【小林麻央も?】歴代の市川團十郎が眠る墓

市川團十郎の墓【画像あり】

約350年も続いているという成田屋の市川宗家。

その市川宗家の大名跡・市川團十郎

現在の日本の伝統芸能でもある歌舞伎の礎を作った人と言っても過言ではないのが初代の市川團十郎です。

その後、様々な演技が組み合わされ歌舞伎は発展していきました。

そして歌舞伎をここまで有名にしたのは初代だけではなく、廃業寸前だったのに革新的な復興を成し遂げた九代目や、戦後間もない時に低迷気味だった歌舞伎を再度日本の伝統芸能にまで押し上げたのが十一代目だとも言われてます。

このように市川團十郎はいわば歌舞伎の創設者的な存在とも言えます。

また、市川團十郎といえば悲劇に見舞われた事でも有名です。

初代は舞台で刺殺、八代目は謎の自殺など、その他も若くしてお亡くなりになった方などなど、”市川團十郎の呪い”とも言われてます。

そんな市川團十郎ですが、お亡くなりになられた後はどこの墓に眠っているのでしょうか?

今回は市川團十郎の墓についてまとめてみました。

また、海老蔵さんの妻であり若くしてお亡くなりになられた小林麻央さんの墓についても追記しております。

市川團十郎の墓は常照院から青山霊園へ

初代は同じ歌舞伎役者をしていた生島半六に舞台上で刺殺されるという悲劇から始まった市川團十郎の歴史。

そんな初代が最初に眠っていた墓は、東京都港区芝公園にある常照院でした。

常照院は市川團十郎がかつて菩提寺として使われていた墓所があります。

常照院・・・

宗派:浄土宗

住所:東京都港区芝公園1丁目8番9号

増上寺の子院。もと芝浦にあつて不断説法などがあつた。開祖は武蔵国浅茅原の周公と云ふ人である。院中あかん堂に善光寺如来を安置してある。

初代から七代目まではこの常照院に墓があったと言われてます。

そんな常照院には今でも五代目が寄進したとされる唐金の灯籠や七代目が寄進した石造りの手水鉢が現存しているという。

そして八代目は大阪で謎の自殺によってお亡くなりになられたために、大阪にある同じ宗派・浄土宗の一心寺に葬られました。

一心寺・・・

宗派:浄土宗

住所:大阪府大阪市天王寺区逢阪2丁目8-69

納骨された遺骨で造立される「お骨佛の寺」

宗派を問わず年中無休で営む「おせがきの寺」

法然上人二十五霊場第七番札所

そしてその遺髪は常照院に納められたそうです。

その後革新的は復興を成し遂げた九代目の市川團十郎は宗派を神道に改宗したために、お亡くなりになった後はその公営の墓地がある青山霊園に建立される事となりました。

青山霊園・・・

住所:東京都港区南青山2-32-2

港区南青山のビル街にほど近い地にあり、都心の貴重な緑の空間となっている霊園です。明治以来の個性的な大小様々な墓所や著名人の墓所が数多くあり、外人墓地もあります。墓参者のほか、歴史の勉強や散策に訪れる人も大勢います。

そしてちょうどこの時期に関東大震災などがあり、常照院はその被害によって改修などを余儀なくされました。

そのため今までの歴代團十郎が眠っていた墓地を青山霊園に移す事となり、歴代の團十郎は青山霊園で合墓となったのです。

 

画像真ん中の大きな墓石が初代から八代目の市川團十郎が眠ってる墓です。

右の縦長の墓石は九代目、左は九代目の妻がそれぞれ眠ってる墓です。

 

そしてその横に建てられたのが、右側十代目市川團十郎と妻二代目市川翠扇が眠る墓で、左側が十一代目が眠る墓です。

 

そしてその手前に建てられたのが、現在の海老蔵さんの父である十二代目市川團十郎の墓です。

他の墓と比べて真新しいその墓は、海老蔵さんが建てられたそうです。

左右にある墓碑には今はまだ十二代目團十郎の名前だけですが、

 

「ここには、自分の代とその子供、さらに24代までの名前を刻むことができる」

と海老蔵さんがテレビでも話されてました。

市川宗家を今後も継承して行く強い思いの現れなのでしょう。

以上が歴代市川團十郎が眠る墓でして。

代によっては本人だけではなく妻も同じに眠ってるようですね。

となると・・・

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小林麻央もここの墓に眠ってるの?

