友達ってどこからが友達なのか、正式な決まりはあるのか?

自分は友達は少ない。
友達がいない。


そんな事をSNS等で発信する若い人が増えてきている気がします。

友達が少ない事を自慢している?
自分は友達だと思っていても、相手は友達だと思っていないかもしれないから遠慮している?
ネット上では仲がいいけど、会ったことはないから友達とは言えない?

昔と比べて、人とのかかわり方が複雑になってきた現代。
あなたには、友達と言える人はいますか?

はたして友達ってどこからが友達なのでしょうか。正式な決まりはあるのでしょうか。

友達の定義って?

友達とは一体どういう定義なのでしょうか。
goo辞書には以下のように載っています。

互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人。

goo辞書より引用

「互いに心を許し合う」や「親しい人」などという表現がされているので、具体的にどうなれば友達という線引きは難しいようです。

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あなたが友達だと思っていればそれは友達

「自分は友達だと思っているけど、相手はどう思っているかわからない」
なんてネガティブに考える人がいますが、相手がどう思ってようが、あなたが友達だと思っていれば友達です。
想いは伝わるものです。あなたが友達だと思って接していればその感情や態度で相手に伝わり、お互いに友達だと思える関係に自然となるでしょう。
逆に相手に気を使いすぎて、連絡をとりたいのに取らなかったりしていると、どんどん疎遠になってしまい友達とは言えない関係性になってしまうかもしれません。
あなたが友達だと思えば、それは友達なのです。相手も同じ思いでしょう。
気兼ねなく連絡を取ってみましょう。

自分のために時間を「作ってくれる」

本当の友達というのは、暇な空き時間をあなたのために使ってくれる人ではありません。
あなたのために時間を「作ってくれる人」が友達といえるでしょう。

どんなに忙しくても、あなたのために時間を作ってくれるような人です。
特に相談事など大事な用事の時に、自分の時間を割いてくれるような人は友達といえるでしょう。

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本当の自分でいられる

「こういうこと言うと嫌われるかも。」「こういうことしないと嫌われるかも。」
そんな「嫌われるかも」は友達同士では発生しません。

そのままの自分でいられる関係こそが友達といえるでしょう。

親しき中にも礼儀ありという言葉があるように、失礼なことまでしていいというわけではありませんが、嘘をついてまで友達関係を続ける必要はありません、本当の自分を出せる間柄こそ友達なのです。

友達を作るには?

友達を作る方法はみんな知っていますが、なかなかできない人も多いようです。

友達を作る方法。それは話しかけることです。
すべてはコミュニケーションをとることから始まります。

友達になるというのは、お互いの事を好きになるということです。
そして、人は好意を向けてくれた人のことを好きになる傾向にあります。
自分から話かけることで、相手は自分に興味があると認識して、自分のことを好きになってくれます。

日本人は、自分から話しかけるのは苦手で、ついつい話しかけられるのを待ってしまうものですが、自分から話しかける勇気さえもてれば友達はすぐに作れてしまうものです。

あなたには親友・友達がいますか?人生を豊かにする親友・友達の存在

「あなたには親友がいますか?」と聞かれたら、なんと答えますか。

「友達もあまりいないのに親友なんていないよ」と答える人もいれば、「10人くらいいます」と答える人もいるでしょう。

自分は何十年も生きてきましたが、今まで「親友」とは、「友達の中でも最も仲の良く家族のように付き合える人」だと思っていました。
「友達の中で最も・・」なので、親友は「一人」だと思ってきたのです。

しかし、ここでちょっと考えてみたいと思います。親友の意味を・・・

親友とはどんな人?

自分は、もうとっくに成人した子供たちがいる年齢のおばさんです。
長い人生を生きてきたので、少ないかもしれませんが友達がいます。

学生時代の友達や職場で一緒だった人、子育て時代の今でいうママ友など今でも親交のある人が何人かいます。

その中で、一番お互いのことを知っていて家族のように付き合える「親友」が一人います。
もう30年以上付き合いのあるママ友の1人で、お互いに「親友」だといっている仲です。

お互いに今まで何でもさらけ出しているので、どんな話でも恥ずかしい相談でもすることができます。片方がラインを送ると、「今自分もラインを打っていた」という偶然にタイミングが合うこともしばしばあり、自分たちは「前世は双子だったのかも」と言い合っています。

