西郷どんフェイクとは？西郷隆盛の史実と比較検証にネットの声が…

大河ドラマ西郷どんのフェイクが話題になっています。

その原作内容は史実と違うさまざまな点が見られる

シナリオであり、その史実との違いを

原口泉教授が比較して検証しました。

その指摘にネットの声が…

原口泉教授の比較検証、西郷どんのフェイクについて

こうした大河ドラマを始めとする歴史モノでは

こういった時代考証の違いはもはや定番、

名物のようなものです。

脚本家の「こうだったらおもしろいのに」

「こうだったらドラマチックなのに」という

エンターテイメント性のある幻想と

「それはありえない」

「史実と違う」

「証拠がない」

という時代考証の先生のせめぎあいも

大河の名物ですね。

同じことが特に

新撰組も、史実との違いが一時期批判には

なりましたがそれも結果的に

ドラマ自体は成功に終わったことから

水に流された部分もあります。

三国志演義・真田十勇士・鬼平・大岡越前

など日本から脈々と伝わる歴史モノは

史実をベースにした

エンターテイメント作品として

楽しむのもまた乙なものです。

また、史実に詳しい人であるからこそ

脚本家の演出を

「こう解釈したか」

「こう変えてきたか」

というように、その仕掛けや発想の変化を追うことで

より楽しく見られるようになるというものでしょう。

今回西郷どんの史実における

フェイクが指摘されたわけですが

その指摘した教授も西郷どんの放映には

とても好意的で

裏番組との比較をし、これからを生きる若い人たちに

見てほしいという思いの丈を

明かしています。

西郷どんフェイクのかかえる危険性とは？

とはいえ、そういった歴史ものの脚色については
異論も存在します。

それは、
坂本龍馬のように、ドラマから生まれる虚像のヒーロー

が誕生することです。

さらに掘り下げると、宮本武蔵のライバルとして

知られる佐々木小次郎などの存在もあります。

佐々木小次郎自体

モデルになった剣士はいると言われていますが

その実態を示す歴史的証拠が現れておらず

捏造では？と言われている歴史上の人物の一人です。

今回の西郷どんについてその危機が語られるのは

西郷隆盛自身が史実に残るような

活躍を実際に残していることにあります。

今回のドラマ化で作られた西郷隆盛像が浸透することによって

西郷隆盛自身が本当に史実に残した功績が

薄れていってしまうのではないかという危機感を指摘する

識者も存在します。

また、

エンターテインメントなので必ずしも史実に忠実でないといけないとは思いません。
ですが以前「天地人」の脚本家小松女史が「妻夫木君の泣き顔が好きだから」という理由で泣かせたというのを聞いてドン引き。
戦国武将が戦の最中に縁側で奥方の膝枕で寝ていたシーンもありました。
特に近年の女性脚本家に多く見られるのは大河のホームドラマ化。
私は女ですがちょっとげんなりします。

引用元：ヤフーコメント

と、単なる脚本家の趣味で

役者を支配するために

歴史を脚色するエピソードがあったりと

いうことから批判的な意見も存在します。

脚本家についてはエンターテイメントとしての

改変の必要性も認めた上で、なおかつ

実在の歴史と

故人の名誉に関わる物語を扱っているという

責任感と倫理観をもって改変を検討すべきではないかと

思われます。

西郷どんのフェイクにネットの声は…

その数々の違いの指摘について反応を見せている

ドラマファンの声を上げていきましょう。

「このドラマはフィクションです」という但し書きを入れないなら、明らかな史実との相違は避けるべき。史実の隙間を創作で埋めるのはありだと思うが、それも時代背景やその人物の性格から見てあり得ない形ではしないで欲しい。

＃

自分は史実を膨らませる程度ならいいが、虚構は大嫌い

＃

史実とは違うかもしれないけど、
どこかで見たストーリー展開がおおい。

フェイクだけどパクリ

＃

大河なんてそんなもんでしょ。
秀吉小田原攻めの時に北条氏に説得に行くのが、軍師官兵衛だと官兵衛だし、功名が辻だと山内一豊、真田丸だと真田幸村なんだものｗ
まあこの中で当時の位置付けだと幸村は一番ないと思うけどねｗ

＃

あらゆる文献資料を精査してレベルの高い歴史小説を書く力のほとんど無い作家が、かってに創作し史実を歪曲した時代小説を書くことが良くあります。
良識ある鹿児島県人が怒る前に謝った方が良くないかな？
ＮＨＫさん・・・

＃

何度も描かれている
本能寺の変も
すごいドラマ仕立てなのは
別にいろんな考えがあって
面白いなと思いますが
西郷さんと糸子さんが
幼馴染ってのは無理が
あるのではないかと
16歳年の差があるんでしょ？

＃

昔NHK自身が特別番組作ってやってたと思うけど史実に近い大河ドラマをしていたのは1987独眼竜正宗まで。1988武田信玄から怪しくなってきて1992信長
KING OF ZIPANGUでは架空の人物「加納随天」についてルイスフロイスが語るというなんでもありの設定を行いその後の流れを決定づけた。あとこのコラムも一部問題があって西郷隆盛が衆道を嗜んでいたのは割と知られる処で彼は非常な浮気性。美少年と見れば口説き、旅先には泊めてくれる女がいて気に入らない相手には喧嘩を吹っ掛け最後は死ぬという自由な人生を営んだようです。

＃

史実なんて好きなだけいじっていいよ。
問題は、ものすごく面白い史実があるのに、わざわざそれをフィクションで改変してつまらなくなること。
ここ10年以上、大河が毎年やっている失敗。
史実を捻じ曲げるなら、捻じ曲げた分面白くないと意味がない。
あと、女性視聴者を意識して、すぐ男女同権的主張を盛り込む悪癖があるけど、私の周りの良識ある女性はみな、歴史を無視したそのような配慮こそ女性蔑視だと憤っています。

と、有識者を始めさまざまな

「史実改変」についての論議がなされています。

西郷どんをより楽しむためにも

史実を抑えておくと

理解が深まるでしょう。

こちらの記事をおすすめとして紹介させて頂きます。