現在の日本代表が弱すぎて萎えてきた。ドーハの悲劇前から見ているが、ここまで期待が持てない代表は見たことがない…。
サッカー協会、監督、選手。全てに原因があるだろうが、今回は【世代交代】という側面から日本サッカー低迷の原因を考えてみた。
まず、過去5大会のW杯に出場したメンバーと五輪の関係から。
過去5大会のW杯と五輪
【表の補足】
・出場メンバーの順番は背番号順
・年齢や所属クラブは大会時の
・五輪は予選含まず本戦に出場したかどうか
1998年 フランスW杯
結果:グループリーグ敗退
[グループリーグ]
●0-1アルゼンチン
●0-1クロアチア
●1-2ジャマイカ(得:中山雅史)
大会直前にカズの落選が話題に。初戦は強豪アルゼンチンに0−1で敗戦。二戦目は大会得点王となったシュケルのゴールによってまたも0−1の敗戦。ジャマイカなら勝てるだろうと楽観視していた最終戦も1−2で敗戦と3戦全敗に終わった。帰国の際、空港で城彰二が心ないファンに水をかけられたことも話題に。
出場メンバー
Pos. | 選手名 | 年齢 | 所属クラブ | 五輪 |
---|---|---|---|---|
GK | 小島伸幸 | 32歳 | ベルマーレ平塚 | |
DF | 名良橋晃 | 26歳 | 鹿島アントラーズ | |
DF | 相馬直樹 | 26歳 | 鹿島アントラーズ | |
DF | 井原正巳 | 30歳 | 横浜マリノス | |
DF | 小村徳男 | 28歳 | 横浜マリノス | |
MF | 山口素弘 | 29歳 | 横浜フリューゲルス | |
MF | 伊東輝悦 | 23歳 | 清水エスパルス | アトランタ |
MF | 中田英寿 | 21歳 | ベルマーレ平塚 | アトランタ/シドニー |
FW | 中山雅史 | 30歳 | ジュビロ磐田 | |
MF | 名波浩 | 25歳 | ジュビロ磐田 | |
MF | 小野伸二 | 18歳 | 浦和レッドダイヤモンズ | |
FW | 呂比須ワグナー | 29歳 | ベルマーレ平塚 | |
MF | 服部年宏 | 24歳 | ジュビロ磐田 | アトランタ |
FW | 岡野雅行 | 25歳 | 浦和レッドダイヤモンズ | |
MF | 森島寛晃 | 26歳 | セレッソ大阪 | |
DF | 斉藤俊秀 | 25歳 | 清水エスパルス | |
DF | 秋田豊 | 27歳 | 鹿島アントラーズ | |
FW | 城彰二 | 22歳 | 横浜マリノス | アトランタ |
DF | 中西永輔 | 24歳 | ジェフユナイテッド市原 | |
GK | 川口能活 | 22歳 | 横浜マリノス | アトランタ |
GK | 楢崎正剛 | 22歳 | 横浜フリューゲルス | シドニー ※OA枠 |
MF | 平野孝 | 23歳 | 名古屋グランパスエイト |
メンバーについて
平均年齢:25.3歳
アトランタ五輪(1996年)出場メンバー:5人
マイアミの奇跡と呼ばれるアトランタ五輪で、ブラジル代表を破った日本代表からは5人選出で、その中の川口能活、中田英寿、城彰二はレギュラー。
2002年 日韓W杯
結果:ベスト16
[グループリーグ]
△2-2ベルギー(得:鈴木隆行、稲本潤一)
○1-0ロシア(得:稲本潤一)
○2-0チュニジア(得:森島寛晃、中田英寿)
[決勝トーナメント1回戦]
●0-1トルコ
自国開催の大会は初づくし。初勝ち点、初勝利、初のグループリーグ突破。家に帰ればW杯を見たりウイイレしたり、外ではW杯の話をしてというサッカー三昧生活は最高に楽しかった。当時ベッカムが無茶苦茶人気で日本代表以上に映してるんじゃ?という程。八百長疑惑もあったり、強豪国がどんどん姿を消していったけど、決勝はブラジル対ドイツという強豪同士に落ち着いた。試合はつまらかったけど。
このDVDもの凄く好き。
プールでのBBQシーンとか最高。
