梅雨の時期や湿気の多い時期、お風呂やキッチンなど水回りではカビなどの汚れが発生しやすくなってしまいます。
今回はそんな時に役立つど定番商品であるカビキラーの正しい使い方についてご紹介したいと思います。
正しいカビキラーの使い方
▼カビキラーは単体で使う
基本中の基本ですが、カビキラーは塩素系漂白剤です、酸性タイプの洗剤と併用して使用すると有毒なガスが発生してしまうので必ず守りましょう。
カビキラーを使用したあともしっかりと水で流さず他の洗剤を使用しても危険ですので、まず単体で使用すること、必ず水でしっかりと洗い流すようにしましょう。
▼換気をしっかり行いましょう
カビキラーは上記したように塩素系漂白剤ですので密閉した状態で使用すると気分が悪くなったり体調に影響を及ぼす恐れがあります、ドアは必ず開けるようにし、窓がある場合は窓も開けてさらに換気扇を回すようにしましょう。
▼ゴム手袋を着用して使用しましょう。
カビキラーは汚れを落とす事が出来る強力な洗剤です、直接皮膚に触れてしまうと肌荒れを起こしてしまう可能性があります、作業で一番使う手はゴム手袋を使用しましょう。
▼カビキラーは浴槽の乾いた状態で使用する
お風呂あがりなどに浴室が濡れた状態でカビキラーを使用するのは基本NG、カビキラーは浴室が乾燥している状態で使用するのが正しい使い方です。
カビキラーは水で簡単に流れてしまいます、必ず乾燥した状態で使用しましょう。
▼ゴシゴシ洗わず、カビキラーを吹いて放置が基本
よくカビキラーをふきかけゴシゴシと洗ってしまう場合がありますが、正しい使い方は吹きかけて放置、そして少し時間を置いて(基本は数分程度)水を流すだけで完了です。
ゴシゴシと洗うよりも手間もなく実はとても簡単なのです。
より効果的なカビキラーの使い方
▼サランラップで密閉することで更に効果アップ
上記した基本的な使い方でも簡単な汚れであれば落ちますが、より効果的な方法としてサランラップでシップ状態にする方法があります。
タイルの目地などにカビキラーを吹きかけ、サランラップを貼ることに寄って汚れをカビキラーを密封、数時間後サランラップを取り、水で流すだけでより頑固な汚れも落とすことが出来ます。
▼角などはトイレットペーパーを使用!
角の部分はどうしても上記したサランラップが貼りづらい場合があります、そんな時はトイレットペーパーを使用しましょう。
トイレットペーパーをカビキラーを吹きかけた所に貼り、さらにその上にカビキラーを吹きかけ、同じように数時間放置しましょう、トイレットペーパーは水に溶けるのでそのまま水で流してもOK、気になる方はもちろん剥がしてトイレに流すのもOKです。
▼カビキラーは直接天井に吹きかけない。
天井の汚れやカビも直接カビキラーを吹きかける方がいますがこれは大変危険です。
天井にカビキラーを吹きかけると液体が垂れてきたりと大変危険、そんな時はお部屋掃除などで使うクイックルワイパーを使用しましょう。
使用するのはドライタイプのもの、装着したドライシートにカビキラーを吹きかけ、天井の溝を掃除することで液体垂れ防止になります。
様々なカビキラー商品
▼ゴムパッキン用カビキラー
通常のカビキラーでも落ちないゴムパッキンの強力な汚れには、専用のゴムパッキン用カビキラーを使用しましょう。
使い方もとても簡単で、ペンのようにもってジェル状のカビキラーをゴムの目地に塗り、30分程度放置しあとは水で洗い流すだけ。
▼電動カビキラー
より楽により便利に開発されたカビキラーがありました。なんと電動で洗剤を噴射する電動カビキラーです。
従来であればプシュプシュとノズルを引く動作をしなくてはいけなかったのですが、電動カビキラーの場合は押しっぱなし!さらに効率よくカビ退治を行うことが出来ます。
▼洗濯槽カビキラー
ここからは浴室外のカビキラーです。
洋服を洗う洗濯機にカビが発生してしまうと洗濯をしても変な匂いが発生してしまったりととても大変。
そんな時は洗濯槽用カビキラーを使用することで汚れを落とす事が出います。
使い方は洗濯槽にカビキラーを入れて、通常洗濯(洗濯、すすぎ、脱水)を行うだけととても簡単!
