学生のお子さんがいる家庭だと、親御さんも使っているのではないでしょうか。
学校が導入していると、必然的に学生や、親も使う必要がでてくるClassi。
しかし、このClassi、調べるととても評判が悪い。
クラッシーじゃなくて、クソッシーだとも言われる始末。
今回は、Classiとは何なのか。なぜそこまで評判が悪いのかを紹介します。
Classi(クラッシー)とは
Classiは学校ICT化を多目的にサポートする教育プラットフォームです
Classi公式サイトより
Classiは学校で使うタブレット端末に宿題や小テストなどを配信するSaaS型のクラウドサービスです。
簡単にいうと今までアナログで行ってきた、
「先生と生徒のコミュニケーション」だったり「資料の提出」や「授業の予習・復習」などをタブレット上で行えるサービスです。
コミュニケーション、探究学習、学習動画、日々の学習記録などを通じて、「先生方の授業・生徒指導」「生徒の学び・成長」をサポートしてくれます。
ちなみにClassiを提供しているClassi株式会社は、ベネッセホールディングスとソフトバンクグループの合弁子会社です。
Classiはいつ役に立つ?
Classiはどのような場面で役に立つのでしょうか。ご利用シーンを一部紹介します。
HR(ホームルーム)
今までは先生が口頭で連絡事項の説明をしていましたが、Classiの中にある連絡事項を見ればいつでも確認ができます。また、プリントなどの配布物もClassi上にアップすれば持ち帰る必要がありません。
欠席時のフォロー
今までは風邪などで学校を休んだ時、次の日友達にノートを借りて授業内容を把握しないといけなかったりしましたが、Classiの中にある授業資料を見れば授業の内容がわかるようになります。
授業の理解度の確認
わからない所は、ClassiのWEBテストを利用して、いつでも授業の復習が可能になります。
先生への質問
今までは、職員室に行って先生に聞く必要がありましたが、Classi上に投稿することでいつでも質問が可能です。
驚異の普及スピード
Classiは2014年度に全国の中高100校にタブレットを無料で貸し出しモニター試験が行われました。
そして2015年に正式サービスが開始されると120校5万の利用者が集まりました。
そこから導入する学校はどんどんと増えていき
2016年には340校13万人、2017年には2100校77万人、そして2019年5月には2500校116万人、なんと2校に1校が利用するサービスに成長しています。
なぜ評判が悪いのか
度重なる通信障害と流出
Classiは、利用者が増加することでアクセスの負荷が増えて、サービスが複数回停止しています。
最近では、新型コロナウイルスの影響もあり、学生の利用頻度も急増しサービス停止に繋がっているようです。
また、2020年4月5日(日)に外部からの攻撃に伴い、サービスが停止しています。
この攻撃によって約122万人のIDとパスワードが暗号化された文字列、教員の公開自己紹介文(任意記入)2,031件が流出しています。
アプリの評価
Google Playアプリ
圧倒的低評価です。ほとんどが★1評価。
レビュー内容を見てみると、やはり、接続エラーに関する内容がほとんどです。
App Store
App Storeのレビューは1.2とGoogle Playよりさらに低いです。
レビューを見てみるとGoogle Playと同じく通信障害などで使えないことが挙げられています。
学校や生徒がClassiを使いたくても、アプリ自体が使えないんじゃ意味がないですよね。
SNSでの評価
ClassiはSNSでの評判も悪いです。
もちろんアプリレビューと同様、接続できないなどのエラーによる内容がほとんどになります。
まとめ
中学・高校に急速に普及しているClassi。
先生や生徒、保護者が今までより楽に、そして便利に関われる、今の時代に合った素晴らしいサービスです。
しかし、度重なる不具合や、個人情報の流出で使う側の不満が溜まっているので、早急なサービス改善が求められています。