海老蔵の息子堀越勸玄、市川ではなくなぜ堀越?

市川海老蔵の息子の名字はなぜ堀越?

市川海老蔵と小林麻央の長男である堀越勸玄をテレビで見たことがある人は多いでしょう。

父親と一緒に教育番組にも出演しているので、子育て世代の間での知名度は特に高いです。

不運にも母親を病で亡くしてしまい、幼い彼を心配する世間の声は多かったです。

過酷すぎる運命に太刀打ちできるか心配でしたが、父親の献身的な努力のかいもあり、明るく振る舞えるようになりました。

とてもポジティブな性格で、すでに歌舞伎の舞台でも父親との共演を果たしています。

そんな彼についてよく聞かれるのが、どうして父親と名字が異なるのかという疑問です。

今回は堀越勸玄の名字がなぜ堀越なのかについてまとめてみました。

名字が堀越の理由とは?

父親は市川なのに、なぜ堀越なのか分からない人が多いそうです。

ちなみに母親の小林という名字とも違っています。何か複雑な家庭の事情があるかのように勘違いしてしまいそうですね。

父親と母親の名字はどちらも珍しいものではありません。むしろ、その2つよりも堀越のほうがずっと少ないような気もします。

いずれにせよ、その理由は歌舞伎の世界について知識があればわかる事でしょう。

ポイントになるのは、市川海老蔵という人物はこれまでに何人もいるということです。

たしかに市川はありふれた名字ですが、海老蔵は決してよくある名前ではありません。

同じ学校にそのような名前の生徒が通っていたら、かなりインパクトがあってきっと記憶に残っているでしょう。

犬太郎や猫次郎というような動物系の珍名といっても過言ではないかもしれません。人間と同じ哺乳類ではなく、エビは無脊椎動物の甲殻類なのでレア度はもっと高いと考えられます。

話がズレましたが、要は海老蔵というのが現実離れしている名前ということです。

いくら市川が平凡な名字とはいえ、同姓同名の人物が歴史上にたくさんいるわけがありません。

スポンサーリンク

歌舞伎界では常識

さらに、もう1つ大切なのは市川海老蔵が紹介されるときの枕詞です。

11代目という言葉を冠する形で名前を読み上げられることが多くあります。

ここまで来れば、たいていの人は答えが分かるでしょう。名字と名前のどちらも本名ではなく芸名という事です。

つまり、戸籍謄本や住民票には市川という名字は記載されていません。

あくまでも歌舞伎の世界で使われる呼び名に過ぎません。

勸玄も海老蔵も今後襲名して名前が変わる

本名でないことは日本の伝統芸能に詳しい人にとっては当たり前のことです。

しかし、現代の若者の多くは歌舞伎を見る機会が少ないですし、伝統文化全般に対する関心も大きくありません。

ですから、長男の名字を聞いたときに市川でないことを不思議に思ってしまうわけです。

ちなみに市川海老蔵はさらに新しい芸名を襲名する予定になっています。

このように、歌舞伎の世界で名前が変わることは決して珍しいことではありません。

つまり、勸玄に関してもこれから変わっていくことは間違いありません。市川という父親の芸名と同じ名字を襲名することになるでしょう。そうなれば、若い世代も違和感を覚えることは少なくなるはずです。

ただし、次は本名が別ということに気付き不思議がる人も出てくるでしょう。

ですから現時点で疑問に感じたら、そのタイミングで歌舞伎のことを調べてみると良いでしょう。

若者が日本の伝統文化に触れる良いきっかけになります。

勸玄は歌舞伎界を引っ張っていく将来のエースとして期待されている存在です。

父親と同様にドラマへの出演なども増えてくるでしょうし、今のうちから堀越勸玄について興味を持っておいて損はありませんよ。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

スポンサーリンク