2021年メジャーリーグのレギュラーシーズンがほぼ終了しました。上位チームはこれからワールドシリーズを目指す戦いが続きますが、我らが大谷翔平選手所属のエンゼルスは事実上「ストーブリーグ入り」となります。
オフシーズンといえば選手のFAも大きな関心事ですが、大谷翔平選手のFA権取得はいつなのでしょうか。移籍や残留の交渉はいつ始まるのか、探ってみました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)
大谷翔平のFAいつ?
2017年オフに、日本ハムからメジャーのエンゼルスにポスティング移籍した大谷翔平選手。今年は4年目を迎え、年俸調停権も得ていよいよ「大物メジャーリーガー」への道を歩むと期待されます。
ところで大谷選手のFA権取得はいつなのでしょうか。メジャーの規則では一般的FA権は「サービスタイムが6年(計1032日間)に達すると、選手は自動的にFAとなり、ワールドシリーズ終了の5日後から全球団と契約することが可能になる」とされています。
大谷選手は現時点でサービスタイム4年が経過。あと2年で6年ですので、FA権取得は順調でも23年オフとなります。
交渉は始まってる?
「大谷翔平はいつFAに?」の答えは2023年オフというわけですが、大谷選手は昨オフ、エンゼルスと2年総額850万ドルで再契約しました。つまり来年いっぱいはこの契約が続くことになります。
大谷選手の来季年俸は、この契約に従い550万ドル(約6億1050万円)ですが、本塁打王を争い、オールスターで輝き、MVPやサイヤング級に大活躍した今季実績からすればこれは「格安」。
メジャーでは、大物選手獲得や引き留めのため、契約期間中でも長期契約などに更改することがしばしばあります。例えば大谷選手同僚のトラウト選手は、契約を2年残した段階で総額4億2650万ドル(約473億円)の12年契約を結びました。
大谷選手は最近の取材に「(球団との契約延長交渉は)現時点ではない」と語りましたが、今オフにも球団や大谷選手側から打診がある可能性は十分です。
大谷翔平の移籍先予想
では仮に、大谷選手がエンゼルスと契約延長せず23年オフにFAとなった場合、移籍先はどこが予想されるのでしょうか。
今季MVPや他の個人賞も獲得するなどすれば大谷翔平選手は早「大物」の仲間入り。獲得には巨額長期契約が必須となり、想定されるのは資金力ある人気球団となります。
例えば米ロサンゼルス・タイムズ紙は最近、大谷選手がエンゼルスと同じLAのドジャースへ移籍する可能性を指摘。「ドジャースが今抱える大型契約はムーキー・ベッツだけ。エースとスラッガーを兼ねた存在を特に欲している」。ナリーグでのワールドシリーズ常連と実力面でも大谷選手にとって魅力があり、可能性大といいます。
また東海岸の「全米No1人気老舗球団」で、資金力も随一のNYヤンキースも触手の可能性が取り沙汰されます。地元メディアでは「エンゼルスのマドン監督をフロントに引き抜いてでも、下地を整えるべき」との報道も。
ただ17年のMLB移籍時、大谷選手側は「温暖な西海岸の、プレーに集中できる小規模マーケットの都市で、二刀流にも寛容な球団」を希望したとされ、ヤンキースはその点真逆。
スター選手ばかりで先発ローテが固定され地元メディアやファンも辛辣な「巨大都市」だけに、本人が嫌がるだろうという声もあるようです。
大谷翔平のFAに関するSNSの反応
- エンゼルスが常勝軍団になる可能性は低く、大谷自身もWシリーズ目指すなら移籍した方がいい
- 勝ちたいと言う大谷。メジャーの各球団フロントはざわついてるだろうなー。特にアリーグは
- 大谷ほど真面目な選手はいない。ひとり悔しく浮いた存在になるのはやりきれないだろうし続かないと思う
- 二刀流の覚醒はエンゼルスというチームあってのものだが、やっぱり野球選手である以上、優勝を狙えるチーム、高いモチベーションで野球したいよね
- レッドソックス入りが現状味を帯びてきた!大谷もフェンエィパークは憧れの球場だと語っていたし。ボストンは日本人も多く治安も住環境も良い。ヤンキース戦も盛り上がるw
出典:ヤフコメ欄
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
- エンゼルスの今季事実上終了。オフの関心は大谷翔平のFAや残留交渉?
- 大谷のFA取得は23年オフ。あと1年契約残すが球団の契約延長打診あるか
- FA移籍先はドジャース?ヤンキース?本人は弱すぎエンゼルスに憤りも
最近の取材で「球団は好きだがそれより勝ちたい気持ちが強い」「周りを左右するのは難しい」「主力が帰ってこないとなってモチベーションがズルズルいった。このままでは勝てないんじゃないかなと」など、珍しく本音を〝ぶっちゃけた〟大谷選手。
トラウト選手も「球団には使うお金がたくさんある」と補強に不満を示したとされ、チームの「BIG2」がエンゼルスの弱さに苛立ちを見せています。
球団に奮起を促す狙いとはみられますが、地元メディアやファンの間では「二人共去る気か??」と衝撃も。〝宝の持ち腐れ〟にならないためにも、来季エンゼルスの本気度が問われます。
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