出場メンバー
Pos. | 選手名 | 年齢 | 所属クラブ | 五輪 |
---|---|---|---|---|
GK | 川口能活 | 26歳 | ポーツマス | アトランタ |
DF | 秋田豊 | 32歳 | 鹿島アントラーズ | |
DF | 松田直樹 | 24歳 | 横浜F・マリノス | アトランタ |
DF | 森岡隆三 | 26歳 | 清水エスパルス | シドニー ※OA枠 |
MF | 稲本潤一 | 22歳 | アーセナル | シドニー |
MF | 服部年宏 | 29歳 | ジュビロ磐田 | アトランタ |
MF | 中田英寿 | 25歳 | パルマ | アトランタ/シドニー |
MF | 森島寛晃 | 29歳 | セレッソ大阪 | |
FW | 西澤明訓 | 25歳 | セレッソ大阪 | |
FW | 中山雅史 | 34歳 | ジュビロ磐田 | |
FW | 鈴木隆行 | 25歳 | 鹿島アントラーズ | |
GK | 楢崎正剛 | 25歳 | 名古屋グランパスエイト | シドニー ※OA枠 |
FW | 柳沢敦 | 24歳 | 鹿島アントラーズ | シドニー |
MF | 三都主アレサンドロ | 25歳 | 清水エスパルス | |
MF | 福西崇史 | 25歳 | ジュビロ磐田 | |
DF | 中田浩二 | 22歳 | 鹿島アントラーズ | シドニー |
DF | 宮本恒靖 | 25歳 | ガンバ大阪 | シドニー |
MF | 小野伸二 | 22歳 | フェイエノールト | |
MF | 小笠原満男 | 23歳 | 鹿島アントラーズ | シドニー |
MF | 明神智和 | 23歳 | 柏レイソル | シドニー |
MF | 戸田和幸 | 25歳 | 清水エスパルス | |
MF | 市川大祐 | 22歳 | 清水エスパルス | |
GK | 曽ヶ端準 | 23歳 | 鹿島アントラーズ | アテネ ※OA枠 |
メンバーについて
平均年齢:25.3歳
アトランタ五輪(1996年)出場メンバー:4人
シドニー五輪(2000年)出場メンバー:9人
平均年齢はフランス大会と一緒だけど、試合に出ていた選手は若かった。当時代表監督だったフィリップ・トルシエは、代表、五輪、ユースの監督を務めていたこともあり、五輪代表とフル代表の差はほとんどない。
黄金世代がフル代表に食い込み、自国開催のW杯で躍進という絵に描いたような順風満帆さ。中心選手の年齢を考えると、次のドイツ大会は相当期待できるのは?と多くの方が思ったことだろう。
しかし・・・
2006年 ドイツW杯
結果:グループリーグ敗退
[グループリーグ]
●1-3オーストラリア(得:中村俊輔)
△0-0クロアチア
●1-4ブラジル(得:玉田圭司)
日韓大会に出場した選手の多くが選出されたことは予想通りだが、多くの選手が20代半ば以降、怪我や伸び悩みでキャリアの下り坂に。初戦のオーストラリア戦に終了間際に逆転されるという最悪のスタートで、最後はブラジルにフルボッコ…。
大会終了後には長年日本を引っ張ってきた中田英寿が29歳という若さで現役引退を決断。Jリーグ開幕以降、右肩上がり(だと思っていた)だった日本サッカーの成長曲線が止まっているのでは?ということを考えさせられた。
出場メンバー
Pos. | 選手名 | 年齢 | 所属クラブ | 五輪 |
---|---|---|---|---|
GK | 楢崎正剛 | 30歳 | 名古屋グランパスエイト | シドニー※OA枠 |
DF | 茂庭照幸 | 24歳 | FC東京 | |
DF | 駒野友一 | 24歳 | サンフレッチェ広島 | アテネ |
MF | 遠藤保仁 | 26歳 | ガンバ大阪 | |
DF | 宮本恒靖 | 29歳 | ガンバ大阪 | シドニー |
DF | 中田浩二 | 26歳 | バーゼル | シドニー |
