シルバーウィークはいつからなぜ始まった？

9月の長い連休といえばシルバーウィーク！
暑さも和らぎ、お出かけしやすい時期の連休って嬉しくなりますね！
ところでシルバーウィークっていつからなぜ始まったのでしょうか？！

確か私が子どもの頃にはシルバーウィークはなかったような…。
そこでまもなく訪れるシルバーウィークについて、いつからなぜ始まったのか徹底的に調べてみたのでシェアしていきます。

シルバーウィークはいつから始まった？

今や秋の大型連休といえばシルバーウィーク！というほど定着していますが一体始まりはいつだったのでしょうか？
結論から申しますとシルバーウィークは歴史が古く始まりは1950年代にまで遡ります。

そんなに前からシルバーウィークがあったの？！と驚く方も多いかと思いますが、実は5月にある大型連休”ゴールデンウィーク”と同じ年に生まれた言葉。
詳しくいつから始まったのかご紹介していきましょう。

まず、シルバーウィークの始まりを語るにはゴールデンウィークの由来をご説明せねばなりません。

1950年代当時、二大映画制作会社である”松竹”と”大映”が5月初旬の連休と同時に映画を公開します。
するとそれが大ヒット！

大映の専務・松山英夫氏が「輝かしい一週間」として、この期間をゴールデンウィークと名付け広く浸透します。

そんなゴールデンウィークと対比し、今度は11月の文化の日を中心とした一週間をシルバーウィークと名付けます。
しかし定着せずにいつの間にか消えてしまいます。

そして2009年。
敬老の日と秋分の日を含め5連休となったことがきっかけで再びシルバーウィークと呼ばれるように！

シルバーウィークは最近できたと思っていたのですが半世紀以上の歴史があるんですね。

シルバーウィークはなぜ始まった？

シルバーウィークはなぜ始まったのでしょうか。

その理由に「ハッピーマンデー制度」や「国民の休日」というものが関係しています。

ハッピーマンデー制度とは
「週休二日制が浸透したため月曜日を国民の休日とすることにより土曜日・日曜日と合わせて三連休とし、余暇を過ごそうという趣旨で制定されたもの」

国民の休日とは
「国民の祝日に関する法律第３条第３項で定められた休日の通称であり、前後が祝日である平日は国民の休日となり休日となる」

出典：Wikipedia

このハッピーマンデー制度が適用され敬老の日が第三月曜日に移動し必ず土日と合わせて三連休になりました。
さらに秋分の日は9月22日から23日頃ということで、国民の休日が適用されると最大５連休という大型連休が発生したことが、シルバーウィークの始まりだったのですね！

今年のシルバーウィークはいつ？

今年のシルバーウィークは9月18日（土）から9月20日（月）の敬老の日までの三連休と、9月23日（水）の秋分の日となります。

今年は三連休…ということは厳密にいえば2021年のシルバーウィークはないということですね…。
秋分の日が一日早ければ５連休でシルバーウィークがやってきたのに…。

しかし！21日・22日の2日有給をとることが出来れば5連休が可能に！
2日も有給とれない…という方は24日（金）の一日有給を取れば4連休になりますね。

カレンダー上、５連休にはなりませんが可能な範囲で有給を取得しシルバーウィークを過ごしたいですね。

シルバーウィークでお得になることは？

お得という言葉が大好きな私。
シルバーウィークでお得になることはないか調べてみました。
しかし…シルバーウィークでお得になることは見つけることができませんでした。

コロナ禍でなければ、もしかしたらシルバーウィークにお得に楽しめるレジャーやイベントがあったかもしれませんが今は緊急事態宣言が出ている地域もあるのでそういった情報も見当たりませんでした。

残念…。
でも確かに今年は三連休、さらにコロナ禍でもあるのでお出かけの予定はたてていません。
テイクアウトや動画配信サービスなどシルバーウィークをお家で楽しく過ごすためにお得なサービスがないか今後もチェックしていきたいですね。

シルバーウィークに関するSNSの反応

出典：twitter

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

いつの間にか私たちの中で定着していたシルバーウィーク、歴史がこんなに長いとは知りませんでした。

また毎年シルバーウィークはある！と思っていたのでない年のほうが多いことにも驚きました。

そんな今年も三連休となりシルバーウィークは発生しません…。
涼しくなりお出かけ日和となる9月にシルバーウィークがあると非常に嬉しいですよね！
5年後のシルバーウィークにはどこかお出かけしたい！と今から期待に胸が膨らみます。