BMXフリースタイルのルールをわかりやすく最低限解説！これで東京五輪は完璧！│あいのーと

東京五輪で初めて採用されるアーバンスポーツの一つBMXフリースタイルは若者の人気スポーツです。

BMXとは何の略？どうして始まったの？東京五輪の自転車競技のなかでどんな位置をしめるの？
次々疑問がわきます。
これらの疑問に答えれるように、
BMXフリースタイルのルールをわかりやすく解説し、これさえ知れば東京五輪が楽しめる！ようにしたいと思います。

自転車でバク転する動画は視たことあるけどBMXって知らなかった

1 BMXフリースタイルのルールをわかりやすく解説
- 1.1 トリックの種類
- 1.2 ルールのポイント
2 BMXフリースタイル日本代表選手
- 2.1 中村輪夢
- 2.2 大池水杜
3 BMXフリースタイル最新SNS
4 まとめ

BMXフリースタイルのルールをわかりやすく解説

BMXフリースタイルのルールをわかりやすく解説してゆきます。
BMXフリースタイルのルールは、3つ覚えておけばOKです。
・自転車競技で唯一の採点競技
・20インチの自転車に乗り、様々なジャンプ台などを組み合わせたコースで60秒間にジャンプ・空中動作・回転などの高難度のトリック（技）を連続的にくり出す
・採点基準はトリックの難易度や独創性、構成などで、その完成度・高さ、トリックの組み合わせの多さとなる

詳しく見てゆきましょう。
BMXとはBicycle Motocross（バイシクルモトクロス）を略した自転車の採点競技です。
BMX競技には、東京五輪で初めて採用されるBMXフリースタイルのほか、2008年、北京オリンピックにて正式種目に採用されBMXレーシングがあります。
また、BMXフリースタイルにも、平地でトリックをするBMXフリースタイル・レースとBMXフリースタイル・パークの2種がありますが、東京オリンピックの新種目として追加されるのは、BMXフリースタイル・パークです。

20インチの自転車に乗り、様々なサイズのジャンプ台や曲面、スロープを複雑に組み合わせたコースで60秒間にジャンプ・空中動作・回転などの高難度のトリック（技）を連続的にくり出してゆきます。

自在に使いながら、60秒間にトリック（ジャンプ・空中動作・回転）などを行って競う。採点の対象はトリックの難易度や独創性、構成、スタイル、スピード、コントロール、着地など。
BMXフリースタイル・パークでは、様々なサイズのジャンプ台を用いて高難度のトリック（技）を連続的にくり出してゆきます。
トリックの例として以下が挙げられます。

トリックの種類

バックフリップ：空中で後方に縦回転するトリック。
バニーホップジャンプ：前輪を上げた後にその勢いで後輪を上げて、空中で車体を水平に保ち、前後同時に着地するトリック。
テールウィップ：バニーホップジャンプ中に車体を横に回転させるトリック。
バースピン：空中でハンドルを手放して一回転させるトリック。
ジャックナイフ：前ブレーキを利かせて後輪を浮かせるトリック。
ポゴ：両足を後ろのペグに乗せて、後輪だけでホッピングのように撥ねるトリック。

難易度の高いトリックでもランディング時に転んでしまうと減点されるので、難易度の高いトリックをミスなく、どれだけ成功させるかで勝敗が決まります。

ルールのポイント

・自転車競技初の採点競技
・ジャッジの採点基準はトリックの難易度や独創性、構成、スタイル、スピード、コントロール、着地などで、その完成度・高さ、トリックの組み合わせの多さを見てゆく。
・転ぶと減点対象になる

こんなに多くの技があるなんて!組み立ても大変！

BMXフリースタイル日本代表選手

中村輪夢

BMXフリースタイル男子として、中村輪夢（ウイングアーク１ｓｔ）が代表になっています。
中村輪夢(なかむらりむ)は、2002年2月9日の19歳です。日本人初のW杯年間王者に輝きました。
去年9月、全治6カ月の大怪我を乗り越え、その後の復帰戦として参戦した5月の Japan Cupで、優勝しました。
また、五輪前最終戦となる世界選手権・ＢＭＸフリースタイル・パーク（6/４～８、仏・モンペリエ）のハイレベルの国際大会でも、７位の結果を残しました。日本フリースタイルＢＭＸ連盟の出口智嗣理事長は、復帰戦７位は素晴らしい結果とたたえていました。

2019年　UCIワールド杯広島大会　準優勝
2019年 X Games Minneapolis 2019 BMX Park 銀メダル
2019年　UCIワールド杯成都大会　優勝
2019年　UCIワールド杯年間総合ランキング　1位
など、世界の最前線で戦い、東京オリンピックにて最も金メダルに近い選手と期待がかかっています。

大池水杜

BMXフリースタイル女子としては、大池水杜（ビザビ）が代表です。

大池水杜 (おおいけ・みなと）は、1996年12月2日生まれの、24歳で、中学2年でBXMを始めました。
国際舞台で、日本の女子第一人者として活躍しています。
2019年　TorontoX‐Jam　2位
2019年　UCIワールドカップ　4位
2019年　全日本BMXフリースタイル・パーク選手権　優勝
2020年　Simple Seesion2020 優勝

「東京オリンピックに向けて改善し、自分が楽しみながら100％出しきれるようにして、その中でメダルを持って帰って来れればと思っています。」と述べており、メダルへの期待が高まります。

東京2020大会では男子9人、女子9人、計18人のアスリートで、競われますので、二人のメダルの可能性はかなり高いと言えそうです。

第32回オリンピック競技大会(2020/東京)
自転車競技(BMX) 日本代表候補選手選出
BMXフリースタイル
男子　中村輪夢(ウィングアーク1st)
女子　大池水杜(ビザビ) pic.twitter.com/5e6JiD0iVa
— JapanCyclingFederation -日本自転車競技連盟 (@JCF_cycling) June 9, 2020