菅野智之の2021年俸は?10億超え報道に「高過ぎ!」「メジャー阻止」「NPBいいぞ夢がある」の声

米メジャーリーグ移籍を目指していたNPBの菅野智之投手が、渡米をあきらめ巨人に残留することが決まりました。米ではコロナ禍が依然深刻なことや、その影響で移籍市場が停滞し交渉が難航したのが理由です。

というわけで菅野投手は巨人と来季再契約へ。巨人が払う2021年年俸は「10億円を超える」との報道もあります。「菅野智之年俸情報」をまとめました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディアなど。文中の金額は推定)

菅野さんの伯父さんでもある巨人・原監督は「監督としては最高の形になった」とやっぱり嬉しそうねw

菅野智之の2021年俸は?

菅野智之投手は神奈川県出身の31歳。東海大相模高から東海大を経て13年にドラフト1位で巨人に入団。エースとして活躍を続けこれまで最多勝3回、沢村賞2回、MVP2回など数々のタイトルを獲得し、巨人の「大黒柱」となってきました。

そして今オフ、巨人の生え抜きとしては史上初めてポスティング制度を利用しメジャー移籍を模索。しかし各球団のコロナ禍による大幅な減収、米FA選手の「滞留」などもあり、菅野投手の希望と折り合わず期限までに交渉が成立しませんでした

メッツ、パドレス、ブルージェイズなど6球団から正式オファーがあったそうだけど、メッツやパドレスは既に大型補強済み。菅野さんの場合巨人に払う譲渡金もいるし、最初から条件は厳しかったかも…

菅野智之投手も来季巨人で引き続きプレーすると表明。既に再契約を行ったようですが、気になるその2021年年俸は、報道によれば「菅野が1年ごとに契約を破棄できるオプトアウト条項付きで、4年総額約41億5000万円」とのこと。年俸にすれば10億円を超えるNPBでは前代未聞の巨額契約となります。

菅野投手の20年年俸は6億5000万円だったとされていますので、報道が事実なら一挙に4億円近くもアップする計算です。

21年シーズンを順調に終えれば海外FA権を獲得する菅野智之投手。来オフなら交渉がより有利に運べ、コロナの収束で米国のプレー環境も改善しているとの判断も「巨人残留」の理由とみられます。去年果たせなかった巨人日本一を成し遂げ、オフに心機一転メジャー挑戦に向かうことができるでしょうか。

来年32歳の菅野。時間との闘いもだんだん迫ってきてるしな!

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NPB過去最高の年棒は?

大物メジャーリーガーでは「年俸15億、20億」といった金額はニュースでしばしば耳にしますが、さすがに日本のプロ野球では「二桁億円」は超破格。では「菅野智之の2021年俸10億超」はNPBの歴史上どのくらいの高さなのでしょうか。

スポーツ紙によれば昨年時点のプロ野球年俸最高ランキングは以下の通りだそうです(カッコ内はその年俸当時の所属球団)。

1位 ペタジーニ(巨人)7億2000万円/2003〜04年

2位 菅野智之(巨人)6億5000万円/2019〜20年

佐々木主浩(横浜)6億5000万円/2004〜15年

4位 柳田悠岐(ソフトバンク)6億1000万円/2021年

松井秀喜(巨人)6億1000万円/2002年

6位 金子弌大(オリックス)6億円/2015〜18年

黒田博樹(広島)6億円/2016年

阿部慎之助(巨人)6億円/2014年

李承燁(巨人)6億円/2007〜10年

タイロン・ウッズ(中日)6億円/2007〜08年

カブレラ(西武)6億円/2006〜07年

ぐへーー、トップ10に巨人選手が5人も!どんだけお金あるんかーい。ソフトバンクは意外に少ないな

やはり日本人選手より外国人助っ人の方が高額年俸になる様子。これまでの1位は、ヤクルトの4年間では本塁打王2回、OPS1.000以上を4度達成し、争奪戦の末巨人に移籍したスーパースラッガー・ペタジーニ氏の7億円超。今回の菅野投手の10億円が事実ならそれを上回り過去最高を更新することになります。

菅野智之の2021年俸にネットの反応は?

  • あのメジャーとも平気でマネーゲームして勝つ巨人軍本当に好きすぎるw
  • 上げすぎだよ…確かに今年の成績はすごかったけど、それがあと数年続くか?
  • 野球以外の国内スポーツで10億以上出せるのないよねと思ったらイニエスタがいた!
  • MLB挑戦が夢とか言いながら実力勝負を望んでいたのではなく、ビックマネーが望みだったのですね…
  • 逃した魚は大きい?! 米メディアが「未練タラタラ」

出典:twitter

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まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

  • 巨人の菅野智之が今オフのメジャー移籍断念。コロナ禍で交渉成立に至らず
  • 巨人と再契約。菅野裕利な4年41億、2021年俸は10億円超で合意との報道も
  • 従来のNPB最高年俸はペタジーニの7億2000万円。菅野が過去最高を更新か

日本のプロ野球では球団が選手に払う年俸は非公表が原則ですので、金額はいずれもメディア側の推定。元プロの野球解説者によれば「実際は報道の額より多くもらっている人も多い」ともいわれます。

例えば巨人などで活躍したタフィ・ローズ氏は現役当時、公称年俸5億5000万円でしたが、本人は「10億もらっていた」と話していたそうです。

いずれにしても「年俸の大格差が日米の違い」とも言われてきた中、こうしてトップ選手では徐々に縮まってきて「日本のプレー環境も悪くない」という評価になれば、世界での選手交流がより活発になりNPBの魅力や実力アップにもつながる効果は、あるのかもしれません。

とはいえ日本の球団だって資金事情は厳しいはず。夢はあるけど「第二・第三の菅野」がどんどん現れるかは分からない…

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