「キングダム」の前回は魏の井蘭車が城攻めを開始して什虎城ももうすぐ門が開きそうです。
一方、寿胡王は満羽が不調で城まで戻る指示を出しますが、その途中に騰が突入してきました。
さあ659話ではどうなるのでしょうか?ということで、さっそく659話の内容を予想&考察してみます!
キングダム659話のネタバレ確定速報!
「キングダム」の前回は満羽が蒙武を圧倒、呉鳳明には将軍・龍笵が援軍に駆けつけ千斗雲と対峙、そして什虎城には魏の井蘭車が多数押しかけ、城攻めを始めようとしてます。さあ658話ではどうなるのでしょうか?ということで、さっそく636話の内[…]
キングダム659話ネタバレ確定「寿胡王、敗れる!」
前回、城に戻る途中に突入してきた騰にやられる寸前でした。
一瞬、寿胡王と騰の視線が交錯します。騰は剣を下ろすのか、否や・・・。
その後の結末が描かれることなくしばらく話が進行します。
さて場面は変わり、戦場では騰軍が楚軍本陣を急襲して陥落させ、大きな旗を立てました。
それを見て秦軍本陣の蒙毅、魏の呉鳳明も戦局を知り、勝ちどきを上げます。
秦軍も楚軍も戦場にいる兵は全体の戦局を掴むことはできないので、旗が立てられているのを見て秦軍は勝利を、楚軍は愕然とするのでした。
これにて魏秦軍の、呉鳳明の秦軍を主攻にして魏軍が助攻にする戦略が当たり、鮮やかな勝利を治めることができました。
ただし!
什虎軍には満羽、千斗雲、玄右の3将が残ってるため、騰も呉鳳明も警戒を解いていません。
しかし3名とも部下からは続行の声が上がるものの、大人しく全軍撤退を決めます。
千斗雲は
「あーあ、また生き残っちまったよ」
そう言い残して去ります。では満羽は?
前回、蒙武にぶっ倒されて馬から落ちましたが、また馬に乗ります。そして、
「お前にはまだ話すことがある。故に次に会う時までそのままでいろ」
そう言い残して去るのでした。
そうして3将が去ることで秦軍の本陣も本当に勝ったことを確信します。
喜ぶ同僚に対し、蒙毅だけは
「まだです!我々はこれから什虎城を落とす必要が・・・」
そう言ったときに急報が届きます。なんと・・・
「魏軍の別働隊が什虎城を攻めていた模様。その別働隊が什虎城を陥落させたとの報告が!」
これには蒙毅もびっくり。
一方、呉鳳明は部下から「不落の什虎に対して完勝。お見事です」そう言われるものの、
「…」
まだ警戒を解いてない様子。それは部下の龍笵らも同様です。まだ何か起こりそうな気配。
キングダム659話ネタバレ確定「騰軍にはあの男が・・・」
場面は変わり、騰軍。録嗚未が戻ってきました。
勝ったものの、騰軍からすると秦魏同盟のいいとこ取りの強行軍だった。だから心からの勝利とは喜べない様子。
騰も呉鳳明の策がなければどうなっていたことか分からぬと言っています。
すると録嗚未が何かに気づきます。
「ん?そいつが寿胡王という軍師か?何で生かしてる?」
なんと、寿胡王は生きてました。
騰によると誰からかまわず殺めたりはしない。特に抵抗する様子もなかったから、そう言っていますが、実際は
「この男にはまだ聞きたいことがある」
録嗚未が何を聞きたいのか騰に聞くと騰は
「什虎の秘密だ。この什虎軍は楚軍とは毛並みが違いすぎる。全く違う何かがある。」
すると寿胡王が
「だから話してやるからさっさと蒙武を呼んでこいと言ってるだろうが」
なぜ蒙武を呼ぶのか不思議がる録嗚未に寿胡王は
「そうだ、特に蒙武は什虎の…満羽の話を聞く必要がある」
キングダム659話の感想と考察
何でしょうね?満羽の話って。
満羽は去り際に「次会う日まで背負ってるものを失くしていないことを願うぞ、蒙武」と言い残して生きました。
つまり言い換えると、自分は背負っているものを失くした。死に場所を求めてるってことでしょうか?
今回、3将は余力を残したまま去っていきましたが、要は死力を尽くして戦う相手を求めていたけど、自分たちが強すぎて今まで強敵らしい強敵がいなかった。
そして初めて蒙武という男がやってきたので、満羽もこいつなら・・・と思っているのでしょう。
寿胡王の話というのも、何となく想像はつきます。
かつては大将軍とかでいろいろ背負っていたが、不合理な運命に翻弄されて全てを失い絶望したきたとかそんなものでしょう。
キングダムは什虎軍との戦いが始まってからずっと、そういうのを匂わせてきましたからね。
もうそろそろスッキリさせてほしいものですね。
ちなみに次号は休載です。モヤモヤするねぇ。。。