岡山理科大 国内初の恐竜学博物館の開催が
一躍話題になっています。
その驚きの内容が…
岡山理科大 国内初の恐竜学博物館に期待の声
と、生徒たちが自らの手で作り上げる試みです。
岡山理科大 国内初の試みはの真相は…
もともと岡山理科大は恐竜の研究に様々な方面から手を回して
力を集めてきました。
その結果できた
この恐竜学博物館。
モンゴル科学アカデミーと研究提携を行いながら
ゴビ砂漠の恐竜化石を算出するというチームが結成されていました。
このプロジェクトについては
政府も関わっており
このまま行くと岡山理科大が
日本の恐竜研究における権威として
周知されていくことになるでしょう。
実際に岡山理科大の恐竜研究チームは
足跡の化石を発見するなど
目覚ましい成果を上げています。
今まであまり手付かずであった
ゴビ砂漠に、骨化石の分析構造や
最新の年代測定法を用いながら
過去の恐竜の時代の姿を明らかにすることを目的に
研究チームが結成されました。
また、恐竜進化における大陸間比較なども
積極的に行うということです。
恐竜の研究といえば、やはり圧倒的に欧米諸国や
アメリカが進んでいるのが現状ですが
ここでモンゴルと日本が協力して
ゴビ砂漠の恐竜時代の姿を明らかにすることができれば
恐竜の進化の比較を行えるようになります。
すると、長い間謎とされてきている
恐竜絶滅の謎にも
いよいよ迫ることができるかもしれません。
また、今回の恐竜学プロジェクトの立ち上げに際して、
公式サイトでは次のような声明が出されています。
岡山理科大 国内初の恐竜学博物館にかける意気込みが…
本学研究ブランディング事業の概要
本事業は、本学が協定を締結しているモンゴル科学アカデミーとの連携に基づき、ゴビ砂漠で豊富に産出する恐竜化石を対象に骨化石の構造分析や生痕化石の形状から恐竜の生理生態学的な特性を解明するとともに、新たな年代測定法を用いて地質層序を明確にして恐竜進化の大陸間対比を行う。また、研究・教育・広報の機能を持つ恐竜学博物館を本学に設置し、モンゴル及び日本の若手研究者育成と本学のブランド形成の拠点とする。本事業の目的
①本学と社会情勢に係わる現状平成25年に岡山市にある林原自然科学博物館(以下「林原博」と呼ぶ)が事業を終了した際、本学はその恐竜標本(実物とレプリカの全身骨格8体を含む約500点)、研究事業および研究者を承継した。これは日本地質学会、日本古生物学会、国際古脊椎動物学会、地元関係機関等から林原博事業存続と標本散逸防止に関して強い要望を受けたことによる。本学は、その直前の平成24年に自然史学的なフィールドワークに重点をおく生物地球学部を発足させ、平成26年には同学部内に「恐竜・古生物学コース」を設置して、学生が学士課程から大学院課程まで系統的に恐竜学を学べる体制を整えた。それと並行して、モンゴル科学アカデミー古生物学地質学研究所(以下「IPG」と呼ぶ)との間に恐竜に関する研究教育協力協定を締結し、同コースの教員と学生がIPGと連携してゴビ砂漠での野外調査を進めている。
http://dinosaur.ous.ac.jp/project.html
と、いう内容の気合の入りっぷりからして
岡山大学は、日本の恐竜研究の権威としての地位を
確立することに大きな力を入れています。
さらに、このプロジェクトに政府が関与しているのは
岡山大学に
アジア圏の考古学研究を
リードしてほしいという期待も
大いに込められていることでしょう。
実際、恐竜の化石とは
未知の観光資源になるかもしれない部分でもあり
そういった意味では経済に与える効果は未知数の分野でもあります。
技術力に優れた日本が
岡山理科大学を筆頭に
恐竜研究をリードできる存在になっていくことはできるのでしょうか。
ともかく、今回の岡山理科大学国内初の恐竜学博物館の展示は
そういった動きの魁となる期待を
込められていることは間違いないでしょう。