2018年3月8日:8話の感想と最終話のあらすじ追加
豪華キャストが顔を揃えた『BG~身辺警護人~』。出演者だけでなくゲストも豪華な作品。また、木村拓哉&江口洋介というありそうでなかった組み合わせにも注目だけど、結局石田ゆり子が出るから見るよね。ということで、放送日後に感想を書いていきます。
BG~身辺警護人~
イントロダクション
“BG=ボディーガード”
「武器を持たず、人を護る民間の警護人」2018年冬、木村拓哉があなたを護る!
命を左右する緊迫した状況に丸腰で立ち向かうボディーガードたち――
人間描写の名手・井上由美子氏が 男たちの熱く、泥臭い戦いの日々を鮮烈に、そしてリアルに描く… 共演には江口洋介、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗、石田ゆり子、そして上川隆也さまざまな人々の思惑が交錯する濃密な人間ドラマが誕生する!
キャスト
島崎章 (しまざき・あきら)…木村拓哉
民間の警備会社の身辺警護課所属。かつては敏腕のボディーガードとして働いていたが、ある出来事をきっかけに、工事現場の一警備員となっていた。しかし身辺警護課の新設を機に、復帰を決意。過去は隠し、ほかのメンバーと同じく“新人ボディーガード”として着任する。チームの仲間たちからは頼りない存在だと思われているが、ボディーガードとしてのスキルは卓越したものがあり、徐々にそれが明らかに…。私生活では、中学生の息子とふたり暮らしだが、息子の思春期もともなってか、いまいち円滑なコミュニケーションはとれていない。
落合義明 (おちあい・よしあき) …江口洋介
警視庁SP。警視庁入庁後、所轄勤務を経て、警護課へ配属。秀でた能力、広範な知識、冷静な判断力から、早々にSPを任命された。特技は拳銃。特定の警護対象者にはつかず、緊急かつ重要な対象者の警護にあたっている。武器を持たない民間の警備会社が身辺警護に当たることを良く思っておらず、同じ現場になっても全く相手にしない。
高梨雅也 (たかなし・まさや) …斎藤工
身辺警護課所属。元自衛隊員ということもあり、新人ボディーガードの中では卓越した能力を持っている。その為、他のメンバーを見下しているところも。性格は、よく言えばまっすぐで情熱的、悪く言えば思いこみが激しく融通が利かない。
菅沼まゆ (すがぬま・まゆ) …菜々緒
身辺警護課所属。メンバー唯一の女性ボディーガード。かつては将来を有望視される柔道選手で、運動神経は抜群。ボディーガードの仕事は、お金のためと割り切っていて、危険手当の出る仕事には食いつく。
沢口正太郎 (さわぐち・せいたろう) …間宮祥太朗
身辺警護課所属。就活戦線に失敗。どこからも内定を貰えず、渋々就職した先が警備会社だった。よくも悪くも今時の若者で、物事を深く考えずノリが軽い。
立原愛子 (たちはら・あいこ) …石田ゆり子
厚生労働大臣。知的な美貌で、人気のキャスターだったが、8年前、衆議院に立候補。有権者(特に男性)から圧倒的な支持を受け、見事トップ当選。女性の立場を生かす旗印のため厚生労働大臣に抜擢された。上昇志向が強く、そのためには手段を選ばない。
村田五郎 (むらた・ごろう) …上川隆也
身辺警護課の課長。新設された身辺警護課に集まった個性豊かなメンバーをとりまとめる存在。柔らかな物腰で、常に冷静、課長としてメンバーひとりひとりを良く見ている。
河野純也 (こうの・じゅんや) …満島真之介
プロサッカー選手。6年前まで章が警護についており、ボディーガードとして章に全幅の信頼を置いていた。
今関重信 (いまぜき・しげのぶ) …永島敏行
民間警備会社・日ノ出警備保障の社長。6年前にボディーガードの職を辞した章を、人事の反対を押し切り、採用した。自身も以前は身辺警護の仕事をしていたのだが…?