▼排水口カビキラー
キッチンなどの排水口やゴム受けや三角コーナーに使えるカビキラー。
使い方は通常のカビキラーと同じく洗剤を吹きかけ、放置して水で流すだけ!放置する時間は約5分ほどでOKです!
カビキラー NGな使い方
カビキラーの詰め替え買おうとしたら間違って洗濯槽用のを買ってきてしまった orz
— サKIさん (@Dire_Nobleman) February 27, 2022
まあ洗濯機も洗う予定だったからいいんだけどもさ(白目) また明日も買い物だぁ(゜∀。) pic.twitter.com/VG4XKAFVZ2
タイトルチューンの前回とは逆に、今日はカビキラーで”これやっちゃあかんやろ”なNGワードを調べていきます!
頑固な黒カビもすぐ、根こそぎ落とすカビキラーは効果力が高い分匂いも強く、漂白剤としてかなり有毒なイメージです。
正しい使い方があれば、必ずダメとされるやり方がありますから。
失敗しないため、今回は使い方NGにピックアップです。
▼カビキラーNG動画参照
ー カビキラーNGな使い方 ー
NG①【浴槽はNG】
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カビキラーの成分と浴槽についた水垢が混ざると、「酸化」という化学反応が起こります。
酸化によって浴槽が変色する場合があるため、浴槽にカビキラーを使うのはNGです!
まあ…どうでもよい浴槽なら別なのですが。
NG②【お湯でカビキラーを流すのNG】
カビキラーは、必ず水で流すとよいそうです!!
カビキラーは刺激臭が特有で、吸い込むと具合悪くなりそうなきつさがありますよね!
お湯のシャワーでカビキラーを流す人は多いと思いますが、お湯で流すことで匂いがさらにきつくなり、体調を崩す場合もあるそうです!
NG③【カーテンなど布製はNG】
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カーテンのような布製のカビには、酸素系漂白剤を使うのが最適です。
カビキラーは塩素系なので漂白力がめっちゃ強く、布にカビキラーを使うと、たちまち色落ちする可能性があるからです。
NG④【酸性漂白剤と同時使いNG】
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カビキラーのボトルには、「まぜるな危険」と注意書きがでかでかと表記されてます!!
漂白剤に配合されてる物質は、化学反応が起こりやすい特性があるそうです。
塩素系に、異なる酸性タイプの洗剤が混ざり合うことで、”塩素ガス”という有害ガスが発生します。
塩素ガスを吸うと、重症な病気を引き起こしやすくなり、最悪死に至り、実際死亡の事例も報告されてます!
両方のタイプをどうしても使う必要があるなら、先に使った洗剤をしっかり水で流した後、次の洗剤に取り掛かるようにしてください!!
NG⑤【直接天井にシュッはNG】
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顔を見上げないといけないような高い位置に、カビキラーをシュッシュッすると、上から液体が落ちて目を直撃したり、口や鼻の中に入ったり、髪の毛や頭等々、飛び散ったしぶきのリスクあり!
頭上にカビキラーを吹き掛けるのは、もってのほかです。
天井などにカビキラーを使う場合は、タオルやスポンジや布切れなど用意して、そこに予めスプレーします。
スプレーした布やスポンジで、カビの箇所をこすってくださいね!
まとめ
カビキラーは塩素系漂白剤、窓を開けるなどの換気を行ったり、ゴム手袋をつけるなど安全面をしっかり考慮しましょう。
基本的な使い方はカビキラーを吹きかけ放置、あとは水で流すだけ。
汚れがひどい場合はサランラップやトイレットペーパーを使用し効率的にカビを退治、また使用する場所によって専用のカビキラーが販売されていますので、場所に合ったカビキラーを選びましょう!