「THIS IS US 36歳、これから」シーズン2
ナンバー1・2・3のケヴィン、ケイト、ランダル、それぞれに起こった同じ日の出来事が語られるエピソードのナンバースリーやケヴィンが抱えていた思いと向き合うエピソード第10話~12話のあらすじです。
※ ネタバレしているので、未見の方はご注意くださいm(_ _)m
登場人物
まずは、登場人物から紹介します。
・レベッカ&ジャック夫婦
・ランダル(養子)
・ケヴィン(双子の兄)
・ケイト(双子の妹)
・ウィリアム(ランダルの父親)
・トビー(ケイトの彼氏)
・ベス(ランダルの妻)
・ミゲル(ジャックの友人)
・デジャ(ランダル家の養女)
第10話:ナンバースリー
ランダルが、初めて歩き初めて言葉を発した時をビデオに収めているジャックとレベッカ
デジャは、ようやくランダル家に慣れて心が通い始めてきていた。
ランダルは、学校の発表会に向けて頑張っているデジャを褒める。
玄関の外で騒ぐ声が聞こえ向うと、不起訴になったデジャの母親がデジャを取り戻しに来ていた。
騒ぎに気付いたデジャは、母親にまずソーシャルワーカーと話すように言い、母親は帰っていった。
翌日、ランダル家にソーシャルワーカーが、デジャは母親の元に戻ることになると伝えに来ると、納得のいかないランダルは弁護士を立てて闘うと言い出す。
デジャが家からいなくなってしまうんじゃないかと心配なテスとアーニーにランダルは、デジャにとって一番いい方法を考えようと話す。
ランダルとベスは、デジャの学校での発表会後に弁護士と会うことにする。
ランダルは、ウィリアムとの会話を思い出している。
ウィリアムは、レベッカと会った時のことをランダルに話し聞かせる。
レベッカが訪ねてきた時に、タクシーでレベッカを追いかけ自宅の前までたどり着いたこと
息子の人生に関わっていたいと願ったこと
でもその時に目に入った3台の自転車を見て、勝手に息子の人生に入り込むことはできないと気付かされたこと
ランダルはデジャの母親の様子を見に行き、彼女がデジャを迎えるために準備をしている姿をみてしまう。
デジャの学校で落ち合ったランダルとベスは、デジャを母親の元に返すことに決める。
ランダルの家にデジャの母親が迎えに来て、デジャはベスとランダルにお別れを言い、初めてランダルはデジャを抱き締める。
感謝祭でランダルの家にやってきたケヴィンがランダルに話があると言うと、ランダルからケイトが流産したと言われる。
母校のパーティーからそのままやってきたケヴィンは、ランダルの家でもお酒を飲み始める。
そこへテスとアーニーがやってきて、デジャが出ていってしまったことを話しだすが、上の空で心が不安定なケヴィンは、帰ると言い飲酒しているにも関わらず運転をしてしまい、飲酒運転で捕まってしまう。
その車には、デジャがいなくなった寂しさで家に居たくないテスが、知らぬ間にケヴィンの車に乗り込んでいた。
ランダルとベスは手放す可能性があるのはつらいけど、養子縁組を続けることにする。
天才肌のランダルは、ハーバード大学への進学を検討していたが、他のハワード大学も見てみたいとジャックに言う。
ジャックとランダルは、ケヴィンのフットボールの試合の日にランダルの大学見学に向う。
ハワード大学に着いたランダルは、友人のキースと一緒に学校案内ツアーに参加しに行ってしまう。
ハワード大学は、黒人が大多数を占める大学なのだ。
黒人の友人たちに囲まれたランダルは、1人ではないと感じる。
ジャックは、友達と談笑するランダルを迎えに行くが、ランダルはジャックを自分の父親だと紹介するのを一瞬ためらってしまう。
帰りの車の中で、ハワード大学への思いを募らせるランダルにジャックは、ハーバード大学へいける実力があることを匂わす。
ランダルは、黒人である自分が家族以外の白人と過ごしている時に感じている複雑な気持ちについて打ち明ける。
ジャックはランダルにベトナム戦争での体験を話して聞かせ、自分を見失いそうになっても必ず答えは見つかるから大丈夫だと、自分の信じた道を突き進むように話す。
その時ケイトから電話が入り、フットボールの試合で膝の怪我をしたケヴィンの病院に向う。
デジャがあっという間に退場してしまってちょっと驚きました(*_*)
それもいつか別れる可能性がある子供を養子に迎えるなんて、悲しすぎませんか(;_;)
急に姉ができて、仲良くなったと思ったのに突然いなくなってしまって…テスとアーニーはつらいですよね(T_T)
別れは残される方がつらいのは、いつの時もそうなのかしら(;_;)
第11話:家族セラピー
レベッカは、食べることばかりに興味があるケイトを心配している。
会社から帰ってきたジャックは、同僚から山荘を借りられたから旅行に行こうと言い、レベッカは支度を始める。