氷川修 (ひかわ・おさむ) …宇梶剛士
警視庁警備部警護課係長。落合、清田らSPをまとめる上司だが、落合とはソリが合わない。
清田春孝 (きよた・はるたか) …阿部進之介
警視庁警備部警護課のSP。落合の部下。
瞬 (しゅん) …田中奏生
章の息子。中学生。母親の再婚にともない章と暮らし始めたが、思春期を迎えており、父親との間には若干の距離がある。
第1話 2018.1.18放送
あらすじ
極寒の路面補修工事現場――警備員の島崎章(木村拓哉)が勤務する現場に一台の黒塗りの車が通りかかる。助手席には黒っぽいスーツを着た男・落合義明(江口洋介)、そして後部座席にはサングラス姿の立原愛子(石田ゆり子)が座っていた。記者たちに追われ急を要する気配を察した章が抜け道を指示すると、急発進した車はコーンを飛ばして疾走。その様子を章はただ見送るのだった。残された記者の中には、週刊「時論」の記者・犬飼悟(勝地涼)の姿もあり…。
その翌日、章は日ノ出警備保障の社長・今関重信(永島敏行)に呼ばれ、本社へ。そこで身辺警護課の新設とそこへの着任を打診される。数年前、とある出来事をきっかけにボディーガードの世界から身を引いていた章は、一度はその打診を固辞するが、今関の強い希望で受け入れることに…。
高梨雅也(斎藤工)、菅沼まゆ(菜々緒)、沢口正太郎(間宮祥太朗)、そして村田五郎(上川隆也)といった、各部署から集められたメンバーとともに“新人ボディーガード”として身辺警護課に着任した章は、厳しい訓練を終え、ついに初の任務に就く。依頼人は隅田川で開催されるマラソン大会のスポンサーである会社会長の大久保佐助(伊武雅刀)。当日、大会に出席する際の警護が任務の内容だった。その頃、厚生労働大臣の愛子は“元ファン代表”を名乗る人物から脅迫状を受け取っていた。「退陣なくば、死の号砲が鳴る」という文面に警視庁SPの落合は、スターターとしての参加が予定されているマラソン大会への出席を取りやめるよう進言。しかし愛子は、脅迫に屈することはしない、と参加への決意を新たにする。
「立原大臣の脅迫事件に巻き込まれるのは御免」と、執拗に警備を強化するよう迫る大久保。しかし章と高梨の間で、警備に対する考え方に食い違いが生じる。そんな中、ついにマラソン大会の日を迎えることになるが…!?
第1話のゲスト
犬飼悟(いぬかい・さとる)…勝地涼
週刊『時論』の記者。日ごろから厚生労働大臣・立原愛子と懇意にしており、彼女の独占インタビューを取ることに成功するが…。
大久保佐助(おおくぼ・さすけ)…伊武雅刀
サスケフーズ会長。隅田川マラソン大会のスポンサーを務める。立原大臣への脅迫事件を受け、表彰式出席の際の警護を日ノ出警備保障に依頼してくる。
佐藤雄二(さとう・ゆうじ)…でんでん
工事現場等の交通警備員。章とは同じ現場を担当し、知り合う。
第1話 感想
冒頭に島崎章(木村拓哉)が河野純也 (満島真之介)の警護をしていたシーンが映され、ボルトのようなモノが落ちたシーンで現在の工事現場へと切り替わる。島崎が一度ボディーガードを離れた原因が隠されてそうなので、回を重ねていくうちに明らかになるだろう。
今回の警護依頼は、マラソン大会のスターターを務める現厚生労働大臣の立原愛子(石田ゆりこ)に脅迫がきたことで、自身にも被害が及ぶと心配したサスケフーズ会長の大久保佐助(伊武雅刀)。立原には警察(SP)が警護付く。ちなみに、今後ドラマ内で執拗にバッティングするだろうSPと民間の違いはこんな感じ。