MF | 中田英寿 | 29歳 | ボルトン | アトランタ/シドニー |
MF | 小笠原満男 | 27歳 | 鹿島アントラーズ | シドニー |
FW | 高原直泰 | 27歳 | ハンブルガーSV | シドニー |
MF | 中村俊輔 | 27歳 | セルティック | シドニー |
FW | 巻誠一郎 | 25歳 | ジェフユナイテッド千葉 | |
GK | 土肥洋一 | 32歳 | FC東京 | |
FW | 柳沢敦 | 29歳 | 鹿島アントラーズ | シドニー |
MF | 三都主アレサンドロ | 28歳 | 浦和レッズ | |
MF | 福西崇史 | 29歳 | ジュビロ磐田 | |
FW | 大黒将志 | 26歳 | グルノーブル | |
MF | 稲本潤一 | 26歳 | ウェスト・ブロムウィッチ | シドニー |
MF | 小野伸二 | 26歳 | 浦和レッズ | シドニー |
DF | 坪井慶介 | 26歳 | 浦和レッズ | |
FW | 玉田圭司 | 26歳 | 名古屋グランパスエイト | |
DF | 加地亮 | 26歳 | ガンバ大阪 | |
DF | 中澤佑二 | 28歳 | 横浜F・マリノス | シドニー |
GK | 川口能活 | 30歳 | ジュビロ磐田 | アトランタ |
メンバーについて
平均年齢:27.5歳
アトランタ五輪(1996年)出場メンバー:2人
シドニー五輪(2000年)出場メンバー:11人
アテネ五輪(2004年)出場メンバー:1人
2002年大会にも出場したシドニー組が多く選出。気になるのは直近のアテネ五輪経由で代表入りできたのは駒野友一のみということ。また、この頃から海外組と国内組という呼ばれ方をするようになる。当時の監督だったジーコが海外組重視の考えだったこともあり、最後までチームとしてまとまらなかった。
2010年 南アフリカW杯
結果:ベスト16
[グループリーグ]
○1-0カメルーン(得:本田圭佑)
●0-1オランダ
○3-1デンマーク(得:本田圭佑、遠藤保仁、岡崎慎司)
[決勝トーナメント1回戦]
★0-0(PK3-5)パラグアイ
2006年の大会が終わって以降、しばらく代表の試合は空席が目立つようになっていた。代表ブームの終わり、中田英寿の引退など理由は色々あったが、代表で空席は悲しかった。
そこに現れた救世主が本田圭佑。中田以来の強烈なキャラクターに加え、“持ってる”男っぷりを結果で示し始める。大会では1トップの位置に入って初戦の決勝ゴール、デンマーク戦でのブレ球フリーキックなど、2大会ぶりの決勝トーナメント進出に大きく貢献。
決勝トーナメント1回戦でパラグアイにPK負けしたものの、大会前のネガティブな空気を一掃してくれたことで、またも盛り上がるように。
出場メンバー
Pos. | 選手名 | 年齢 | 所属クラブ | 五輪 |
---|---|---|---|---|
GK | 楢崎正剛 | 34歳 | 名古屋グランパス | シドニー ※OA枠 |
MF | 阿部勇樹 | 28歳 | 浦和レッズ | アテネ |
DF | 駒野友一 | 28歳 | ジュビロ磐田 | アテネ |
DF | 田中マルクス闘莉王 | 29歳 | 名古屋グランパス | アテネ |
DF | 長友佑都 | 23歳 | FC東京 | 北京 |
DF | 内田篤人 | 22歳 | アントラーズ | 北京 |
MF | 遠藤保仁 | 30歳 | ガンバ大阪 | |
MF | 松井大輔 | 29歳 | グルノーブル | アテネ |
FW | 岡崎慎司 | 24歳 | 清水エスパルス | 北京 |
MF | 中村俊輔 | 31歳 | 横浜F・マリノス | シドニー |
FW | 玉田圭司 | 30歳 | 名古屋グランパス | |
FW | 矢野貴章 | 26歳 | アルビレックス新潟 | |
DF | 岩政大樹 | 28歳 | 鹿島アントラーズ | |
