MLBエンゼルスの大谷翔平選手が、「二刀流」どころかついに「三刀流」で獅子奮迅の活躍を見せています。先発投手として好投し打者としても快音。降板すると今度はライトの守備へ…。
ますます目が離せない大谷翔平選手ですが、ついでに気になるのは大谷サンの回りに映り込むエンゼルスの同僚たち。「オオタニの頑張りを中継ぎが台無しにしている!」のは本当なのか。今回はエンゼルス選手一覧とその成績をお届けします。(出典:Wikipedia、MLB公式、スポーツメディアなど)
エンゼルス選手一覧
ワクチン接種が国民に浸透しコロナ禍から正常化に近づきつつある米国。今季MLBも例年通りのシーズンが観客入りで盛り上がっています。
アリーグを沸かせる一人が「三刀流」大谷翔平選手ですが、ちなみに同僚のエンゼルス選手一覧はどんな顔ぶれなのか、あらためて現在のロースターをチェックしてみましょう。
【主な野手】
・ジャレド・ウォルシュ(一)
・ホセ・ロハス(二)
・デービッド・フレッチャー(遊)
・ホセ・イグレシアス(遊)
・アンソニー・レンドン(遊)
・フィル・ゴスリン(三)
・カート・スズキ(捕)
・ドリュー・ビュテラ(捕)
・マイク・トラウト(中)
・ジャスティン・アップトン(左)
・テーラー・ウォード(右)
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— Los Angeles Angels (@Angels) May 12, 2021
・フアン・レガレス(中)
・ジョン・ジェイ(左)
・大谷翔平(右、左)
・アンドルー・ヒーニー
・ディラン・バンディ
・グリフィン・キャニング
・ホセ・キンタナ
・大谷翔平
【中継ぎ投手】
・ハイメ・バリア
・アレックス・クラウディオ
・マイク・メイヤーズ
・スティーブ・シーシェク
・パトリック・サンドバル
・アーロン・スレイガーズ
・ノエ・ラミレス
【クローザー】
・ライセル・イグレシアス
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エンゼルスの中継ぎや抑えにいい選手はいる?
こうして選手一覧を見ても大谷選手の存在感の大きさが分かる(→トラウト選手は言うまでもなく、ですが)エンゼルスのロースター。
しかし大谷選手が奮闘してもチーム成績は中々上向きません。5月14日時点の成績は、16勝20敗で首位とゲーム差5.5のアリーグ西地区最下位。ホームでもアウェイでも負け越しています。原因は「投打が噛み合わない」ことだと思われます。同日時点の投打それぞれのチーム成績を見てみましょう。
■エンゼルスのチーム成績
【チーム打撃成績】
・総得点164 … 地区2位
・打率.254 … MLB4位
・本塁打数47 … MLB7位
【チーム投手成績】
・総失点202 … 地区最下位
・防御率5.23 … MLB最下位
・与四球153 … MLBワースト2位
・WHIP1.47 … MLBワースト2位
Two-way Tuesday
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このように打撃はまずまずなのに投手陣が打たれ負けが込んでいる状況。打者陣ではMLB全体の首位打者「現役最高プレーヤー」トラウト選手(.355)や本塁打2位の大谷選手らを擁する強力な布陣ですが、投手陣が崩れて足を引っ張るケースが目立ちます。
例えば先発の柱のヒーニー投手は防御率4.75で1勝3敗、バンディ投手は同5.03、0勝4敗。中継ぎ・救援陣もクローザーのイグレシアス投手が同5.54、1勝2敗6セーブ。
メイヤーズ投手が防御率4.58、クラウディオ投手も4.85と短いイニングでも軒並みかなり得点され、「中継ぎ総崩れ」の状態がうかがえます。
MLBもまだ開幕1か月ちょっと。まだまだ巻き返しは可能ですので、何とか投手陣の復調を期待したいところです。
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エンゼルスの大谷以外の選手への反応まとめ
- エンゼルス見てると読売の中継ぎ問題なんてまだ可愛いもんよ。SBの中継ぎの方が勝てそう
- 大谷が500億クラスの長期大型契約を勝ち取り、トラウトと合わせていよいよエンゼルスが破綻する説
- レンドン居ないと流石にちょい厳しいなエンゼルス打線
- エンゼルスのウォルシュめちゃ良いな。フレッチャー 大谷 トラウト レンドン ウォルシュの上位打線はMLBの中でもトップクラス
- こうなりゃ1番:大谷 先発:大谷 中継ぎ:大谷 抑え:大谷 エンゼルス優勝してまう‼️
出典:twitter
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
- 大谷翔平「三刀流」の孤軍大奮闘も、エンゼルスは地区最下位に低迷
- 打撃はかなり良いが投手陣が崩壊状態。チーム防御率は30球団最下位
- 新加入の期待の救援陣もいるが力発揮できず。大谷一人が投手陣牽引
スタートダッシュに失敗してしまった今季のエンゼルス。地元メディアは「投手陣、特に救援投手のふがいなさと、お粗末な守備、いまひとつつながりのない打線が低迷の原因。このままじゃプレーオフは望み薄。投手陣のテコ入れが急務だ」と辛辣です。
MLB史、世界の野球史に残るようなトラウト、大谷両選手といった屈指の逸材が「リーグ優勝」「世界一」といった球団タイトルと無縁なのは何とも寂しい話。野球はチームプレーだけに個人の力は限られますが、GMや首脳陣は何とか手を尽くして「浮上」させてほしいものです。
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