SP→政府要人を警護する警察官。
民間→民間人を警護。逮捕などはできず殺傷性ある武器も使えない。
どちらもスーツ&小型マイクと、色々と被って分かりにくい。落合義明 (江口洋介)が異様に民間を見下してるのも気になるけど、これは違いを出すためのだろうか。
ネタバレすると、1話の犯人は記者の犬飼悟(勝地涼)。脅迫文が立原本人の自作自演ということに気付き、脅して独占インタビューを撮ろうとしたのだ。そこに現れたのが島崎。会場入りする犬飼を見た時に持っていたバッグが途中からないことに違和感を感じ、爆弾(発煙筒)を用意したのが犬飼であると予想。その後犬飼VS島崎になるが、島崎がかなり劣勢状態。40代半ばで無敵だとおかしいので、ギリギリ勝利がいいのだろう。最後は駆け付けた落合達に気を取られている間にベンチの破片でバーン!と倒して解決。
ラストに高梨(斎藤工)が身辺警護課を辞めた理由が島崎にあると判明。「嘘つきのアンタと組みたくない」と。島崎が過去にボディーガードをやっていたことに気付いたようだが、それだけなのか?河野(満島真之介)にも関係することなのか?次回以降が気になる。
第2話 2018.1.25放送
あらすじ
人権派で知られる裁判官・行永辰夫(田中哲司)の自宅で自転車に放火される事件が発生。一審で死刑判決が言い渡された「老人ホーム殺人事件」の判決を控える行永への脅迫行為と見た警察は捜査を開始する。
裁判官の行永には警視庁のSPが付くが、妻・亜佐美(大塚寧々)にはSPがつかないため、彼女の警護は章(木村拓哉)ら、日ノ出警備保障の身辺警護課が担うことに。しかし相変わらずSPの落合(江口洋介)は章たちを邪魔者扱いし、亜佐美は「武器も持たない一般人に護ってもらうなんて…」とボディーガードが付くことに難色を示すのだった。
夫の行永がSPたちに護られながら外出すると一転、亜佐美は章とまゆ(菜々緒)を小間使いのように扱い、食器洗いや玄関の掃除を命じ始める。さらに、外出したいという亜佐美のワガママに振り回されながら買い物を続ける中、章は亜佐美を監視する何者かの視線に気付き…?やがて、亜佐美が夫に隠していた秘密の生活が見えてくる…。判決まで残り24時間!狙われているのは、夫か、それとも…!?
第2話のゲスト
行永亜佐美………大塚寧々
辰夫の妻。章たち日ノ出警備保障の身辺警護課が警護に付くことに。夫には言えないある秘密があり…?
行永辰夫………田中哲司
人権派と言われる裁判官。一審で死刑判決が出た『老人ホーム殺人事件』の控訴審判決を控え、何者かに自宅の自転車を放火される。
第2話 感想
大塚寧々のシーンが多く、アップにするとお婆ちゃんみたいになってしまったなぁとしみじみ。ホーキンスの靴&手ブラのポスターに何度かお世話になったことが懐かしい。
今回の犯人は、不動産屋の三上(石黒英雄)。過去に恋人がストーカー被害に遭っていたが、行永辰夫(田中哲司)の判決(無罪?)を受けて自殺してしまったことへの復讐。自分の家族が亡くなったらどうなるかを見たいため、行永の奥さんである亜佐美(大塚寧々)に近づき、犯行を目論んでいた。
2話最大のハイライトは、島崎(木村拓哉)がトランクルームにいた亜佐美を連れて外に出ようとするシーンでのお姫様抱っこ。ちょっとキツいぞ大塚寧々ぇ!!
