派手な演出があるわけではないけど、緻密なストーリーと俳優さんたちの演技力でグイグイ引き込まれてしまうイギリスのドラマ。
イギリス英語も耳に心地よかったりしませんか。
今回は、2020年最新版としてイギリスの刑事・サスペンスドラマを勝手にランキングにしてみました。
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- 1 20位:ニュー・ブラッド 新米捜査官の事件ファイル
- 2 19位:主任警部アラン・バンクス
- 3 18位:MAD DOG
- 4 17位:女医フォスター/夫の情事、私の決断
- 5 16位:ケース・センシティブ 静かなる殺人
- 6 15位:リッパー・ストリート
- 7 14位:ホワイトチャペル 終わりなき殺意
- 8 13位:SILK 王室弁護士マーサ・コステロ
- 9 12位:病理医クワーク
- 10 11位:女刑事マーチェラ
- 11 10位:STATE OF PLAY/ステート・オブ・プレイ
- 12 9位:ハッピー・バレー 復讐の町
- 13 8位:埋もれる殺意
- 14 7位:刑事ヴァランダー
- 15 6位:13 サーティーン/誘拐事件ファイル
- 16 5位:キリング・イヴ
- 17 4位:ボディ・ガード
- 18 3位:刑事ジョン・ルーサー
- 19 2位:ライン・オブ・デューティ
- 20 1位:SHERLOCK シャーロック
20位:ニュー・ブラッド 新米捜査官の事件ファイル
ロンドンでキャリアを築く、ポーランド系の若い潜入捜査官とイラン系の新米刑事の凸凹コンビ2人は、それぞれ異なるルートで一つの事件にたどり着き、協力して捜査に挑むが、そこには巨大な陰謀と危険が待ち構えていた…。
19位:主任警部アラン・バンクス
英国警察で主任警部をしている主人公バンクスは、事件の被害者を思いやるあまり、時に暴走することもある人間味豊かな人物。
そんな彼が全力で凶悪犯罪の捜査に挑んでいくさまをスリリングに描いています。
18位:MAD DOG
絶景の島を舞台にして惨たらしい殺人が発生しますが、時折コメディ的な要素も散りばめられています。
英国ドラマらしい緻密なシナリオが見る者を引き付け、どんなピンチに陥っても、彼らが時折見せるブラックユーモアに笑ってしまいます。
アメリカで「マッド・ドッグス」としてリメイクされました。
17位:女医フォスター/夫の情事、私の決断
イギリスのことわざ「さげすまれた女の恨みほど怖いものはない」をそのまま映像化したような復讐劇。
冒頭の幸せムードから一転、妻の恨みが夫に炸裂する。
裏切りの代償の大きさに震える、浮気男への処方箋的ドラマです。
16位:ケース・センシティブ 静かなる殺人
イギリスの人気ミステリー小説を完全映像化したミステリードラマ
英国の郊外にある平和な町、レークウッドで発見された母娘の遺体を巡り、捜査にあたる地元警察の女性巡査部長チャーリーと、巡査サイモンが互いに衝突しながらも複雑に歪んだ事件の真相を突き詰めていきます。
15位:リッパー・ストリート
連続殺人鬼・切り裂きジャックに怯える19世紀ロンドンが舞台のミステリードラマ。
切り裂きジャック事件を追った実在の刑事がモデルとなったフレッド・アバーライン、エドムンド・リードらがストーリーに登場する。
世界中で知らない人はいない未解決事件”切り裂きジャック”のエッセンスを巧みに織り交ぜながら、巧妙に練られたストーリーも魅力の一つです。
14位:ホワイトチャペル 終わりなき殺意
ロンドンを舞台に、切り裂きジャックといった歴史的犯罪者の手口を模倣した事件を捜査する刑事たちが、難事件に挑む本格犯罪ミステリードラマ。
初めて殺人事件捜査を指揮するエリート幹部候補のジョー・チャンドラー警部補は、うまく捜査チームをまとめ、犯人を捕らえることができるのか?!
