ニベアクリームは100年以上もの長い間、人々に愛されてきたスキンクリームです。
「ニベア」という名前さえ知らないという方は、いないのではないでしょうか。
近年は様々な種類のクリームやスキンケア商品が誕生していますが、なんといっても代表的なものは「青い缶」のニベアクリームですね。
その青い缶の中には、真っ白なクリームがたっぷりと詰まっています。
小さなお子様から家族みんなで使え、顔にも手にも体全体にも使えるスキンクリームです。
そのニベアクリームは、毎年CMでも宣伝されています。
寒空の下、お母さんが子どもに、孫がおばあちゃんに、恋人に、と世代や性別を超えて頬や手に塗ってあげるシーンと共に、ゆったりとした曲が流れ、ほのぼのと温かい気持ちになるCMです。
そして2022年、そろそろニベアの季節がやってきます。
新しいCMも出来上がったようです。
その新CMはどのようなものでしょうか。
画面で流れるシーンと、バックで流れるCMソングについてお話ししましょう。
ニベア花王の思い
ニベアクリームは肌を乾燥や冷気から守り、健康でしっとりした肌を保ってくれるスキンクリームです。
ニベアクリームは長きに渡りCMもしてきました。
以前は「顔を洗ったらニベア」というキャッチフレーズの後、セリフが入り、最後に「♪ニベアクリーム、ニ・ベ・ア♪」というジングルで締めていました。
近年は、ニベアクリームを通じて、大切な人を「守りたい」という思いでCMを作っています。
CMでは、ニベアクリームを自分で塗ったり誰かに塗ってあげているシーンのバックで、村上圭祐さんの「まもりたい~この両手の中~」やクリスハートさんの「まもりたい」、三浦大知さんの「ふれあうだけで」や洋楽シャネルさんの「タッチ」などの曲が流れていました。
ニベア花王さんは、このように「触れる」「守りたい」という思いを大切にして、CMを作っているようです。
2022年のニベアのCMは?
さて2022年の新しいCMもできたようです。
画面で流れるシーンは4場面あります。
まずは友達なのか妹なのか、バレエの発表会で舞台に出ている子を舞台袖で心配そうに見守り、終わって戻ってきた子に「大丈夫」と言いながらやさしくニベアを塗って上げる場面です。
第2の場面は故郷に帰ってきた恋人?を「おかえり」と迎えた女性の頬に男性がニベアを塗ってあげるシーンで、第3の場面は、両親が働く店で待っていた子どもが、仕事を終えたお父さんの頬に「頑張った人」と言って塗ってあげるシーンです。
そして最後は結婚式当日、ドレスに着替えた孫娘の手におばあちゃんが優しくニベアを塗るというシーンです。
どのシーンもとても愛情が感じられ、温かい気持ちになりますが、そのバックで流れる曲は川崎鷹也さんの「ずっとまもりたい」という曲に決まったということです。
川崎鷹也さんのプロフィール
【#ニベアソング 歌唱決定🦅】
9月16日から放映開始のニベアクリームTVCMで2022年ニベアソングを歌唱しています👏👏
今年の夏はニベアの日焼け止めにお世話になってたから嬉しい🙆♂️
是非チェックしてみてください☺️!!