まさしくその人は「親友」なのですが、他の友達は「親友」ではないのでしょうか。
他の友達も若いころからちょくちょく会っていて、お互いにどんな話でもでき気を許せる人たちばかりです。

親友の定義はありませんが、調べてみると「お互いに気を許しあっている友達」「ブランクがあっても会えばすぐにブランクを埋められる友達」「一緒にいると居心地が良い」などが親友と言えるようで、複数人いるという人も多いです。
ずっと「親友は一人」だと思っていたのですが、自分にとっての友達はみな親友かもしれません。

自分の人間関係は「狭くて深い」タイプなので、「友達イコール親友」になるようです。
ただその中でも、お互いに「親友」と思っているのは一人だけですが。

時代によって異なる友達・親友の見つけ方

自分たちの若いころは携帯電話がありませんでした。
連絡は各家庭にある固定電話だけです。

何かのきっかけで知り合った人にもう一度会いたいときは、家の電話番号を聞いてそこに電話をする必要があります。
固定電話は家族が出ることが多く、夕ご飯の団欒の時や家族が忙しくしていそうな時間を避けて電話をしていたものです。

一度会ってしまえばその時に次回の約束ができますが、やはりはじめは会う頻度を多くしてお互いのことに興味を持ち、知っていくことで友達になることができます。

一度知り合っても、連絡もせず次に会うことがないとそこまでです。
だから友達になるには、積極的に連絡をすることが大切です。

現在は、携帯電話があるので直接相手につながります。ラインならいつ入れても大丈夫です。
つまり昔より連絡が取りやすいので、頻繁に会うことができます。
何度も会っていくうちに、お互いに気心が知れて「親友」と言える仲になれるかもしれません。

もし友達が欲しいのにいないという人は、その「連絡」を自分からすることが苦手なのかもしれません。

友達と親友の違い

前項でも「何度も会っていくうちに、お互いの気心が知れて親友になるかもしれない」と書きましたが、結局親友と友達の違いは、気心が知れるまでお互いに頻繁に会ってお互いのことを理解したかどうかということなのではないでしょうか。

知り合ったばかりのころは、相手がどんな人かもわからず、連絡を取り合って何回も会っていろいろ話をしていくうちに、だんだん相手のことがわかるようになります。相手もおなじです。

つまり知り合いから友達、そこから親友に発展をしていくので、友達との仲がより深まったのが「親友」ではないでしょうか。

自分の場合は、いま会う友達はみな、長い間会ってたくさん話し合い気心が知れているので、すでに親友にまで発展しているように思いました。

友達・親友は人生を豊かにしてくれる宝物

自分のような年齢になると、友達や親友の大切さを改めて感じるようになります。

お互いに忙しかった時期でも時間を作って会っていた人ばかりだし、以前より忙しくなくなった年齢になった今では、なおさら会いやすく、ラインもあるので連絡がしやすくなっています。

一緒に旅行やお泊りに行くこともしやすくなったり、今まで自分がしてこなかったような体験を一緒にできたりと、友達・親友は人生を楽しく、豊かなものにしてくれます。

知り合いから友達、そして親友へと発展していくのですね。

今友達も親友もいないよ、という人も大丈夫です。

これから知り合う人の中で、「話が合うなあ」という人がいれば、積極的に連絡を取ってみましょう。
何回も会うことで、これから何十年も友達として付き合えるかもしれません。

一人でも心を許せる友達・親友がいたらその人を大切にしてください、

「友達なんて煩わしい」と思っている人は、自分に自信があるか、逆に自信が無いかどちらかだと思います。また仕事などで忙しすぎる人も、友達を作る時間がないかもしれませんが、もし「友達がいた方が楽しそう」と思った瞬間があれば、その気持ちに忠実になって友達作りに励んでみてくださいね。

婚活で良い出会いを探すのと同じですね。

まとめ

友達という言葉は非常にあいまいなものです。
自分は友達だと思っているけど、相手がそう思っていないなら友達じゃないかもしれない。

そう思う方は多いかもしれません。
しかし、思いは伝わります。あなたが友達だと思っているのであれば、友達だと思って接することで相手も同じ感情をもってくれるでしょう。

「友達である」「友達じゃない」など難しいことは考えずに、本当の自分でいられる関係性をもっている人を大事にしていきましょう。

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