東洋大学箱根駅伝メンバー2021の出身高校とベストタイム一覧表！

号砲まであと1か月を切った第97回箱根駅伝2021。コロナ禍で異例の状況の中となる2021レースでは、どの大学が往路復路を制するのでしょうか。

今回は東洋大学をクローズアップ。箱根駅伝メンバーとその出身高校、そしてベストタイムを一覧でご紹介するとともに、チームの特徴なども調べました。（出典：Wikipedia、各スポーツサイトなど）

東洋大学箱根駅伝メンバー出身高校とベストタイム一覧表

東洋大学の陸上競技部創部は1927年。以来、箱根駅伝には出場78回を重ねる名門です。総合優勝は4回。09年に悲願の初優勝を遂げて以降箱根路のトップ争いでは欠かせない大学に。今季チームの1万m最新平均タイムは28分56秒66で出場校中12位。箱根駅伝メンバー と出身高校、ベストタイムは以下の通りです。

東洋大学箱根駅伝チーム2021の特徴

箱根駅伝メンバー（出身高校&ベストタイム付き）をご紹介した東洋大学の今季チームはどんな特徴があるのでしょうか。

09年以来4度の総合優勝を重ねる強豪の東洋大ですが、前回箱根では12年ぶりに3位以内を逃す10位に低迷。シード権ギリギリの土俵際でした。

前回2区で区間新記録を作った大会屈指の快足エース・相沢晃選手が（現旭化成）が卒業したこともあり、箱根駅伝2021では〝エース頼みではない全員駅伝〟が必要になります。

前回の箱根出走メンバーは7人が残留。その中でも酒井監督は、11月の全日本大学駅伝では新戦力を積極的に起用しました。2区でルーキー松山和希選手が区間7位、6区で箱根未経験の腰塚遥人選手（3年）が5位と健闘し、一時は首位と20秒差まで肉薄。主力の西山和弥選手（4年）が不調だった誤算もあり結果は6位に終わったものの、「非常に収穫が多かった」と監督は評価していました。

前回箱根の山の5区で区間賞の宮下隼人選手（3年）が好調を維持している上、箱根経験豊富な吉川洋次（4年）、鈴木宗孝選手（3年）らも健在。チームは新旧戦力を融合させて「強豪復活」のシナリオを描いているようです。
追記※鈴木宗孝選手、エントリーから外れてしまいました。。怪我でしょうか。

東洋大学箱根駅伝チーム2021の監督

一覧でお示しした東洋大学箱根駅伝メンバー（出身高校&ベストタイム付き）を率いるのは酒井俊幸監督です。福島県出身の44歳。野球の甲子園でも有名や学法石川高から東洋大学に進学。1年時から箱根駅伝に出場、主将を務めるなど3回出走しました。

大卒後コニカ（現コニカミノルタ）で活躍、全日本実業団駅伝3連覇に貢献します。その後母校の学法石川高教員となり陸上部顧問に。当時福島県では無名だった、後の「山の神」柏原竜二選手を見いだし東洋大入学に導いたことなどから、選手を見る目や指導力が評価され09年春、東洋大監督に就任しました。

以降はチームを3度の総合優勝を果たす強豪に育て上げ「名将」に。不本意な成績に終わった前回箱根のリベンジを目指し、箱根駅伝2021で強豪復活を賭けます。

東洋大学箱根駅伝チーム2021の学生三大駅伝の成績

東洋大学の箱根駅伝2021チームの学生三大駅伝成績を改めて振り返っておきましょう。

■2020シーズン（注：三大駅伝は全日本のみ）

・全日本大学駅伝　……　6位（5時間13分15秒）

■2019シーズン

・出雲駅伝　……　3位（2時間10分09秒）

・全日本大学駅伝　……　5位（5時間15分40秒）

・箱根駅伝2020　……　10位

東洋大学箱根駅伝チーム2021へのネットの反応

出典：twitter

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

大学駅伝では選手たちの懸命な走りはもちろんですが、裏方である各監督の「キャラバトル」もいつも話題になります。先日の全日本大学駅伝では、各監督がレース中バスに同乗。一緒にいた増田明美さんによれば、先頭が目まぐるしく入れ替わる展開に、大八木・駒大監督が思わず窓を開けて「けん制するな、イケイケ！」と選手にはっぱ。

前に座る酒井・東洋大監督の肩をもみながら「東洋さんもけん制しないでよ」と頼むと、後ろの席から原・青学監督がすかさず「けん制していてください」と横やりを入れ、車内は爆笑に包まれたそうです。

現役時代の元長距離ランナー同士。仲の良さの半面で、箱根本番ではどんな駆け引きで勝利を目指すのか、監督の采配や動きも注目されそうです。