教員免許の正式名称とは!?

教員免許(教職員免許)とは、学校の先生になる際に必須となる資格です。

教員免許は、幼稚園、小学校、中学校、高校、特別支援学校の先生になるために必要であり、学校の種類ごとに免許が違います。中学校の先生になりたくても、小学校や高校など、他の教員免許しか持っていない場合なることはできません。

該当する学校の教員免許を所得しなければなりません。

そして特別支援学校の教員になる場合は、原則として「特別支援学校教諭免許状(特支免許)」が必要であり、所得するためには、まずは特別支援学校以外の教員免許を所得する必要があります。ただし、幼稚園、小学校、中学校、高等学校の教員免許のみで特別支援学校への勤務は可能です。

これらの教員免許は、履歴書などに記入する際には、正式名称で記入しなくてはなりません。このような資格は記入する場合、免許の証明書通りに記入すれば大丈夫ですが、自治体によって証明書が少し異なるようです。

教員免許の正式名称ですが、「(学校の種類)教諭(一種・二種・専修)免許状(中高のみ教科)」となります。

小学校の場合は「小学校教諭一種免許状」のようになります。

中学校、高等学校となると「中学校(高等学校)教諭一種免許状(教科名)」となり、二種免許状の場合は「中学校教諭二種免許状(教科名)」となります。所得した教科が1科目ではなく、2科目以上になると「中学校教諭一種免許状(教科名)(教科名)」のように教科名を2つ記入しましょう。

また、教員免許を所得する際、東京都での公立中学校や都立高校への勤務は、中学校と高等学校両方の教員免許が必須となっております。そして横浜市と川崎市でも、市立高校の教員になる際は、中学校の教員免許を持っていると望ましいです。

因みに、養護教諭(保健室の先生)になるには、養護教諭免許状や栄養教諭免許状などを所得しなくてはなりません。こちらは小中高など学校の種類によっての区分はありません。もし、履歴書などに教員免許の資格を記入する場合は、以上を参考にして、正式名称で記入しましょう。

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