13位:SILK 王室弁護士マーサ・コステロ
英国法曹界で繰り広げられるリアルな内情を描き出した法廷ドラマ
弁護士マーサは、依頼人の権利のため常に全身全霊で法廷に挑んできた。
強い信念を貫く彼女であったが、強靭な弁護士の顔とは別に、孤独で弱い一面も併せ持っていた。
クライヴと王室顧問弁護士「シルク」の座を競い合うが、同時に彼と男女の関係に陥った彼女には、気が休まる時がなかった。
12位:病理医クワーク
1950年のアイルランド・ダブリンを舞台に、死体安置所で働く病理学者クワークが、悲惨な死を迎えた遺体の死因や背景を探っていく。
クワークは、捜査を進めるなかで、自分自身の過去とも向きあうことになる。
映画「ユージュアル・サスペクツ」のガブリエル・バーンが主演の重厚なミステリードラマです。
11位:女刑事マーチェラ
結婚生活の破綻、悲劇的な喪失、記憶の欠落、そして母としても苦労が絶えない女刑事マーチェラ。
そんな逆境にも関わらず、特技の殺人犯逮捕の勘だけは、鈍ることがない。
冒頭のシーンで釘付けにされます。
マーチェラに一体何が起こったのか…?!
マーチェラの自分中心の性格についていけないかも…とシーズン1途中で断念しそうになりますが、シーズン2では、マーチェラ大丈夫…?と心配になってきて、続きが見たくなるドラマです。
マーチェラ役の女優アンナ・フリエルは、女優部門で国際エミー賞を受賞しました。
10位:STATE OF PLAY/ステート・オブ・プレイ
新聞記者が陰謀渦巻く事件の真相を暴く大ヒットサスペンス!
イギリス下院議員スティーブン・コリンズのもとに、愛人ソニアが自殺したという報告が入る。
さらにその同日、黒人少年の射殺事件が発生、スティーブンの旧友で新聞記者のカルは真相を追う中で、ふたつの事件が関連していることに気がつくが…。
英国アカデミー賞を受賞し、アメリカでは「消されたヘッドライン」として映画化もされました。
9位:ハッピー・バレー 復讐の町
イギリスのドラマって、独特の空気感がありますよね。
晴れた日があまりないからなのか、空の色がどんよりしていて、それがドラマに重厚な雰囲気を与えています。
「Happy Valley/ハッピー・バレー復讐の町」は、まさにそんな空の下、繰り広げられるクライムサスペンスドラマ。
イギリスの北部に位置するハッピー・バレーが舞台で、主人公は、巡査部長のキャサリン・ケイウッド。
キャサリンは、レイプによって妊娠した娘が出産後に自殺したのをきっかけに離婚し、今は元薬物中毒の妹と同居して、娘が遺した子供を育てています。
娘をレイプした容疑者トミー・リー・ロイスは、レイプでは裁かれず別の罪での刑期を終えて町に戻ってくる。
一方、会計士のケビンは、社長のネビソンへの不満からブチギレてしまい、ネビソンの娘の誘拐を企てるが…。
このキャサリン演じるサラ・ランカシャーが、中年女性を上手く体現していて、すごくリアルで惹きつけられます。
全然、誰もどこもハッピーじゃないのに、ハッピー・バレーという町名が切ない…、1シーズン全6話の英国刑事ドラマです。
8位:埋もれる殺意
舞台はイギリスのロンドン。
取り残された建物の地下室から白骨死体が発見され、警部のキャシーと巡査部長のサニーが捜査にあたり、39年前の未解決事件に突き当たる。
容疑者の抱える秘密、それを守ろうとする行為が緊迫感与え、秘密を知った家族や周囲の人たちはそれらを受け入れることができるのか…。
未解決事件を追うクライム・サスペンスドラマです。
7位:刑事ヴァランダー
スウェーデンの人気作家ヘニング・マンケルの小説が原作の警察ミステリー。
イギリスの名優ケネス・ブラナーが、刑事ヴァランダーの思慮深く人間臭いキャラクターを見事に演じています。
ドラマの舞台となる北欧スウェーデンなどの美しい景色を見るのも楽しみのひとつです。
6位:13 サーティーン/誘拐事件ファイル
13歳の時に誘拐され、13年間も監禁された少女アイビーをめぐるサイコロジカル・ドラマ!