フットボールの合宿から抜け出し週末に山荘にやってきたケヴィンにレベッカが、初めてメガネをしたランダルをからかわないように言う。
ケイトの体重が心配なレベッカはジャックに相談するが、ケイトに甘いジャックはケイトは祖母に似て骨太なだけだ、運動させると約束する。
一緒に遊んでいると疲れたというケイトに、ジャックが食べたら運動しないといけないと話すとケイトは怒って行ってしまう。
ケイトを慰めに行き、ケイトに甘いジャックは、結局アイスを買って食べさせてしまう。
山荘に戻ったランダルが、メガネが亡くなったとレベッカに話すと、レベッカはケヴィンを疑い、怒ったケヴィンから大嫌いだと言われる。
レベッカはジャックに、あなたはいつも子どもたちの願いを叶えるヒーローで自分は悪者の役だと話す。
ケイトは、ケヴィンの異変に気付かなかったことを悔やんでいる。
リハビリ施設に入院しているケヴィンを訪ねる支度をしていると、トビーは自宅のゴミ箱にジャンクフードの空き箱が捨ててあるのに気付く。
ランダルとベスもケヴィンのリハビリ施設に向う準備をしているが、飲酒運転の車にテスが乗っていたことが許せないベスは乗り気ではない。
レベッカ&ミゲル、ランダル&ベス、ケイト&トビーがリハビリ施設に集まる。
そこへ元気そうにしているケヴィンがやってきて、セラピストのバーバラを紹介すると、バーバラから肉親者だけで話をしましょうと言われ、ベス、ミゲル、トビーは施設を出て飲みに行くことにする。
バーにきた3人は、どんなに頑張ってもピアソン家の立入禁止ゾーンに入ることはできなと言い合う。
3人が言うピアソン家の立入禁止ゾーンとは、”ジャック”のことなのだ。
そこでミゲルは、親友の妻と結婚した自分は常に部外者だといい、ジャックの存在の大きさをべスとトビーに話す。
家族セラピーが開かれ、ケヴィンは最近の自分の行いを謝り、自分自身が抱えてきた思いを話し出す。
自分が小さい頃から3人の中でないがしろにされてきたこと
ランダルには母さんが、ケイトには父さんがついていたこと
いつしか自分はこのままでは駄目だと思い込んでしまい、自分にかまってほしい思いで色々頑張ってきたこと
父親のジャックや祖父も依存症だったから自分も依存症の血が流れていると
痩せることができないケイトも依存症かもしれないと
セラピストがレベッカにジャックの依存症のことを聞くと、レベッカは子どもたちには父親のたった一つの欠点は話してこなかったと言う。
レベッカは、セラピストからレベッカの話の中にケヴィンとの思い出話だけがでてこなかったことを指摘されてしまう。
レベッカが責められる形になると、母親を庇うランダルとケヴィンは言い合いになる。
ケヴィンが、自分とだけの2人だけの思い出を話せるかとレベッカを責めると、レベッカもケヴィンに言い返してしまう。
セラピーが終わったケヴィン、ケイト、ランダルは仲直りする。
セラピーの帰り、ケイトはトビーに、隠れてジャンクフードを食べていたことを打ち明ける。
ケヴィンがリハビリ施設の部屋に戻ると、レベッカが待っていた。
そこで、幼稚園での初日の出来事を話し始めるレベッカは、ランダルやケイトと違って1人颯爽と登園していったケヴィンを見て心配の必要がないと思ってしまったことが間違いだったと今になって気付いたと、そして2人だけの思い出はきっとあるはずだと話す。
子供時代の記憶って、当たり前だけど自分視点だから、その時の自分の精神状態によっても思い出の内容が少し違ってきたり、自分が思うように記憶って塗り替えられたりしちゃうことってありますよね(^_^;)
ランダルの言う通り、同じ人間でも違うメガネ(視点)で見れば、物事は全く違って見えるはず
ケヴィンの気持ち…、3人の中で1番心配事がなさそうですもんね…、ケヴィンはずっと回りの状況をみて立ち回ってきたんでしょうね。
”ピアソン家の立入禁止ゾーン”=ジャック(^^;)
第12話:謎の恋人
レベッカは、ケイトに学校のダンスパーティー用のドレスを一緒に買いに行こうと言われ喜ぶ。
ケイトは頑張ってダイエットをして痩せたので、ドレスを試着してみたいのだ。
それを聞いていたジャック、結局家族みんなでモールに買い物に行くことになる。
ジャックとケヴィンは、モールで偶然ミゲルと会い、ミゲルの元妻シェールが婚約したことを知らされる。
そして3人でフードコートに行き、ケヴィンとミゲルが互いの落ち込んでいる気持ちを話していると、思い悩んだ様子のランダルがやってくる。
ジャックはケヴィンに、フォットボール以外で夢中になれるものを探すように話すと、父さんは夢を諦めたことがないだろうと言われてしまう。
それを聞いていたミゲルが、ジャックが立ち上げようとしていた会社”ビッグ・スリー・ホーム”について話す。