なお、今回の島崎アクションは亜佐美を逃がす際に三上とエレベーター内で。途中トンカチの鋭い部分で脚をやられたが、何とか押さえ込んで辛勝。任務を終えて戻った際に村田五郎 (上川隆也)から、『任務の度に怪我してては…』と心配されるも気にしないダンディズム。会社を出ると、後ろから不審車が付いてくる。島崎が近づくと中から立原(石田ゆり子)登場!立原は「プライベートの警護を依頼したい」と直談判しにきたのだ。初回からそうだが、立原は恐らくバカ女という設定。ただ、石田ゆり子ならバカ女でも魅力的に見えてしまうから不思議。今ではタイトルの【BG】はもしや【B(バカ)G(ガール)】ではないかという気もしてきたが、さすがにガールは厳しいか…。
第3話 2018.2.1放送
あらすじ
深夜に緊急の警護依頼が舞い込み、招集をかけられた島崎章(木村拓哉)ら日ノ出警備保障・身辺警護課のメンバーたち。一度は身辺警護課を辞めた高梨雅也(斎藤工)も復職する中、彼らに命じられた任務は『人気タレント・かのん(三吉彩花)に支給する現金一億円の警護』というものだった。
急に「引退したい」と言い出し、姿を消したかのんを連れ戻すための金だ、と説明する芸能事務所社長の坂東光英(西村まさ彦)。現金輸送の経験もある高梨を責任者とし、かのんに会うため車で出発するが、行き先もはっきりしない任務に高梨は不信感を募らせ…?ようやく現金一億円の運び先を明かし始めた坂東。なんと、かのんは「引退する」と言い出し姿を消したのではなく、誘拐されていたのだ! 警察には知らせないで欲しい、と懇願する坂東の意思を尊重し、誘拐犯の要求した場所に金を運ぶことに。しかし、犯人との通話に成功した章は、ある違和感を覚え…?
その頃、警視庁SPの落合義明(江口洋介)は、厚生労働大臣の立原愛子(石田ゆり子)から“民間の警備会社の章に警護を依頼するつもりだ”と言われ、驚がく。落合は、章を探して日ノ出警備保障に現れ…!?
第3話のゲスト
坂東光英…西村まさ彦
人気タレント・かのんが所属する芸能事務所の社長。かのんが誘拐され、犯人から要求された一億円を運ぶため、章たちに警護を依頼する。
かのん…三吉彩花
CMから映画主演までこなす人気タレント。急に「引退したい」と言って姿を消すが、実は誘拐されていた。
第3話 感想
今回も内輪揉めのような依頼に巻き込まれた身辺警護課。
タレントのかのん(三吉彩花)が芸能界を引退したい
→実は誘拐だった
→実はかのんが元カノとつるんだ嘘だった
→実は彼が友人とつるんで1億が欲しかった
→かのんピンチ
という流れ。前回はほぼ出番のなかった高梨(斎藤工)と島崎(木村拓哉)が始めて一緒に仕事をし、意見が合わないながらも任務を遂行した。最後は互いに認め合うんだろうなと思わせる前フリですね。
一番気になったのが、かのんのTwitter裏垢が【かのん(裏垢)】と誰でも見れるようになっていたこと。裏垢になってねえしw。
で、、、今回も出ました立原(石田ゆり子)のワガママ。専属SPの清田(阿部進之介)を変えて欲しいと落合(江口洋介)に言ったり、民間のボディーガード(島崎)に依頼したと言ってみたり。もしやSPと民間のボディーガードで綺麗なBBAを奪い合う展開になるのかな??最後のシーンでは日ノ出警備保障に立原がいた事から、今後はSPと民間によるワガママBBA奪い合い合戦が展開されそう…。
全然関係ないけど、石田ゆり子のフォトエッセイ売れてるみたいよ。
第4話 2018.2.8放送
あらすじ
日ノ出警備保障の社長・今関(永島敏行)から「非常に重要かつ極秘の依頼が入った」と、村田(上川隆也)とともにある場所に呼ばれた章(木村拓哉)。ふたりはそこで、厚生労働大臣の愛子(石田ゆり子)から個人的な身辺警護の依頼を受ける。秘密裡に対立する派閥の長と会談を持つため、警視庁SPには知られることなく外出したい、と話す愛子。人間ドックに入る病院から抜け出し3時間以内に目的を果たして戻る…という非常に難しいミッションを受けることになり…!
