中村隼人ってどんな人?父親は萬屋錦之介?

“隼人の父は、継ぐまでに時間が空いたので…”

『歌舞伎界のプリンス』といわれるほど端正な顔立ちで、俳優としても活躍している中村隼人さん。

華麗なる歌舞伎家系に生まれた事でも知られています。

今回はそんな中村隼人さんについてまとめてみました。

中村隼人ってどんな人?

中村 隼人(なかむら はやと)

生年月日:1993年11月30日 

出生地:東京都

学歴:堀越高等学校

両親:二代目 中村 錦之助、 小川し乃

テレビ番組:龍馬伝

祖父母:四代目 中村 時蔵

中村隼人の家族構成は、父が中村錦之助で母は小川し乃さん、そしてモデルや女優として活躍する姉の千春子さんと妹の雛子さんがいます。

1993年11月30日、母親の実家の鹿児島で生まれたので”薩摩隼人”が名前の由来だそうです。

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出演舞台やドラマ

芸能人が多く通う堀越高校を卒業していて、同級生にはジャニーズのメンバーや俳優、女優がたくさんいて、神木龍之介とは現在でも親交があるといわれています。

2002年に8歳で歌舞伎デビューをし、『菅原伝授手習鑑寺子屋』で初舞台を踏みました。その後『勧進帳』で太刀持役や『新口村』の遠見の忠兵衛役、『元禄忠臣蔵』の井関紋左衛門役など様々な舞台に出演しています。

12歳のころには本人も歌舞伎の道を歩んでいくことに決めたのですが、セリフが棒読みで演技が下手などといわれたため努力をし、15歳の時には大河ドラマへの出演も果たしました。

『陽炎の辻』では徳川家基役で出演し、翌年の『龍馬伝』で徳川家茂、さらにその3年後の2013年には『八重の桜』で松平定敬役で出ています。

2007年には国立劇場特別賞、2013年とその翌年に3回国立劇場奨励賞を受賞した経歴もあります。

2015年10月にはスーパー歌舞伎の『ワンピース』でサンジとイナズマ役を演じたり、『仮名手本忠臣蔵』にも出演し、ドラマやコマーシャル、バラエティ番組などでも活躍する日々です。

特にサンジ役を演じる時は小学2年ごろから原作の『ワンピース』を好んで読んでいたこともあり、もともとサンジが大好きだったようで

中村隼人

大好きだったからこそ歌舞伎になった反応が怖くて初めは手探りで、1ヶ月稽古をしてやっと自信がついた!

と語ります。

また、2019年から『大富豪同心』というテレビドラマが始まっていますが、そこで中村隼人は主演をこなし、江戸の豪商『三国屋』の孫の卯之吉を演じました。商人の孫が江戸幕府の役人になって事件を解決していく話ですが、剣が使えず暗闇も怖いというキャラクターの役どころ。

写真集も発売

中村隼人の身長は175センチで体重は75キロということですが、着物が似合う体形になるように、また太い声が出せるよう歌舞伎のために努力をして貫録をつけたといわれています。

舞台に立つと体重が簡単に落ちてしまうので、維持をするのは大変だということですが、役作りのためにしっかりと体重管理をするなどの努力もしています。

努力をして歌舞役者としても俳優としても活躍中で、そのうえラジオにも出演し、2015年からのNHK-FMの『邦楽ジョッキー』では、レギュラーパーソナリティを務めました。

そのほか『毎日が発見』や『婦人画報』などの本にも掲載されたり、隼人自身の写真集も発売しています。

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父は二代目中村錦之介

屋号は萬屋。1972年から萬屋錦之助として活躍した初代の中村錦之助を継いだ二代目中村錦之助が父親になります。

初代はほとんど萬屋錦之助として世に名前が出たので、中村錦之助という名前は1972年以降消えてしまいました。そこで隼人のは、継ぐまでに時間が空いたので初代にすべきか二代目とすべきか迷ったようですが、結局二代目として襲名し萬屋を復活させた形となりました。

父は隼人さんと同じように端正な顔立ちで、二枚目役が多いですが鬼役など様々な役もこなします。

父と母は市川猿弥の紹介で知り合い、大学を卒業して1週間後には結婚式を挙げたという今で言うと”スピード婚”でした。

華麗なる歌舞伎家系

また、中村隼人さんの家系には有名な歌舞伎役者もいます。

人気歌舞伎俳優のひとりでもある中村獅童さんとは曾祖父が同じで叔父にあたり、他にも松本幸四郎さんや中村勘九郎家族とも親せきにあたる豪華な歌舞伎の家系です。

 

今回は中村隼人さんについてまとめてみました。

イケメンの歌舞伎役者なのでこれからますます人気が出そうですね。

今回も最後までご覧いただき有難うございました。

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