一緒にスーツを選んでいるジャックにケヴィンが、今から”ビッグ・スリー”をやってみたらと言うが、ジャックは”3人を大学に行かせるのが優先で今は時期ではない”と言う。
ケヴィンは、自分のやりたいことを我慢して自分たちを育ててくれているジャックを思い、ありがとうと言う。
気に入ったドレスを試着してみるケイトだが、お気に入りのドレスを着れるほど痩せたのに自分に自信のないケイトは、レベッカを残し立ち去ってしまう。
ランダルは、モールでバイトをしている好きな女の子アリソンの店に行き、デートを申し込む。
家に帰ったレベッカはジャックに、ケイトの様子を見てきてほしいと言い、ジャックがレベッカに”ビッグ・スリー・ホーム”を始めようか考えていると話すと、レベッカは一瞬戸惑うが挑戦してみるのも楽しいかもしれないと言う。
ランダルは仕事の面接を控えているが、まったく乗り気でない。
面接前にランダルは、ウィリアムの住んでいたアパートにランダルの荷物を取りに行き、ウィリアムの飼い猫クルーニーのことを聞くがいなくなってしまったと言われる。
そして、ウィリアムの荷物の中にあったノートには愛する人への思いが書かれていた。
ランダルはその女性を探すことに決め、張り紙を出す。
仕事の面接前にベスの職場に行き、興奮気味にランダルに恋人がいたことを話すと、最近のあなたは現実離れしている、家族のためにも仕事をして現実の生活に戻って欲しいと言われてしまう。
ランダルは仕事の面接に行くが上の空で、張り紙を見て連絡してくれた人からの情報を元に女性を訪ねるが、彼女はアパートの管理人だった。
管理人にウィリアムのノートのことを話すと、ランダルはウィリアムの部屋に通される。
そこでランダルは、ノートに書かれていた女性が、ウィリアムの大好きだったビリー・ホリディの”レディ・レディ”の壁画の女性だったと気付く。
ウィリアムは、毎日その壁画を窓から見ていたのだ。
ランダルはベスをウィリアムの住んでいたアパートに連れて行き、このアパートを買い取り住人に快適な暮らしを提供すると言い出す。
ケイトはダイエットサポートクラブに参加し、流産のことやトビーとの結婚式について話す。
その後、ダイエットサポートクラブのマディソンに誘われ、一緒にウェディングドレスを選びに行くことになる。
貸し切りのお店でドレスを選んでいる時に、ケイトはマディソンの様子がおかしいことに気付く。
マディソンから連絡が来て彼女の家に行くと、マディソンはおでこにケガをしてバスルームに座り込んでいた。
落ち込むマディソンにケイトはマディソンに、痩せれば幸せになれると信じて頑張って痩せたことを話し、痩せてみたら、痩せても自分に自信がついたわけではなく、何も分からなくなってしまったことを話す。
マディソンから親友ができて嬉しいと言われ、ケイトは驚く。
ケヴィンは、リハビリ施設を出て、レベッカの家で暮らすことにするが、ミゲルの存在が気になってしまう。
ケヴィンはレベッカと一緒に食料品を買いに行き、ジャックの形見のネックレスを失くしたことを打ち明ける。
すると、レベッカが自分はジャックからもらったネックレスが外せなくて自分を責めていると言う。
なぜスーパーに付いてきたのか聞くケヴィンにミゲルは、これ以上レベッカが傷つかないためだと言うが、母さんの夫はジャックだと言われてしまう。
リビングで寛ぐレベッカとミゲルを見たケヴィンは、ミゲルに昼間のことを謝り、父さんが生きていた頃から母さんのことが好きだったのかを聞くと、ミゲルはそんなことは決してないと言う。
ケヴィンはレベッカに、ミゲルとのことで自分のことを気にする必要はないと話し、今は幸せかと聞くと、レベッカは今は静かな幸せの中にいると話す。
思春期の三人三様の気持ちがよく分かるエピソードでした(^_^)
膝の怪我で挫折を味わっているケヴィンは、ジャックが自分たちのために夢を諦めたことを知って気持ちが変化しましたよね、親だって自分と同じ1人の人間だんだって…
子供にとって親は、当たり前のように自分のために何でもしてくれる”お父さん”、”お母さん”であって、1人の”男性”、”女性”ではないんでよね(._.)
そのことが分かるのが、思春期が終わった合図なのかな~^^;
ケヴィンとジャックがスーツを選んでいるシーン、泣けてきました(;_;)
ミゲルとのことをレベッカに聞いたケヴィン、すごく素直な気持ちだと思う!
ランダルって、会社勤めより自分で人のために何か成し遂げる仕事をした方が良さそうですよね(^o^)
思春期のケイトの、自分に自信が持てない気持ち…すごく分かります(どのエピソードにも共感しすぎですが…^^;)
ジャックが”ビッグ・スリー・ホーム”をやってみようかと思っていると話した時に、ジャックの背中を押せたレベッカ、できた奥さんだと思います(^^)
話題作から懐かしまで見たい海外ドラマがたくさん!