そして十三代目市川團十郎を襲名するであろう現在の市川海老蔵さん。

妻である小林麻央さんは約3年の闘病生活を送ったが、悲しくもガンに打ち勝つ事ができずお亡くなりになってしまいました。

二人のお子さんと家族四人での仲睦まじい姿は家族の理想のあり方でした。

その仲睦まじい姿がもう見られないのはとても悲しい気持ちになります。

生前麻央さんが開設した闘病ブログ『KOKORO.』ではその闘病生活を赤裸々に発信し、多くの励ましのコメントが寄せられました。

ですが、その想いは届かず、麻央さんは旅立ってしまいました。

その当日の記者会見では、今まで気丈に振舞っていた海老蔵さんが涙ながらに記者の質問に答えていたのがとても印象的だったのを覚えてます。

 

その後、麻央さんの墓をどちらにするのかと話題になりました。

小林家に返すのか?、それとも市川家の墓に入れるのか?

ある梨園関係者は、

「麻央さんのお骨を成田屋の代々のお墓に入れるべきか、それとも小林家に返すべきか――海老蔵さんは、大きな選択を迫られているんです」

普通ならお亡くなりになられても夫婦は同じ墓に入ります。

ですが麻央さんがお亡くなりになられたのが余りにも早過ぎたので、まだ若い海老蔵さんは今後再婚の可能性があります。

現に梨園の関係者は再婚を望んでるとの報道もありました。

そうなった時に、

「もし再婚となれば、いつか、前妻である麻央さんと、後妻のお骨が一緒のお墓に入ることさえ考えられます」(前出・梨園関係者)

との問題も出てきますよね?

別に前妻後妻が同じ墓に入るのがタブーではないのですが、

「大正の名優六代目・尾上菊五郎は、前妻の死後、めかけだった女性を正妻に昇格させました。2人の妻は一緒のお墓に入っていますし、特別避けなければならないといった掟があるわけではありません。ただ、心情的な面もありますからね。後妻がそれを嫌がり、もめるケースもあるでしょうね」(別の梨園関係者)

このような問題が起きるケースも考えられるそうです。

そのため海老蔵さんには苦渋の決断が求められました。

そしてその結果・・・

9月5日に麻央さんの納骨が行われました。

その場所は代々の市川團十郎が眠る青山霊園の墓所でした。

海老蔵さんは麻央さんを成田屋の墓に入れる事にしたのです。

そして墓碑には、小林麻央さんの諡(おくりな)・『豊愛尚興姫命』が刻まれたそうです。

海老蔵さんは納骨式が終わった後のブログで、

題名:もどりました

2017-09-05 18:02:54

空を眺めてます。

人の生涯はわからない、わからない事が多いです。。

切り開くものなのか?

最初から決まっているものなのか?

様々な想いの中、、

ロマンに生きてみたい、、

そう感じています、

今はです。

#市川海老蔵

と綴ってました。


そしてとても仲が良かった姉の小林麻耶さんも納骨式後、

題名:2017/09/05

2017-09-05 20:58:32

本日、納骨を終えました。

今日は、汗ばむ陽気でしたが、時より吹く風が心地よく妹が、みんなを優しく包んでいるのかなと思えました。

また、今日、暗い気持ちになりそうなときクスッと笑える出来事があったり、いつでも一緒だよ、大丈夫。と、言ってくれているようでした。

コメント、ありがとうございます。

心から感謝です。

#小林麻耶

とブログで綴ってました。

『【小林麻央も?】歴代の市川團十郎が眠る墓』・まとめ

今回は歴代の市川團十郎の墓についてまとめてみました。

現在は歴代全員が青山霊園の墓所に眠られてるようです。

そして今後誕生するであろう市川團十郎も、同じ青山霊園の墓に入る事となりそうです。

現在は不在になってる成田屋の大名跡・市川團十郎。

海老蔵さんが十三代目を襲名するのを楽しみにしております。

今回も最後までご覧頂き有難うございました。

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