新型コロナウイルスの感染が再び拡大してきた日本列島。コロナとの「戦い」「そこにある暮らし」はまさに長期化の様相を呈してきました。
日本では人数制限付きながら球場でもプロ野球観戦が楽しめますが、その際もコロナ防止のため欠かせないのがマスク。
各球団は収益貢献も見込んでオリジナルデザインのマスク販売に乗り出しています。では現在、球団マスク販売しているチームにはどんなところがあるのでしょうか。海外のMLB版も含めて、それぞれの値段やデザインを調べてみました。(出典:各球団サイト、スポーツメディア等)
球団マスク販売しているところや値段は?
コロナ時代を生きるのに必須なもののトップがマスク。今や感染防止グッズであると同時に、ファッションアイテムにもなっている感があります。
プロ野球12球団やMLB30球団も早速、ファンへの感染防止啓蒙と収益も当て込んでか、球団マスク販売に乗り出しているようです。その販売状況やお値段はどうなのか、調べてみました。
まず結論から言うと、球団マスク販売の公式グッズは「品切れ」がほとんどで、入手は非常に困難なのが現状です!もともと、プロ野球各球団の公式グッズはファンを中心に売れ行きがよく、レアな商品や売れ筋はすぐに完売してしまいます。
生活必需品で、とりわけ季節的に「冷感素材」などの需要が高いマスクは中でも筆頭格。各球団では事前に受注受付をしたり、数量限定や1人当たりの購入点数に制限を設けたりするケースもあり、あっという間に売り切れている模様。根気強く小まめに公式サイトでチェックするか、ネットオークションなどで取り寄せるしか手段がないといえそうです。
【野球】プロ野球の新しい観戦様式!? 各球団の公式「マスク」をチェックしてみた⚾https://t.co/GQ6KHywPiI
各球団の公式オンラインショップをチェックすると、マウスカバーやマスクカバー、冷感マスク、高性能マスク、果てはプロレス用マスクまで…実に多様だhttps://t.co/GQ6KHywPiI
— エキサイトニュース (@ExciteJapan) July 9, 2020
個人的に一番かっこいいデザインはここ!
野球ファン、そして各球団の熱狂的ファンならなおさら手に入れたい球団マスク。値段も普通の市販布マスクと変わらないようですが、ただしプロ野球球団マスク販売は「限定的」なため、入手が困難という〝ハードル〟が難点です。
買えるかどうかは別にして、これまでに各チームが売り出した球団マスクの中で特徴的なものや、筆者独断で「なかなかカッコイイデザイン!」だと思うものをいくつかご紹介しましょう。
■西武ライオンズ
シンプルにデザインの面で「結構イイな」と思われるのが、西武ライオンズのマスクカバー。公式サイトによると、球団共通デザインの商品は6種類。球団カラーの濃いネイビー地にLionsの白いロゴがあしらわれたもの、白地にLのロゴがついたものなどで、「西武ファン」ならずとも使い勝手がよさそう。
子供用も用意されていますが、ただし残念ながら8日現在はすべて「入荷待ち」「予約終了」などの表示になっています。
■中日ドラゴンズ
中日が限定販売したのが、公式ユニホームとも相性抜群のドラゴンズブルーカラーに球団ロゴを配置したシンプルなデザインのマスク。空色のブルー一色がなかなかにおしゃれで、かなりな売れ行きだったようです。
■日本ハムファイターズ
日ハムマスクはこだわりの品。以前限定販売したのが「100%北海道」をテーマにした「100%北海道ナノファブリックマスク」です。地元企業製の肌触り柔らかな高性能素材ナノファブリックを使用。栗山英樹監督と全選手デザインに加え、北海道の植物や花、自然、動物などをモチーフにした北欧風のテキスタイルマスクもそろえたのが特徴でした。
■MLBホワイトソックス、ヤンキース
MLBは30球団それぞれの種類がありまさによりどりみどりですが、筆者オススメなのはホワイトソックスの黒地マスクや、おなじみNYヤンキースのロゴ入り商品でしょうか。
PSA: Wear your mask — @dmendick01 does! 😷 #WhiteSox pic.twitter.com/sYXd5yK6P5
— Billy Heyen (@BillyHeyen) July 30, 2020
↓(おまけ)審判はNPBロゴ入り黒地マスクを着用!非売品だろうけどこれはこれで格好いいかも?
【プロ野球練習試合】
2020年6月5日 東京ドーム
読売ジャイアンツ×ヤクルトスワローズ
NPBマークの入ったマスク#プロ野球 #NPB #マスク pic.twitter.com/oj1piard3S— 東スポ 写真部 (@tospophoto) June 5, 2020
球団マスクに関するネットの反応
- 赤いマスクいいなぁー。あ!もしかしてグッズにある?
- プロ野球選手がしてるマスクはユニフォームと色を合わせてるからカッコイイよね
- 野球場のチケットよりグッズのマスクの方がサーバーに負担の掛かる我らのドラゴンズさん
- 球団マスクそんなに人気あるの??
- カープは選手にも統一したマスク調達してやれや。他球団は涼しそうなの結構統一しとるやん。ほんま銭使わん球団じゃのう
出典:twitter
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
- NPBで球団販売の公式マスクが人気。12球団それぞれのデザインが特徴的
- 値段は1000~3000円程度だが限定・予約販売などがほとんどで即完売状態
- MLBも30球団よりどりのデザインマスク。お勧めは西武や中日、日ハムなど
NPBの試合は一部観客入りで行われていますが、コロナ拡大がより深刻な米国ではMLBはいまだ無観客。延期が長期化する間、MLBの公式ユニホームを提供するファナティクス社は、ユニフォーム製造をいったんストップ。医療関係者向けにユニホーム生地でマスクを生産し、製造費用300万ドルを負担して無償で提供したそうです。
アメリカ野球、メジャーリーグのユニフォームを製造する会社が、マスクや医療用ガウンの製造に移行。まさに、「戦時」生産体制だ。 https://t.co/J6ikboCu8K
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) March 29, 2020
開幕後も一部選手らの感染が収まらず、シーズンに暗い影を落とすMLB。結局は観客なしのまま終了を迎えるのでしょうか…。