なぜ占い師によって鑑定結果が違うの?これを知っていれば安心!

占い師によって同じお悩みを相談しても鑑定結果が違うことがあります。
これはよくあること。

たとえば「自分だけ結婚できない」というお悩みに対して、
同じ結果が見えていたとしても、

「ちょっと理想が高すぎるのかもしれませんね。条件を考え直してみてはどうですか?」
とアドバイスする占い師もいれば、

「残り物には福があるのよ!今はドラマチックな出会いを待っている最中なの。
理想とは少し違うかもしれないけど、とても誠実な人だから安心してね」
というアドバイスをする占い師もいるでしょう。

受け取り方によっては、一見、前者は冷たそうに感じ、
後者は分かりやすく優しく思いやりにあふれるメッセージに感じませんか?

でも、逆を言えば、前者はとても具体的で明快。
後者は本気で結婚相手を探している人からしたら、少し物足りない
アドバイスになるかもしれません。

Aという道だけではなく、BやCという道・・・
「幸せな結婚」にたどり着くためには、多くの考え方や選択肢がある。

占い師は占術というツールを使い、さまざまな角度から
ご相談者様に寄り添いながら真剣にお悩みに向き合っています。

ですが、場合によっては占い師への不信感につながり、
トラブルの原因にもなってしまうのも事実。

特に星占いなどの基本的なシステムにのっとっている占術は、
同じ誕生日の同じ星座を占うのだから、
それほど大きく結果が違ってくるワケないよね~というのが理屈。

しかし実際は読み手によって、ずいぶん鑑定の中身は異なります。

朝の情報番組によっても順位やラッキーアイテムが違ったりするので、
一体どれを信じればいいのよ!と、ツッコミたくなりますよね?

今回は、なぜ占い師によってアドバイスが違うのか?
これを知っておくだけで心に余裕をもって鑑定結果を聞くことができるでしょう。

なぜ違いがうまれるの?

たとえば星占いであれは、星の配置を、
タロットカードであれば、カードの位置や組み合わせなどから
生活に即した言葉に「翻訳」する過程でその違いが生まれるからです。

占いの結果には、占い師の価値観や人生観がダイレクトに反映されます。

年齢も違えば育った環境も違うので、同じ占い結果をみても、
その基準が「翻訳」を違ったものなる。

これは占いに限ったことではなく、ワザとでもありません。

もし、ラッキーアイテムが「にんにく」だったとしたら、
要はスタミナがつくような、
パワフルな滋養のつくものを食べるといいということ。

ですが「ニンニクのホイル焼きを」想像する人もいれば、
「ガーリックライス」「ラーメン」「焼肉」「キムチ」をイメージする人もいる。

でも人によっては「ドラキュラ」や「魔除け」などを思い浮かべる人も
いるかもしれません。

実は、ズレるというのはこれほど簡単なことなのです。

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では、占いにおいてズレがおこる原因は?

➀占い師の鑑定歴・能力の差、個性

占い師の鑑定歴が浅かったり、
まだ占術が使いこなせていないパターンが考えられます。

この場合は、しっかりと結果は見えているのだけど、
翻訳するための表現方法や語彙力が足りないことが原因のひとつ。

鑑定歴が長くなるほど様々なパターンでの経験値が上がり、
未来予測の部分に対しても数字的な的中率が発生してきます。

ただ正直、人気がある・鑑定歴が長いからといって、
必ずしも良い鑑定が受けられるか?というとそうとは言えません。

未熟であればあるほど純粋に親身に寄り添ってくれていると
感じる部分があるでしょうし、

経験値が上がるほど淡々と話し、
長年の経験からによる占い師の価値観が色濃くでて
パターン化される、決めつけで話される場合もあるようです。

さらには、お説教系、癒し系、不思議系などの個性も違いもあります。

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②複数の占い師に鑑定してもらっている。

そもそも鑑定結果にズレが生じ、混乱する原因になります。

この先生一筋!という方も多い中、
占いを受けている人のほとんどがセカンドオピニオンのように
他の先生にも鑑定してもらっていることがほとんどではないでしょうか。

どうしても今日、聞いてほしい!など、
急を要するときに、お気に入りの占い師さんが不在だった時は、
他の占い師に鑑定してもらうこともあるでしょう。

ただ信用していないと思われたくないし、
その占い師にも悪いので、あえてそのことを言いませんが。

そんな時に、真逆のようなアドバイスをされてしまったら、
ますますモヤモヤが止まらない!!

それでは本末転倒になってしまいます。

③占い師任せになっている

ご自身の意志をもたず、
占い師の鑑定結果にすべてを委ねてしまう時にもおこります。

例えば、好きな人に「告白するべきか?」というお悩みで、

ある占い師は「した方がいい」
別の占い師は「しない方がいい」となったとき、

占い師の言われた通りにしようと思っていた人は、
確実に迷路に迷い込みますよね?

でも、そうなった時に「する」か「しない」か、ではなく、
「自分がどうしたいのかをちゃんと考えること」
を問われているのだと解釈できれば、ズレはなくなるでしょう。

じゃぁ、鑑定結果なんて無意味じゃないですか?
というとそんなことはありません。

ちゃんと鑑定結果に基づいて、
自分で決断する、行動の責任は自分にあるという軸が手に入る。

その軸は、お相手と付き合い、
やがて結婚することになった時にも必要になるものです。

【4】まとめ

結局は話し手、受け取り手の価値観の違いから起こるもの。

物事には「陰」と「陽」があるように、
「ポジティブ」や「ネガティブ」という表現がされます。

どちらが良い・悪いではなく、そういう印象を与えるだけで、
話し手の伝え方と受け取る側の認識の違いによるもの。

占う立場としては出来る限り「中庸(ちゅうよう)」で、
偏ることのない中立なスタンスで話していたとしても、
どうしても価値観がにじみ出てしまうものなのです。

どんなに力のある占い師だとしても、
どの部分をどう切り取るか?によって、鑑定結果は変わってくる。

そう知っておくことも大切です。

「求めていた回答じゃない!」と思ったとしても、
鑑定結果を数日、寝かせることで理解が深まることもあります。

また、占い師のレビューの欄にコメントを書くことで、
気持ちの整理がつき、明晰になって変容が加速することあるでしょうし、
鑑定の時間帯によっても受けとる気持ちが柔軟になります。

極論、どの場合であっても、
お互いのコミュニケーションが重要なのは確か。

占い師のプロフィールから、
得意なお悩みや占術、鑑定での心構えなどが分かります。

最近は、占い師の声が聴けるようにもなっているサイトが多いので、
まず何よりも自分にマッチした占い師を選ぶことが大切です。

鑑定は、セッションのようなもの。
居心地よく演奏ができるような占い師を見つけたいですね。

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