となりのトトロ 8月放送後の視聴率が話題!登場人物の名前の由来からトトロに纏わる都市伝説までを詳しく解説!

8月17日(金)日本テレビ系「金曜ロード
SHOW!」で「となりのトトロ」が放送
されました。

トトロの平均視聴率に注目です。

となりのトトロ 不動の人気!平均視聴率14.0%

8月17日に放送した「となりのトトロ」
は、この回で地上波16回目の放送と
なりました。

16回目ともなると平均視聴率の低下が
予想されますが、となりのトトロは
そんな心配とは無縁、今回平均視聴
率は14.0%を記録。

すごいです。
やっぱりトトロは視聴者に強く指示
されていました。
私も何回も観ています。

2018年8月、となりのトトロが放送され
ましたがこれは企画の一つ「夏のスーパー
アニメ祭り」の「3週連続夏はジブリ」
というタイトルの元で第2弾、第3弾と
放送されたものでした。

第2弾として放送したのはとなりのトトロ
の他に、「ハウルの動く城」(宮崎駿監督
作)、「猫の恩返し」(森田宏幸監督作)の
3作品がノーカットで放送。

ちなみに第3弾に放送した「メアリと
魔女の花」(米林宏昌監督)は、
今回、地上波初登場となりました。

となりのトトロが初めてテレビ放送を
スタートしたのは1989年ですが、
地上波2回目1990年3月放送分が過去
最高の23.2%を記録しています。

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となりのトトロ サツキとメイの名前の由来は?作品に「姉妹」が必要だった理由

宮崎駿さんは最初、となりのトトロの
イメージ画を描いた初期の段階では、
登場人物は姉妹ではなくヒロインは
小学4年生のサツキ、1人の設定でした。

ですが物語を考慮するうちにいろいろな
疑問が浮かびます。

「幼い少女が1人では大人を動かせない」
「子供1人では物語を展開することが
難しい」「トトロを見ることになるには
少女の年齢が高すぎる」など。

そこでヒロイン「サツキ」を分離する
ことを思いつくのです。

姉「サツキ」は漢字で表現すると
「五月」になります。

当初描いた作品改め、宮崎さんはヒロイン
を2人姉妹として構成させ、
姉は元々サツキと名前をつけていたこと
から、サツキ=五月。五月は英語でMay。

妹の名前を英語の「メイ」と決定したの
です。

この再構成で結果、
トトロを見つけたメイが家族にトトロの
存在を伝えます。

 

メイの目撃情報から、サツキがトトロの
存在を知りその上で、サツキはトトロや
ネコバスの存在を見ることが出来、
さらにトトロやネコバスと夜空を飛ぶ
など、作品は一連の自然な流れに
仕上がりました。

https://goo.gl/images/Muvg4K

こうやって物語は、妹メイというキャラ
誕生により、新たな展開を生み出しまし
た。

となりのトトロ 簡単なあらすじや登場人物

昭和の古き良き、自然や時代背景溢れる
30年代の日本の夏を舞台に、入院中で
体の弱い母のために、都会から田舎に
引っ越した草壁一家。

しっかり者の小学6年生12歳の姉 サツキ
と、自由奔放な4歳の妹 メイの2人姉妹
がある日出会った不思議な生き物トトロ
との交流を描く、昔ながらの世界観と共に
描いたファンタジー溢れるストーリーです。

子供の時にしか見ることが出来ないと
言われているトトロ以外にも、草壁家に
住む「まっくろくろすけ」「中トトロ」
「小トトロ」も出現。

https://goo.gl/images/sARGQt

トトロの名前の由来は実はメイの独断の
判断で決めた呼び名で、メイがトトロに
名前を聞いた時、タイミングでたまたま
トトロがあくびみたいな声を発し、
それを聞いたメイは勝手に、「トトロ」
と解釈、トトロの呼び名を定着させまし
た。

さらにトトロを語る上で外せないのが
ボンネットバスの形をした体を持つ、
足が12本もある胴体の中身がふわふわな
毛皮に覆われた、柔らかい座席を持つ
「ネコバス」。

https://goo.gl/images/CxStJS

行き先だってもちろん表示しますが、
時には行き先の漢字がへんてこりんな
表示に…。

物語の終盤、トトロとネコバスの力を
借り、迷子のメイを無事見つけたサツキ
は、メイと一緒に母親の入院先にトウモ
ロコシを届け、再びネコバスに乗り家に
帰ります。

ネコバスに別れを告げ、2人で歩いて
帰る途中、サツキのクラスメイトの
カンタがおばあちゃんと一緒に前方から
歩いて来て、カンタのおばあちゃんは
2人の無事な姿を確認すると泣きながら
小走りに駆け寄り、メイを抱きしめ
頬擦りします。

サツキとメイとカンタのおばあちゃんは
手を繋ぎ、カンタは自転車を押しながら
4人で家路へと向かったところで、
エンディング。

本編で母親の退院は描いていませんが
エンディングにはお母さんは退院し
新しい家でサツキとメイに本を読んで
あげたり、一緒にお風呂に入ったりして
ハッピーエンドとなり、となりのトトロ
の放送が終了します。

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となりのトトロ ダークな都市伝説について

物語は昭和30年代、狭山丘陵が舞台の
となりのトトロ。

「テレビがなかった時代をイメージした」
という宮崎さんの昔ながらの世界観や
空気感は普遍的な人気を誇るトトロの
最大の魅力だと思います。

ネットなどには狭山丘陵という、いわく
つきの場所なだけに作品には様々な都市
伝説が出てきます。
だけど、都市伝説は矛盾点が多過ぎる、
どれも信憑性に欠けるもの。

さらに「サツキとメイが既に亡くなって
いる」「メイは亡くなっている」「サツキ
はトトロに殺された」「トトロは死神」
など、何故か勝手にジブリの真の作品から
欠け離れ、視聴者作による別の次元のトト
ロ作品が出来上がったりしています。

そもそも「トトロは森の守り神」です。
だからこそ「発芽の儀式」が出来るの
です。
発芽の儀式は植物に命のエネルギーを
吹き込むこと。
死神はこれとは真逆の存在です。
なのでこの説も全く矛盾しています。

そして決定的には、
都市伝説について、ジブリ側が公式で
全て否定しています。

ジブリ作品に噂される、
矛盾だらけの都市伝説を信じるのは
本当のジブリのファンとは言えないと
思います。

ジブリ作品 となりのトトロを愛するの
ならば宮崎駿さんの何度も語った都市伝説
についてのインタビューや発言を、全て
試聴しチェックすることが一番大事なこと
だと思います。

宮崎駿さんやジブリ作品を手掛ける
スタッフ以外の言動は、全部疑うこと
が正解です。

愛が溢れるファンタジー作品
となりのトトロの放送は今後も続いて
いくでしょう。

最後まで読んで頂き
ありがとうございました

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