大谷翔平の申告敬遠数の最新を見れるリンクは?ランキングやゲレーロ・ペレスとの比較

MLBもレギュラーシーズンはついに残り試合が一桁になりました。エンゼルスの大谷翔平選手には是非とも本塁打王を取ってほしいのですが、なかなか「一発」が出ません。

それは打撃の調子が今一上向かないこととともに、もう一つ「申告敬遠」がやたら多いのも大きな原因のようです。大谷翔平選手の今シーズンの申告敬遠数は?MLBでのランキングはどうなっているのか、調べてみました。(出典:Wikipedia、MLB.comなど)

好不調の前に、ストライクゾーンに球が来なきゃどうしようもないじゃん。せめて勝負だけでもしてほしい…

大谷翔平の申告敬遠数が異常

現地24日のマリナーズ戦。2番DHでフル出場した大谷翔平選手はこの試合4四球で、うち申告敬遠数が2個でした。

最近とみに四球が多い大谷選手。24日までの3試合で計11四球となり、これは16年のハーパー選手(当時ナショナルズ、現フィリーズ)に並ぶメジャー記録となりました。

アリーグ新記録だから、何とこんなとこでもベーブ・ルースを抜いたw。なお25日は2四球2三塁打。三塁打計7本はこれもリーグトップだし!

↓三塁打量産はいいのですが…

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申告敬遠とは

ところでこの申告敬遠とはそもそも何でしょうか。「敬遠」は本来正式野球用語ではなく、ルールブックでは「故意四球」(英語でIntentional Walk、略称IBB)と記載されています。

MLBで四球はBB。Base on Ballsの頭文字だけど、中継などでは「Walk」と言うわね。日本語の「ファーボール」は和製英語どころか発音も文法ももはや滅茶苦茶ww
故意四球と普通の四球の違いは「ボール4球目の投球前に捕手が立ち上がるか否か」。立っていれば故意四球となります。なおMLBはじめプロ・アマ野球界では時間短縮のため数年前から、守備側の監督が故意四球の意思を球審に「申告」した場合、投手は投球せずそのまま打者が一塁に行くルールが新設されました。これが「申告敬遠」です。

ゲレーロjrやペレスとの比較

最終盤まで激しく本塁打競争を続ける大谷翔平、ゲレーロJr、ペレスの3選手。では申告敬遠数は9月24日までで3人それぞれ何個なのか、調べてみました。

・大谷 17個

・ゲレーロJr(ブルージェイズ) 7個 

・ペレス(ロイヤルズ) 4個

ペレスさんたった4個!いかに大谷さんが勝負を避けられてるか分かるわね

ちなみに四球数全体では、大谷88個、ゲレーロJr83個に対し、ペレス選手はたったの26個しかありません。ライバル2人の三分の一以下。つまりペレス選手は明らかに「打撃機会」が多く、本塁打の確率も上がるだろうと思わざるを得ません。

逆にこの四球数で打率3割、本塁打トップのゲレーロJrの勝負強さも凄いといえるが…
↓まさかの申告敬遠に本人苦笑い、球場ブーイング

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申告敬遠数の最新を見れるリンク

ではMLBでの最新の申告敬遠数ランキングを見られるサイトはあるのでしょうか。これはMLB公式のスタッツサイトで随時更新されていますので、以下にリンクを貼っておきます。(「IBB」の部分をクリックすると降順にソートされます)

MLB.comのスタッツサイト

申告敬遠数のランキング

大谷翔平選手は今季なんと申告敬遠数17という異常な多さ。これはア・リーグトップの数字で、常識的にはそのまま首位で終わるでしょう。

ちなみに両リーグの申告敬遠数ランキングを以下にご紹介しておきます(24日時点)。

【ア・リーグ】

1位 大谷 17

2位 クルーズ(レイズ) 10

   オルソン(アスレチックス) 10

   ラミレス(インディアンズ) 10

【ナ・リーグ】

1位 ソト(ナショナルズ) 22

2位 フリーマン(ブレーブス) 14

3位 ハーパー(フィリーズ) 13

大谷とHRダービーで激闘したフアン・ソトの22ってのも凄すぎ!!最後にご紹介するけど彼の選球眼の良さはまあ世界一だね!

大谷翔平の申告敬遠数のSNSの反応

  • 大谷くん可哀想。申告敬遠はもう全員無しにしましょうよ
  • 最初から敬遠ならまだしも、打者有利のカウントから申告敬遠てやる気ないみたい
  • 大谷翔平が異常なほど敬遠されるのは、エンゼルスに大谷以外ろくな打者がいないのと、相手のマリナーズが絶賛優勝争い中ってのもある
  • 走者なしで敬遠ってのも何だかな。大谷を1番にしたら先頭打者申告敬遠があるっての?
  • わーー♥頑張れ大谷くーん♥頑張れー涙涙涙涙涙♥わーー♥頑張れー大谷くーん♥もうこれぐらいの応援しか出来ない

出典:twitter

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

  • 大谷翔平が最終盤四球連発。申告敬遠数は17とアリーグトップに踊り出る
  • ゲレーロ、ペレスと比べても突出の多さ。走者なしでも申告敬遠される!
  • 敬遠でもベーブルース超え。ファンは「せめて勝負して」とお手上げ状態

超強打者の宿命といいますか、ある意味名誉でもある大谷選手の「申告敬遠リーグトップ」。その上を行くスーパースラッガーがいるのがMLBの凄いところかもしれません。

ナリーグのソト選手(ナショナルズ)はこれまた驚愕の、今季四球数がMLB断トツ137個。それでいて三振は85個と大谷選手よりおよそ100個も少ないのです。

打率も.324、OPS1.028と首位打者濃厚。シーズンを振り返り、メジャーのオールスターとはやっぱりタダ者じゃないと痛感します。

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