自力で脱出したアイビーは、両親と妹の前に姿を現す。
精神的には誘拐された当時の13歳のままのアイビーは、時を経て変わってしまった環境に順応しようと苦悩する…
主演はイギリスの若手女優ジョディ・カマー、日本でも桜庭ななみ主演でリメイクされます。
5位:キリング・イヴ
イギリスドラマ「フリーバッグ」で製作・脚本・主演を務めたフィービー・ウォーラー=ブリッジが手掛けた、追う女(捜査官)と追われる女(暗殺者)のスリリングな攻防を描いたスタイリッシュサスペンスドラマ。
イギリス保安局で働くイヴ(サンドラ・オー)は、安定した職、優しい夫に恵まれながらも人生に物足りなさを感じていた。
ある日、違法捜査が原因で仕事をクビになったイヴだったが、その行動力と鋭い推理力を買われ、MI6でとある暗殺者(ジョディ・カマー)を極秘裏に捜査することになり…。
サイコパスな美しき暗殺者(ジョディ・カマー)とMI6捜査官(サンドラ・オー)の駆け引きが絶妙です。
4位:ボディ・ガード
退役軍人の警察官デイビッド・バッドは電車内での自爆テロ攻撃を阻止した功績を評価され、女性閣僚ジュリア・モンテギューの警護を任命される。
デイビッドは、次第に彼女の政治姿勢に反感を抱き始める。
「ゲーム・オブ・スローンズ」のロブ・スターク役、ディズニー実写映画「シンデレラ」の王子役のリチャード・マッデンが主演を務めています。
3位:刑事ジョン・ルーサー
イギリスでは高視聴率を獲得した重厚なイギリスの刑事ドラマ
才気あふれる凄腕のジョン・ルーサーは、深い洞察力や捜査能力で警察署内でも一目置かれるが、心に闇を抱えていた。
高い捜査力を持ちながらも精神的に不安定な面を持つルーサーと、完全犯罪者のアリス、互いを標的にしたふたりの心理戦は見ものです。
2位:ライン・オブ・デューティ
警察内部で起こった不正を捜査する汚職特捜班AC-12が、汚職警官に立ち向かうイギリスのサスペンスドラマ
イギリステレビ放送局の最高視聴率を塗り替えた絶大な人気の大ヒットドラマで、汚職警官を追い詰めていく多彩な手法、緊迫感に満ちた尋問シーン、心理戦の応酬がスリリング。
登場人物に華はないんですが、1話目から惹きつけられるドラマでシーズンを重ねるごとに面白くなってきます。
逆にみんな地味だから、話に現実味があるように思えてくるかも?!
何より出演陣の確かな演技力が、綿密なストーリーにより厚みを与えていて、グイグイ惹きつけられます。
ただ、主人公アーノットが、どうしてそこまでモテるのかが不思議でしょうがなくなりますが…。
そしてなんと言っても、シーズン2に登場するリンジー・デントン巡査部長のキャラは必見!
同僚にあんなことされたら、心が折れてしまう…、とても乗り越えられない…と思える逆境に何度も立たされますが、凄まじい執念で負けないんです、リンジーは!(*_*)!
イギリスの警察内部ってこんなに汚職が多いの?!と思ってしまいますが、続きが見たくなるイッキ見覚悟のドラマです。
1位:SHERLOCK シャーロック
名探偵シャーロック・ホームズが21世紀のロンドンに復活!
イギリスのアカデミー賞を受賞し、アメリカのエミー賞にもノミネートされたシャーロックの見どころは、スマートフォンを駆使し、類まれな推理力で次々に事件を解決していくストーリーテンポの良さ、スタイリッシュな映像!
そしてシャーロック(ベネディクト・カンバーバッチ)と相棒ワトソン(マーティン・フリーマン)の息の合ったやり取りにどんどん引き込まれていきます。
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今回は、イギリス英語も何だかクセになっちゃうし、特有の天候がドラマに深みを与えていてストーリーもかえってリアルに感じるイギリスのドラマについて紹介してきました。気になるものはありましたか?
他にも紹介したい作品がたくさんありましたが、涙をのんで厳選しました。
この記事を参考に海外ドラマを楽しんでいただけると嬉しいです。
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