イクメンになるには?偽イクメンになってる可能性も!?

おたくの旦那さんはイクメンで羨ましいわ~
井戸端会議している奥様方たちから聞こえてきそうな会話。

「そんなことないですよ~フフフ」
一見、謙遜している風ですが、内心は本当に
うちの旦那がイクメン?!冗談じゃない!あんなもの偽イクメンよ!
なんて思われてたりするかもしれません。

世の中の女性は、イクメン気取りしている夫につい物申したくなることがあるようです。

実はほとんどの男性がなりがちな偽イクメンとはどういう人のことなのでしょうか。
そして真のイクメンとは一体どういう人のことなのでしょうか。

今回は、イクメン、偽イクメンについてご紹介いたします。

偽イクメンの行動一覧

一緒に育児をしてくれてるのは嬉しいけど、それだけのことでイクメン面されても困る!
そんなママたちの声を集めました。
こんな行動していたら偽イクメンかも?!

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週、数回のお風呂でイクメン面

「今日は俺がお風呂いれてやるかな~」
なんて、こっちは毎日なんですけど!?
たった週に2.3回お風呂に入れるだけでイクメン面するのはやめて!

一緒に寝るだけでイクメン面

休日の昼間に、「俺が面倒みてるからゆっくりしなよ~」なんて嬉しい事言ってくれると思ったら、ソファで一緒に寝てるだけ!?
一緒にお昼寝するだけでイクメン面するのはやめて!

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SNS発信するだけでイクメン面

SNSで子供の写真を上げたり、今日は息子と2人でおでかけ~なんてブログで書いたりするもんだから、ネット上ではイクメン扱い!
お前がSNSに熱中してる間、だれが子供の面倒みてると思ってんだ!
SNS発信するだけでイクメン面するのはやめて!

わからない事はすべてママに丸投げ

旦那は子供とよく一緒にいてくれるが、常にママも一緒。
子供と一緒にいる時間が長いからイクメンだと思ってる?!

子供が泣くとママにバトンタッチ、俺は朝早いからと夜泣きはママに、離乳食はわからないからって毎回作るのはママ・・・
私がいないと何もできないのにイクメン面するのはやめて!

真のイクメンとは?

ここまで偽イクメンの行動をご紹介してきましたが、真のイクメンとはどのような方なのでしょうか。
ここでは、真のイクメンになるための心得をご紹介します。

自らイクメンと名乗らない

真のイクメンは、自分で自分のことをイクメンとは言いません。なぜなら、育児は夫婦二人で行うものだと認識しているからです。子供を育てることは当たり前。だからイクメンなどという言葉に執着がないのです。

仕事も家庭も両立させる

「明日仕事で早いからお前が寝かしつけろよ・・・」
「子供が熱出した?俺は仕事があるからお前がなんとかしろよ」
「子供の遠足?行けるわけないだろ、お前が行けよ」

真のイクメンなら絶対言いません。
奥さんとちゃんと話合って、どういう対応をするか決めるべきです。
仕事も家庭も上手に両立するのが真のイクメン。
自分の都合だけ押し付けてママに丸投げでは真のイクメンとは言えません。

当たり前を当たり前と思わない

真のイクメンは、男が育児をするのも当たり前のことだと理解しているといいました。
ただし、毎日子育てをしているママにちゃんと共感することも大事です。

俺たちは親なんだから当たり前で片づけるのではなく、ママに対して
「大人用のご飯を作りながら離乳食も作ってママはすごい!」
「オムツ替えてくれたんだね、ありがとう!」


と育児の大変さを共感しつつ感謝も伝えましょう。
育児も大事ですが、ママも笑顔にできるのが真のイクメンです。

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いかがでしたでしょうか。
イクメンという言葉も世間一般になってきました。

それでも、男性の育休などはまだ世間から当たり前という風潮にはなっていないように感じます。
早く、世間的にも男性が育児に参加しやすい風潮や制度が当たり前になるといいですよね。

子育ては時代によって違う?30年前と現在の時代背景と育児を比較

30年前に私が子育てをしていた頃も働きながら子育てをしていた女性はいましたが、今のように時短とかイクメン休暇などもない時代なので、女性がほとんど一人で仕事も育児も家事も頑張っていたと記憶しています。
平日は保育施設に子どもを預けに行くのも迎えに行くのも母親がほとんどで、父親は仕事だけをし、休日は「家族サービス」などという言葉があったように、家族のためにどこかに連れて行ったり、家事や育児を手伝っていたという家庭がほとんどでした。

そんな今と昔、子育て自体にも違いが出てきています。自分が育児をしていた頃と、孫を育てる子どもたちの様子も交えながら、どのような違いがあるのかを紹介します。

30年前と今と大きく違う社会情勢

時代は流れています。
30年前にはインターネットなんて普及していませんでした。
企業ではコンピューターを使っていたとしても、各家庭で使っているようなところはほとんどありませんでした。
携帯電話も1985年に誕生はしていましたが、個人が持つのはもっと後のことです。メールも、1997年にドコモが始めるまでありませんでした。
携帯電話が普及してきたとしても、まずは電話とメールが主で、ブログやインスタを見たり配信したり、ネットで情報を調べるなんていうのは平成15年にパケット定額サービスが提供されるようになってからです。