任務当日、病院に到着した章たち。しかし会社で待機していた高梨(斎藤工)は、「対立派閥の長との会談」という愛子の外出理由は嘘なのではないかと感じ、そのことを現場に知らせるようまゆ(菜々緒)に命じる。愛子の様子に不審な点を感じていた章は、本当の理由を教えてほしいと問うが…?
その頃、病院では愛子がいなくなったことが知られ、大騒ぎになっていた。SPの落合(江口洋介)は何かを隠していそうな愛子の秘書・坂上(桜井聖)から、愛子が結婚披露宴の招待状を持っていたこと、そして数日前に章ら日ノ出警備保障の人間たちと会っていたことを聞く。
愛子の本当の目的はいったい何なのか!?やがて落合率いる警視庁SPと章たちの直接対決に発展し…!?第4話のゲスト
崎山 敬一郎…中尾 彬
医師会のドン
第4話 感想
う〜ん…悪くないんだけど、身辺警護課対SPのようになってきて、『何としても依頼人を護る!!』というドラマではないような気がしてきた。
今回も立原(石田ゆり子)の行動に身辺警護課とSPがバタバタという通常運転。立原が崎山(中尾彬)と会談を持つために病院を抜け出して身辺警護課とホテルへ向かうが、立原の狙いに気付いたSP落合(江口洋介)が先回りし、検問を決行する。検問の狙いが立原と気づいた身辺警護課は沢口(間宮祥太朗)と村田(上川隆也)が車に残り、島崎(木村拓哉)が一人で立原を地下からホテルへ連れていく。
途中で立原が階段を踏み外しそうになるが、島崎が腕を掴んでカバー。その時に見せた立原の顔が一瞬女に…って、いつの時代の演出だ笑。その後立原が、今回の依頼は崎山との会談が本当の目的ではなく、隠し子に会うためということを話し始める。その隠し子は大学時代に出来た娘で、今日が結婚式&場所は今向かっているというミラクル。理由に納得した島崎。ホテルに向かうと先に到着していた落合に発見され病院に戻るよう指示されるも、立原は当然拒否。落合は立原の狙いである崎山との会談は渋々了承し、立原は崎山との会談を済ませる。娘に会いに来たことを知っていた島崎は、落合と一緒に病院に戻ろうとすると立原を追いかけ、娘の挙式が見える位置まで車を誘導して、立原の願いを叶える。その後ろには河野純也 (満島真之介)の姿が…!という終わり。
第5話 2018.2.15放送
あらすじ
日ノ出警備保障の身辺警護課に新しい依頼が舞い込む。「子どもたちにスポーツの喜びを」をテーマに活動するスポーツ系の慈善団体からの依頼に、高梨(斎藤工)はある思惑を持って章(木村拓哉)を“BG=警護責任者”に推薦。だが、その慈善団体の代表は、章と6年前から因縁のある元サッカー選手の河野純也(満島真之介)だった。章は、BGに沢口(間宮祥太朗)を推す。
ところが打ち合わせ当日、依頼主である純也が、章をBGに指名。困惑する章に村田(上川隆也)は「断っても構わない」と諭すが、章は「この任務が終わったら、みんなにすべてを話す」と約束し、純也からの依頼を引き受ける。一方、警視庁SPの落合(江口洋介)は、厚生労働大臣の愛子(石田ゆり子)が警護の目を盗んで病院を抜け出し、しかもそれに民間の警備会社が手を貸したという一件が上司の知るところとなり、激しく叱責されていた。愛子の警護を強化し、章たちを完全に排除しようとする動きに、愛子は…?
純也の出発当日。空港へ向かう中、純也が犯罪がらみで逃亡しようとしているという疑惑が浮上する…!
6年前、章と純也の間に一体何があったのか…? そして、章はなぜ一度ボディーガードを辞めたのか。衝撃の事実がついに明らかになる!
