから、熱狂的なボクシングファンになります。国内の試合だけでなく海外試合のビデオも購入し、熱心に研究します。

ボクシング番組のゲスト解説者でも有名で、ボクシングに関する豊富な知識を披露しています。

まだ無名の時代から有名なボクシング雑誌に連載記事を持つほどで、2011年に公開されたボクシング映画ではトレーナー役を演じます。

プロボクサーとも親交がある香川ですが、ボクシングは未経験のようです。

昆虫も大好きで、テレビの科学系番組ではカマキリ先生を熱演しています。

21年連れ添ったパートナーとは離婚しましたが、長男は無事に歌舞伎デビューを果たします。

大ヒットドラマ半沢直樹の続編では、伊佐山を演じる猿之助と演技合戦を繰り広げて大きな話題となります。

ドラマでの従兄弟漫才が大反響を呼んだ香川照之と市川猿之助は、それぞれの役者人生を邁進しているようです。

今回も最後までご覧いただき有難うございました。

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