いよいよ開幕したプロ野球。各地で行われたセパのオープニングカード三連戦は悲喜こもごもの結果となりましたが、横浜スタジアムで行われた「広島 vs DeNA」第3戦は、とりわけカープファンの熱い視線を集めました。
〝主役〟になったのは広島ルーキーの森下暢仁投手。プロ初先発の舞台で、堂々の7回無失点。惜しくも勝星は逃しましたがその「実力とイケメンぶり」が大きな話題に。森下投手とはどんな選手?出身地や出身高校などをまとめてみました。
森下暢仁の出身地や高校大学は?
Wikipediaによると、森下暢仁投手の出身地は大分市。97年生まれの22歳です。大分市立明治北小学校3年のときから軟式野球を始め、同市立大東中学に進むと軟式野球部に。3年の時には全国大会に出場します。高校は高校野球の古豪として知られる大分県立大分商業高へ進学。
いきなり1年生の夏の甲子園大会に県代表として出場。控えとしてベンチ入りしますが、甲子園では試合には出場できませんでした。2年からは投手兼三塁手としてレギュラーとなりチームの主力に。15年のU18日本代表に選ばれU18W杯で銀メダルに貢献。
高卒後は明治大に入学し、大学通算35試合、13勝9敗、防御率2.78の成績を残します。特に19年の全日本大学野球選手権大会で母校を38年ぶりの優勝に導いたほか、大学日本代表にも何度も選ばれ、ユニバーシアード金メダルに貢献、日米大学野球などでも活躍しました。
森下暢仁のファンが急増中・その魅力とは
出身地・大分で、地元の古豪・大分商業高校から明大に入って学生野球で活躍した「九州男児」森下暢仁投手。「エース候補」の期待を集める逸材は、コロナ禍で3か月遅れの開幕となる中、早くも3戦目でプロデビューの晴れ舞台を踏みました。
21日の横浜戦。森下投手は緊張で硬くなるどころか、初めて踏んだという横浜スタジアムのマウンドで堂々とした姿を見せます。150㎞/hを超える直球は走り、落差の大きなカーブで打者の目線を翻弄。横浜自慢の重量打線を巧みにかわし、7回を8奪三振、4安打無失点に抑える見事な投球を披露しました。
監督の期待に応える「エースの片りん」を示したマウンドさばき。ファンはその噂通りの実力とともに、人柄や優しいルックス、それに反した意外な「強心臓」にも引きつけられたようです。
顔に似合う謙虚な気遣い
21日は球数が100球を超え、初登板でもあり無理をさせないよう、元エースの監督が配慮して交代させたとされますが、1―0で迎えた9回裏に登板した新守護神・スコット投手が乱調でチームは悪夢のサヨナラ負け。森下投手は「新人一番乗り初勝利」を逃してしまいました。
しかし試合後には「自分が投げていても同じ結果になっていたかもしれないので…」と守護神に気遣い。「まだ始まったばかり。次も頑張りたい」と新人らしい謙虚な姿勢が印象的でした。
顔に似合わぬ強心臓と自信
初登板では序盤は苦しみ、走者を背負う展開。2回には2死満塁となりますが、ピンチにも常に涼しい顔。端正なルックスをまったく変えず、淡々と打者を三振にうちとって無失点に切り抜けました。また、大卒らしいクレバーさも売り。高校時代は内野手でもあったため「ブルペンで投げ込むタイプではない。トレーニングをした方が力が付く。キャッチボールで十分」と、自分らしい調整ペースを乱しません。
森下暢仁へのネットの評価まとめ
- 森下くんはとにかくかわいい!イケメン!性格も謙虚で素晴らしい
- 周りへの気遣いもあるだろうけど、内面も含めて並のルーキーでは無さそうだね
- もう少し変化球の制球が良くなれば、山本由伸と並ぶ球界のエースになれる逸材!
- 私も長いことこの世界でいろんな投手を見てきたが、プロ初登板でこれだけの快投を見せた森下君はモノが違うかも
- やっと世代を代表する選手が来たかな!
出典:ヤフコメ欄
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
- 広島カープ期待の新人・森下暢仁が横浜DeNA戦でプロ初登板
- 7回無失点の堂々の内容。売りは「謙虚・イケメン・強心臓」
- 打たれた守護神には気遣い。ピンチや炎上にも全く動じず
森下投手の「強心臓」とスター性は、既に練習試合でも垣間見えていました。先発ローテ入りが確定した後、練習試合にテスト登板したものの、ソフトバンク戦で4回9失点、オリックス戦では5回途中6失点と炎上続き。心配する周囲の声をよそに、当の本人は「球自体は悪くない。収穫のほうが多かった」とケロリ。新人離れした肝の太さを見せました。
まだ細身の体ながら、ばねがあり自慢の守備も軽やか。最速155kmという剛速球を含め、解説者は「動きのすべてにセンスがあふれる」と絶賛します。現在取り組む筋トレなどで体を作り上げれば、佐々岡監督が描く〝広島に脈打つ理想のエース〟に成長する日は、かなり早く訪れるかもしれません。
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