第5話のゲスト
河野純也 …満島真之介
元プロのサッカー選手。
第5話 感想
ドラマスタート時からの謎だった河野純也(満島真之介)と島崎(木村拓哉)の関係が明らかになった。河野は元プロサッカー選手で海外挑戦?をするという時に空港で事故(上からパイプが落ちた)に遭い怪我をし、それを理由に引退。その時から島崎のことを憎んでいた。島崎も責任を感じ、ボディーガードを引退した。
河野はサッカー選手を辞めた後も精力的に活動していたが、闇組織と裏で繋がっていた。その組織から逃げたくて海外逃亡をするため、今回日ノ出警備保障(島崎指名)で依頼した。
河野の逃亡に気付いた裏組織は責任を河野に押し付け、警察も立原(石田ゆり子)経由で河野の不正に気付いて動くという流れなんだが、このあたりの展開が非常に雑。面白かったのは、闇組織にボッコボコにされたと思っていた島崎がコメカミに若干の傷のみという闇組織の弱さ。その後河野に自身をクビにしてくれといって、闇組織を1人で成敗する島崎の強さ。あれ?こんなに強かったの???最後は河野は逮捕され、島崎泣くという「ん?」という終わり。毎回スッキリしないんだよなぁ…。
そして今回も出ました立原のツンデレ。終盤にこっそり島崎に電話をかけ、それらしき発言で島崎の気を引こうとする。ただ、電話をかけるシーンで立原を後ろから写すシーンがあり、若干ケツがたるんでいたのは高評価したい。グッときた。
不満点は今回もSPは日ノ出警備(民間)嫌いを発揮し、この流れに飽きてきた。身辺警護課は相変わらず島崎以外は活躍なしで、豪華キャストが勿体ない。SPの江口洋介含めて宝の持ち腐れ。
第6話 2018.2.22放送
あらすじ
日ノ出警備保障に元内閣総理大臣の鮫島匡一(橋爪功)から警護の依頼が入る。通常、総理大臣経験者には警視庁のSPが警護につくものだが、政府の決定でSP警護は終了に。しかし自宅に再三、無言電話がかかってくることもあり、鮫島は民間の警備会社に警護依頼をしたのだった。
村田(上川隆也)とともに鮫島の警護にあたることになった章(木村拓哉)は、鮫島の家の門柱に小石が4つ乗せられているのを発見する。総理在任中に恨みを抱いた者たちからの報復だろう、と話す鮫島。同時に、章は鮫島を監視する視線を感じ…?
その後、民事党幹事長・五十嵐映一(堀内正美)の古稀を祝う会に出席する鮫島に同行した章たちは、そこで五十嵐の元秘書・植野(萩原聖人)が襲撃にやってくる現場に遭遇。男を取り押さえ、所轄署に引き渡した落合(江口洋介)だったが、章はその過剰とも思えるほどのやり方に疑問を…。その矢先、鮫島の孫・彩矢(豊嶋花)を警護していたまゆ(菜々緒)から、下校時刻を一時間以上経過しても彩矢が帰宅しないと連絡が入る。誘拐されたのではないかと、身辺警護課総出で周辺を捜索すると、公園で謎の男性と一緒にいる彩矢を発見! しかし沢口(間宮祥太朗)が、逃げた男の後を追うも、あと一歩のところで見失ってしまう! 鮫島を狙う人物とは? そしてその真の目的とは何なのか?
そして同じ頃、章は、元妻の仁美から「私の警護をしてほしい」と依頼されていた。「誰かに狙われている」と話す仁美に、章は…!?