YouTubeリンクhttps://t.co/QlxM0P3tzw
— 川崎鷹也🦅 (@kawasaki_takaya) September 16, 2022
- 名前:川崎鷹也
- 生年月日:1995年5月16日(29歳)
- 出身地:栃木県那須塩原市
- 身長:174cm
- トレードマーク:ギターと眼鏡
- 家族:父も4つ上の兄も音楽関係の仕事をしている
- 経歴:栃木県の黒磯南高等学校に在学中、文化祭の時に友人のピアノ伴奏で鵜歌を披露したところ大好評→翌日、父と兄とは別のジャンルで音楽をしたいと決意→高校卒業後上京して専門学校に入学するとともにライブ活動を始める→専門学校卒業後は「Bocco.」という5人組の音楽ユニットに参加したりYouTube活動をする→初のシングル「空モヨウ」を発売した後、ソロとなる→2018年7月にリリースした「魔法の絨毯」がヒット→2021年松本隆の50周年トリビュートアルバムに参加し、武道館のコンサート初日に出演
- 現在の家族:妻・長男(0歳)
川崎鷹也さんは、高校の文化祭で歌を披露し大好評だったことから音楽の道を目指して上京し、専門学校に通ってライブ活動をしながら、シンガーソングライターとして活躍をしています。
川崎鷹也さんからニベアのCM曲に決まったときのコメント
川崎鷹也さんは、ニベアクリームのCM曲に決まったことで、YouTubeで心境を話しています。
「コロナウィルスの影響で、大切な人に会えない・触れ合えないという状況が続いています。
僕は18歳からライブ活動をしていますが、ライブができないとか人数制限をするなど、当たり前にしていたことが当たり前で無くなったことを自分の身をもって体験しました。今年度に入り、以前よりは大切な人にも会いやすくなってきました。
そんな中で2022年のニベアクリームのCM は、「再会」「ふれあい」をテーマにしています。
コロナの影響で、会いたい人にも会えなかったことを経験したからこそ、「大切な人を守りたい」というニベアの思いが、より多くの人に届くのではないかと考えています。僕もニベアクリームのCMを通して、自分の歌を多くの人に届けられることを楽しみにしています。
「ずっとまもりたい、触れ合える瞬間を あなたを」という一番大切なテーマが伝わるように、心を込めて歌っていますので、楽しみにしていてください」
という内容です。
そしてちなみに、川崎鷹也さんご自身も乾燥肌ということもあり、ずっとボディソープとお風呂上がりの保湿に、ニベアクリームを愛用しているそうですよ。
ニベアの歴史
ニベアクリームという商品について解説します。
ニベアクリームは、現在「ニベア花王株式会社」が販売をしています。
もともとニベアクリームは「NIVEA」という名称のスキンケアクリームとして、1911年にドイツの株式会社バイヤスドルフという会社によって開発・販売されたもので、現在世界187か国で販売しています。
ドイツに、「バイヤスドルフホールディング・ジャパン」という日本法人がありました。
その会社と花王が合弁で出資をし、1971年に「ニベア花王株式会社」が誕生したという経緯があります。
1911年にニベアが発売された時は、缶のかたちは今と同じ「丸」ですが、白色をベースに赤いバラのような模様と緑の葉のような模様が間の周囲に施され、「NIVEA CPEAM」という商品名は緑で描かれていました。青缶になったのは、1925年でした。
ニベアは、3人の博士の「あらゆる素肌のニーズに確かな品質のスキンケアで応えたい」という強い思いから生まれました。
「手ごろな価格で良質なスキンケア」を実現するため、長い年月をかけて研究をし、開発されたのは、「オイセリット」という乳化剤です。乳化剤は水と油を混ぜて、長期にわたって品質を安定させるには欠かせないもので、現在でも使われています。
ニベアクリームが開発された3年後には、多くの国々でも入手して販売できるようになり、ニューヨークやパリ・シドニーなどの国々でも生産されるようになりました。
1960年ごろになると、休暇で海辺に行く人が増え、ニベア製品の日焼け止めが大いに役立っていました。その後も紫外線が肌に及ぼす影響を研究し続け、SPFつきの日焼け止めや、日焼け止めスプレー、高保湿UVクリームやこども用のUV製品なども生まれました。
1998年には、人間の細胞の中にあるビタミンのような物質「Q10」が配合されたクリームも誕生しています。
ニベアは世界各国のどんな肌タイプの方でも使えるスキンクリームです。
100年以上愛され続けてきたニベアは、これからもさらに研究が進められより良い素肌のための商品を開発していくことでしょう。
まとめ
ニベアクリームは100年以上も前にドイツで生まれ、世界中で使い続けられているスキンクリームだったのですね。
日本の製品かとばかり思っていたので、ドイツで開発されたことも、世界中で使われていることも、知って驚きでした。
「大切な人をまもる」ことをテーマにして作られるニベアクリームのCMは、寒い冬を背景にして作られていますが、いつも心がほっこりと温かくなります。
新しいCMも、大切な人にやさしい言葉や表情とともにニベアを塗ってあげる場面のバックで、やさしく癒される川崎鷹也さんの歌声が流れるのですね。
楽しみです。