MF | 中村憲剛 | 29歳 | 川崎フロンターレ | |
DF | 今野泰幸 | 27歳 | FC東京 | アテネ |
FW | 大久保嘉人 | 28歳 | ヴィッセル神戸 | アテネ |
MF | 長谷部誠 | 26歳 | ヴォルフスブルク | |
MF | 本田圭佑 | 23歳 | CSKAモスクワ | 北京 |
FW | 森本貴幸 | 22歳 | カターニア | 北京 |
MF | 稲本潤一 | 30歳 | 川崎フロンターレ | シドニー |
GK | 川島永嗣 | 27歳 | 川崎フロンターレ | |
DF | 中澤佑二 | 32歳 | 横浜F・マリノス | シドニー |
GK | 川口能活 | 34歳 | ジュビロ磐田 | アトランタ |
メンバーについて
平均年齢:27.54歳
アトランタ五輪(1996年)出場メンバー:1人
シドニー五輪(2000年)出場メンバー:4人
アテネ五輪(2004年)出場メンバー:6人
北京五輪(2008年出場メンバー:5人
アトランタから北京まで4大会に出場した選手がバランスよく選ばれた。ドイツ大会では駒野だけだったアテネ組も6人に増え、直近の北京組も5人選出。パラグアイ戦に負けた後、PKを外して泣く駒野を抱きしめる松井大輔も一緒に涙を流しているシーンに感動したのを覚えている。
2014年 ブラジルW杯
結果:グループリーグ敗退
[グループリーグ]
●1-2コートジボワール(得:本田圭佑)
△0-0ギリシャ
●1-4コロンビア(得:岡崎慎司)
2010年で日本代表の顔になった本田圭佑はCSKAモスクワからACミラン、ドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した香川真司、チェゼーナから半年でインテルに移籍した長友佑都、シャルケで右サイドバックのレギュラーとなった内田篤人などの北京世代が欧州のビッグクラブに在籍するようになる。また4位となったロンドン五輪世代も融合し、今度こそ世界と五角以上に戦えるのでは?と期待されたザックジャパン。
しかし、初戦は逆転負け、2戦目は数的優位を活かせずドロー、最後はコロンビアにフルボッコ。状況は異なるが、2006年と同じ流れで大会を後にした。先述した北京世代はW杯1年前ぐらいから怪我や不調でチーム立ち上げ当初ほどの選手ではなくなり、ロンドン五輪世代は北京世代を脅かす程の存在ではなかったことも影響した。
出場メンバー
Pos. | 選手名 | 年齢 | 所属クラブ | 五輪 |
---|---|---|---|---|
GK | 川島永嗣 | 31歳 | スタンダール | |
DF | 内田篤人 | 26歳 | シャルケ | 北京 |
DF | 酒井高徳 | 23歳 | シュツットガルト | ロンドン |
FW | 本田圭佑 | 27歳 | ACミラン | 北京 |
DF | 長友佑都 | 27歳 | インテル | 北京 |
DF | 森重真人 | 27歳 | FC東京 | 北京 |
MF | 遠藤保仁 | 34歳 | ガンバ大阪 | |
FW | 清武弘嗣 | 24歳 | ニュルンベルク | ロンドン |
FW | 岡崎慎司 | 28歳 | マインツ | 北京 |
FW | 香川真司 | 25歳 | マンチェスターU | 北京 |
FW | 柿谷曜一朗 | 24歳 | セレッソ大阪 | |
GK | 西川周作 | 27歳 | 浦和レッズ | 北京 |
FW | 大久保嘉人 | 32歳 | 川崎フロンターレ | アテネ |
MF | 青山敏弘 | 28歳 | サンフレッチェ広島 | |
DF | 今野泰幸 | 31歳 | ガンバ大阪 | アテネ |
MF | 山口蛍 | 23歳 | セレッソ大阪 | ロンドン |
MF | 長谷部誠 | 30歳 | ニュルンベルク | |