第6話のゲスト
鮫島匡一…橋爪功
元総理大臣
鮫島喜和子…中村ゆり
匡一の娘
鮫島彩矢…豊嶋花
喜和子の娘
第6話 感想
今回は元総理大臣である鮫島匡一(橋爪功)の自意識過剰が多過ぎた。で、鮫島の家に無言電話をかけていたのは匡一の娘喜和子(中村ゆり)の元旦那(笠原秀幸)というオチ。娘の鮫島彩矢(豊嶋花)は父からの連絡を分かっていて、誰にも言わずに会う約束をしていたのだ。
物語云々ではなく、中村ゆりのタイトニットで強調されたオティティが終始気になった回なのでした。
第7話 2018.3.1放送
あらすじ
6年前に別れた妻・小田切仁美(山口智子)から「わたしを護って」と依頼された章(木村拓哉)。元妻を警護するということに躊躇いと気まずさを感じ、一旦は村田(上川隆也)とまゆ(菜々緒)にBGを任せるものの、高梨(斎藤工)から「怖がっている女を護れないで、なにがプロですか」と焚き付けられ、みずからが引き受けることを決意する。
「誰かに狙われている」と話す仁美に対し、あくまで“ボディーガード”として接する章だったが、時折り“元夫婦”を感じさせる瞬間も…。そんな中、仁美を付け狙っていた人物の正体が判明する。警護の延長で、レストランで食事をすることになったふたりの前に、厚生労働大臣の愛子(石田ゆり子)が民事党の幹事長・五十嵐(堀内正美)との会食のため現れる。さらに客の中に望まれない客が紛れており…突然の銃声に店内は騒然とする!! 危機を乗り越えようとする元夫婦が辿りつく衝撃の別れとは…!?
第7話のゲスト
小田切仁美 …山口智子
章の元妻。
第7話 感想
今回の見どころは何といっても22年ぶりに木村拓哉と共演することになった山口智子の出演でしょう。そしてロンバケからそんな時間経ってるのか・・・。キムタクの人気っぷり凄かったなぁ。
で、小田切仁美(山口智子)の依頼を受けて警護に付く島崎(木村拓哉)でしたが、ところどころ元夫婦というか元ロンバケの感じが出てましたね。若い子は分かりませんが、30代後半の人なら「ほぉ〜」と思ったことでしょう。2人で走るシーンに時の流れを感じます。
話を戻すと、小田切仁美を追っていたのは、仁美の旦那の元彼女(遊井亮子)。納得はしなかったけど、その場を去って一件落着。今回も随分呆気なく終わった。その後小田切からの提案で瞬(田中奏生)含め”元家族”で食事をすることに。
予約したレストランで立原(石田ゆり子)&SP一同が登場し(どんだけ世界狭いんだ)、民事党幹事長・五十嵐映一(堀内正美)に政治家を目指すため離党したいと立原。そこに、前話でも登場した五十嵐の元秘書・植野(萩原聖人)が再び現れる。島崎に壊れていた時計を持ってきた村田(上川隆也)も急遽警備に入り、SP含めて説得するが、五十嵐の余計な一言で植野が発泡し、撃った玉が村田の太腿に直撃してしまう。植野はその場で逮捕されるも、村田は救急車で運ばれることに。元家族会は中止になり、村田と共に救急車に乗る島崎。その途中、村田が意識を失い物語は終了。
太腿 撃たれて?と思ってしまったが、予告見る限り村田はダメそう…。
第8話 2018.3.8放送
あらすじ
厚生労働大臣の愛子(石田ゆり子)と民事党幹事長・五十嵐(堀内正美)の会食の場で起きた発砲事件により、撃たれた村田(上川隆也)。五十嵐が犯人を挑発したことにより起きた事件ではあるが…世論は、「出しゃばった民間のボディーガードが無謀な行動をして撃たれた」と否定的な目を向け、現場にいた愛子や五十嵐、そして警視庁のSPたちも、みずからの保身のために真実を語ろうとはしなかった。
なんとか村田の汚名をそそぎ、民間ボディーガードとしての名誉も回復したい章(木村拓哉)たち身辺警護課のメンバー。しかし、警察ですら真実を明かしてくれない現状に為す術もない。
これまで通りの業務を続けようとする章に対し、高梨(斎藤工)は「泣き寝入りするのか」と、反発する。さらに、沢口(間宮祥太朗)までもが「ボディーガードを辞めさせて欲しい」と言い出してしまい…?そんな中、SPの落合(江口洋介)をともない、愛子が章を訪ねて日ノ出警備保障にやってきて…!?