つまり、30年前にはスマホやPCで育児の情報を得ることはできず、情報源は育児本か同じ子育て世代の友人・知人、親世代の人からの情報でした。

おむつ事情も変わっています。36年前に初めて育児を経験した時には、まだ布おむつが主流だったのです。パンパースという紙おむつも売っていましたが、高価で毎日使うにはもったいないという人が多くてまだ多くの人が紙おむつを使っていました。
それから2年3年と時が過ぎ、4人目を出産した28年前には紙おむつも安くなり日常的に使う人も多くなっていました。自分も4人目と、年子で生まれた5人目は紙おむつで育てたと記憶しています。

布おむつの時は、便はトイレでいったん流してからおしっこでぬれたおむつと一緒にバケツに漬けて置き、後でまとめて汚れを洗い流してから洗濯機で洗濯をして干し、乾いたらまたすぐに使えるようにたたんで置くという作業を繰り返していました。しかし紙おむつになれば、その作業をしなくて良くなったのでとても便利になりました。

現在は、いつも身近にわからないことを調べることができるツールがあります。
おむつは、紙おむつで専用のおしりふきもあります。
育児用品も様々な便利なものが販売されていて、離乳食つくりの便利グッズも電動の鼻吸い器など簡単に使えるグッズもたくさん販売されています。

しかしママ友との付き合いも昔に比べて大変そうに感じます。公園でせっかくママ友ができても子どもが1歳になると仕事に復帰して保育園に行ったり、そもそも公園にくる親子が少なくて、同じ境遇の友達に出会うことも難しいかもしれません。

自分が育児をしている頃は近所の公園に就園前の親子が集まり、現在で言う「ママ友」にも出会いやすかったので、子育ての悩みを共有したり相談することもできました。
しかし今の子育て世代は、ママ友と出会うチャンスが少なくて、一人で育児に奮闘しているという人も多いでしょう。
それに仕事をしているママは、パパと一緒に育児や家事をするとは言え、やはり大忙しです。

ここで一度、30年以上前と現在の時代背景をまとめてみましょう・

《30年前》

  • インターネットがなく情報源は育児本かママ友か親世代の人
  • 紙おむつが普及していなくて布おむつが主流
  • 公園などに親子が集まり、交流があった

《現在》

  • ネットですぐに情報が得られる
  • 紙おむつや育児の便利グッズが多い
  • 働くママも多く、ママ友と出会いにくい

30年前も今も変わらないところ

今も昔も変わらないのは「子ども」です。

生まれてからの成長過程は、昔も今も変わりません。
新生児のうちはおっぱいまたはミルクを飲んだらげっぷをさせて寝かせ、排せつをしたらおむつを替えることを繰り返す日々です。夜中も3時間おきぐらいに起き、昼夜構わず泣くのですが、新人ママには泣いている理由がわからない時も多いです。抱っこで寝たと思ったら布団に置くとまた「ギャー」と泣き出し、「なんで~」とママは疲れがたまります。

やっと生活リズムが出てきて夜は寝るようになり安心したら次は離乳食の準備をしなければいけない、子どもが動き出したら目が離せない、夜泣きや人見知りも始まる、なかなか歩き出さない、しゃべるのが遅い、イヤイヤばかり言ってどうすればよいかわからない・・と悩みは尽きません。

特に一人目の子育てではたくさんの悩みがつきものです。しかし成長の喜びもあります。昨日は持てなかったおもちゃを今日は握ることができたとか寝返りができた、ママと言えた、離乳食を全部食べてくれた、など毎日のように新しい発見や喜びもあります。

そんな子供の成長とママたちの悩みや喜びは、今も昔も変わりません。

子どもは変わらないのに、なぜ育児方法が変わるのか

子供の成長は昔も今も変わらないのに、昔は「抱っこ癖がつくから抱っこばかりしない方が良い」ということだったのに、「抱っこをたくさんしてあげて」といわれるようになったり、昔は生後1か月くらいから白湯やリンゴの汁などを与えていましたが、今では「白湯やジュースは不要」といわれます。
また昔はうつ伏せを推奨していたのに今はしてはいけないといわれたり、自立が遅れるとか虫歯を懸念して「断乳は1歳まで」といわれていたのが、今では「赤ちゃんが自分から辞めるまで」といわれています。

しかし実際、我が家の子どもが小さい時、抱っこ癖が付くからしない方が良いといわれていましたが、抱っこをしないと泣くのでよく抱っこしていました。それで抱っこ癖が付いていたかもしれませんが、抱っこなんて大きくなれば要求しなくなります。
それより抱っこをすることで心が満たされた方が、逆に安心して自立していくのです。

このようになぜ時代とともに、言われることが変わっていくのでしょうか。
それは医学の進歩や様々な研究がされているからです。
しかし、今も健康のために、「○○を食べる方がいい」といわれていたかと思えば、「○○はあまり食べない方が良い」などとコロコロと変わっていきますよね。
それと同じなのではないでしょうか。
ということは、今後もまた変わるかもしれませんね。

だから情報に振り回されるより、子どもの様子をしっかり観察して、自分と子どもに合った育児をすることが勧められるのです。

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