FW | 大迫勇也 | 24歳 | 1860ミュンヘン | |
DF | 伊野波雅彦 | 28歳 | ジュビロ磐田 | |
FW | 齋藤学 | 24歳 | 横浜F・マリノス | ロンドン |
DF | 酒井宏樹 | 24歳 | ハノーファー | ロンドン |
DF | 吉田麻也 | 25歳 | サウサンプトン | 北京/ロンドン ※ロンドンはOA枠 |
GK | 権田修一 | 25歳 | FC東京 | ロンドン |
メンバーについて
平均年齢:26.8歳
アテネ五輪(2004年)出場メンバー:2人
北京五輪(2008年)出場メンバー:8人
ロンドン五輪(2012年)出場メンバー:7人
過去のどの大会よりも海外クラブが多く、チーム名だけ見ると『おおっ!?』となってしまうが、実際は2枚看板の本田と香川は出場機会に恵まれず、苦しい時期を過ごしていた。ロンドン五輪世代も海外に進出したものの、多くは残留争いをするようなチームなので評価が難しい。
世代によって開く実力差の原因は
注目すべきは2006年のドイツ大会から、2大会前の五輪組が一番多く選出されてること。
ドイツ→2大会前のシドニー組が最多選出(11人)
南アフリカ→2大会前のアテネ組が最多選出(6人)
ブラジル→2大会前の北京組が最多選出(8人)
となると、今回は2会前のロンドン組が最多選出?となるが、ロンドン組でメンバー入り濃厚な選手は酒井宏樹と山口蛍の2人だけ。
※吉田麻也はロンドン五輪に出たがオーバーエイジ
先日も招集された酒井高徳、宇佐美貴史、杉本健勇などが入れば、今回も2大会前のロンドン組が最多選出になりそうだが、今までに比べて中心選手が少なすぎる。
東京五輪世代が台頭するまで冬が続く
もう1つ興味深いデータがある。それは、五輪よりも前に出場する世界大会のFIFA U-20ワールドカップ。昨年韓国で行われた大会で実に5大会ぶりに出場した日本代表。成績以上に世代別の大会に出れたことは大きな経験となったはずだ。
昨年の前に出場したのは2007年と、10年前まで遡らなければならない。空白の期間に世界大会で戦うチャンスを逃した日本代表(候補含む)は以下の選手達。
権田修一、水沼宏太、柿谷曜一朗 、永井謙佑、原口元気 、酒井高徳、宇佐美貴史 、遠藤航 、杉本健勇、小林祐希、久保裕也、大島僚太 、植田直通、中村航輔、南野拓実、井手口陽介
上記に加えて当時選ばれなかった清武、大迫、柴崎などを含めると、ほぼ今の日本代表が出来上がる。各世代共に五輪には出れてるが、20歳前後で世界大会に出られなかったツケが回ってきているような気がしてならない。やはり育成は大事。
リオ五輪世代もU-20に出れてないので、期待したい世代は次の東京五輪世代。五輪の前に世界大会を経験し、堂安律など面白い存在もいる。
ロシアワールドカップはどうなのか?
まとめるまでもなく、今回のロシアワールドカップで日本代表は苦戦する。というより、3戦全敗という結果が待っているだろう。ただ、それは今の時点で。
過去5大会の結果を並べていくと、、
1998年→グループリーグ敗退
2002年→グループリーグ突破
2006年→グループリーグ敗退
2010年→グループリーグ突破
2014年→グループリーグ敗退
2018年→???
敗退→突破のループなので、今回は『グループリーグ突破』だろうと、、、、、、、と考えたい。
2010年W杯前も同じように批判された。
批判され続けた僕らは僅か2週間でヒーローになった。
みんな手のひらを返し、称賛した。
ピンチはチャンス。
厳しい状況で、一歩踏み出す勇気を持ったものだけがチャンスを掴む。— Yuto Nagatomo | 長友佑都 (@YutoNagatomo5) March 25, 2018
厳しいグループを突破してくれました!
これで、グループリーグ敗退→決勝トーナメント進出の繰り返しに成功。ただ、となると、2022年はグループリーグ敗退???