第8話のゲスト
大久保 佐助…伊武 雅刀
サスケフーズ会長。
第8話 感想
村田(上川隆也)はダメだった。太腿を撃たれてか。。。というのはさておき、原因を隠したい政府と警察対日ノ出警備保障の警護課という構図になってきた。島崎(木村拓哉)は政府の差し金っぽい連中に追われたり、会社前で奇襲されそうになったことで、息子の瞬 (田中奏生)を母親の元へ向かわせる。
最後に落合(江口洋介)が氷川(宇梶剛士)に「島崎もデータ同様に消す?」と怖い発言と銃の練習をすることで、最終話で島崎らに何かすると予想。最後まで「巨悪テロリストから守れ!」というようなものはなく終了となる模様。
最終話 2018.3.15放送
あらすじ
発砲事件に巻き込まれ命を落とした村田(上川隆也)。唯一現場の状況を知ることができるはずだった村田の遺品であるICレコーダーも、警察の手によってデータを消され、いよいよ真相は闇の中に葬られようとしていた。
「民間のボディーガードが無謀な行動をし、銃で撃たれた」と週刊誌などにも下世話に書き立てられ、悔しい思いを抱く章(木村拓哉)ら。しかし決して諦めることなく、村田の汚名をそそごうと誓った矢先、厚生労働大臣の職を辞した愛子(石田ゆり子)が「私が真実を話します」と名乗り出てくる。
証拠も隠滅された今、残された方法は現場にいた人間が証言をしてくれることだけ――愛子の申し出を受けた章たちは、真相を語ろうとする彼女の警護をすることに…。しかし、そのことによって章たちの身にも危険が迫り…?その頃、SPの落合(江口洋介)は上司の氷川(宇梶剛士)に「みずから事件の処理をする」と宣言。驚きの行動に出る!
高梨(斎藤工)、まゆ(菜々緒)、沢口(間宮祥太朗)、そして章。亡くなった村田と身辺警護課の名誉を懸けた最後の戦いの行方は…!?
最終話 感想
厚生労働大臣を辞めた立原(石田ゆり子)のサポートを受け、村田(上川隆也)の汚名を晴らすチャンスを得た日ノ出警備保障。
しかし、立原が生放送で発する機会は出演日にキャンセルされ、失望した村田の息子がTwitterで事件の真相をアップしてしまう。村田の家にはマスコミが殺到し、身辺警護課のメンバーは家から村田嫁と息子を逃がそうとする。マスコミの目を誤魔化すため、家に残っていた島崎(木村拓哉)と村田の息子の元に、前回島崎を襲おうとした殺し屋っぽい連中2人が侵入してくる。島崎は右腕を折られるも、何とか2人を追い返す。
民事党の講演会をラストチャンスと考えた立原と身辺警護課は、強行突破を図る。会場の裏から侵入して会場に進むが、最後の扉前にSP落合(江口洋介)が登場。当然先へは行かせないと伝えるも、島崎の『正しいかどうかではなく、護りたい人がいる』という言葉に心動かされる。実は落合も当時の様子を録音しており、村田同様に事件当日の証拠を持っていた。そして、五十嵐(堀内正美)の失言は立原に無理させず落合が公表すると伝える。驚く落合の部下が連絡しようとした際、落合と揉み合いになり落合も負傷してしまう。
そして会場入口前で氷川(宇梶剛士)に見つかり、止めるよう部下に指示するも、落合派は落合に道を譲る。そして氷川派と落合派がぶつかり合い、落合と島崎、高梨(斎藤工)は何とか会場入りし、五十嵐の失言テープを流す。直ぐに五十嵐の失言はニュースになり、無事に村田の汚名は晴れる。
その後、瞬 (田中奏生)は島崎の元へ戻り、立原は総理大臣を目指すと宣言。最後まで立原は島崎の心をかき回そうとしたけど、まあ妥当な分かれか。最後の最後で俺達の江口洋介が江口洋介になってくれた瞬間を見れて満足。
※画像、情報は全て公式サイトより
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