先生聞いてくださいよ~。
今日、家の前に犬のフンが落ちてて気づかずに踏んじゃいましたよ~
なんか臭いと思ったらキミか、あいどん君。
臭いよ。近寄らないでよ。
そんな~(泣)
犬のフンの放置って取り締まったりされてないんですか?
それは良い質問だけど、臭いから早く靴を洗ってきなよ。
近年、ペットを飼う世帯が増えてきていて、中でも犬は日本の13%程度の世帯がペットとして飼っています。
そこで問題となってきているのが、飼い主のマナーです。
散歩の最中に犬のフンを片付けずに放置したり、自宅前にフンをされる被害が多く発生しています。
今回は、犬のフンの放置は犯罪か?法的規制はないのか?便利な散歩グッズは?について紹介します。
犬のフンの放置は犯罪か?
犬のフンの放置は以下の罰則対象になることが考えられます。
軽犯罪法
犬のフンの放置は、軽犯罪法にあたる場合があります。
軽犯罪法1条27号では、公共の利益に反してみだりにごみ、鳥獣の死体その他の汚物または廃物を棄てたものを拘留または科料で処罰できると規定されていて、 犬のフンはその他の汚物とみなされることになります。
罰則としては、1日以上30日未満の拘留又は科料(1000円以上1万円未満)に処するとされています。
廃棄物処理法(不法投棄)
犬のフンは廃棄物処理法にあたる場合があります。
犬のフンは廃棄物に含まれており、それを不法投棄することは違法行為です。
個人が不法投棄をした場合、廃棄物処理法の第25条第1項第14号に違反することになり5年以下の懲役または1千万円以下の罰金またはその両方に科せられます。
不法投棄に関しての詳細はこちらの記事にも紹介しております。
地方自治体による条例
自治体によっては、条例で犬の飼育に関する規制を設けている場合があります。
罰則は自治体によって異なりますが、ペットのフン害を防止する条例を設けている自治体が多数あるので、それほど多くの方がこの問題で悩んでいる証拠だとも言えます。
犬のフンを置かれないようにするために
フン害は、1度や2度受けたからといって、すぐに飼い主が罰せられるようなものではないようです。犯人の特定も難しいですし、わかったとしても一旦は注意で終わることも多い様子。
フン害でお困りの方は、まず自分でできる対策を施してフン害に合わないようにしましょう。
薬剤を撒く
フン害を避ける手段の一つとして、犬が嫌がる薬剤を撒いて置くことが有効です。
ホームセンターなどに行けば、専用の薬剤が販売されていますので、そちらを使用すると良いでしょう。
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看板を立てる
正直、犬のフンに関して、犬は全く悪くありません。あきらかに飼い主のマナー違反です。
なので、薬剤などは犬に嫌な思いをさせてしまうので気が引ける方も多いでしょう。
なので飼い主への注意喚起として、犬のフン放置禁止を警告する看板を設置するのが良いと思います。
看板には、「犬のフン禁止!」だけでなく、「見つけた場合は罰金〇万円!」や、「警察に通報します」など、具体的な罰則も記載しておくと効果が高くなります。
犬の散歩に便利なグッズ7選
フンの処理をしないことは、犯罪であることはご理解いただけたかと思います。
犬を飼うと決めたならマナーを守ってペットとの時間を過ごしましょう!
犬の散歩が楽しくなるお散歩グッズを集めましたのでぜひご活用ください。
①お散歩用ウエストポーチ
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「お散歩用ウエストポーチ」は、愛犬やペットとの外出やお散歩、アウトドアが、両手フリーで快適に楽しくなる機能性のお散歩バッグです。
②皮革リード
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散歩と遊びの時に、遠距離で手持ちを握って、愛犬と一緒に楽しい散歩に行きましょう!
リードを長め、短めにできる持ち手が2つあるタイプが便利です。
皮製のものだと耐久性に優れているのでオススメ。
③ハーフチョーク
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ハーフチョークは、 散歩時に愛犬が飼い主より先行しないよう横で歩くことをしつけるための首輪です。しつけやトレーニングにぴったりです。
④トイレグッズ
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愛犬のフンを処理するアイテムです。マナーよく散歩するためにも、トイレグッズは持ち歩くようにしましょう。この袋は散歩のときだけでなく、災害時など緊急の場面でも役立ちます。
⑤首輪
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首輪は犬の身体に負担がかかる可能性もあるので、愛犬に合ったアイテムを選ぶことが重要です。ナイロン素材だと柔軟性や耐久性、通気性に優れていて、汚れても洗いやすいのでオススメ。
⑥ライト
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夜に散歩をする方は必須!自動車や自転車を運転する人から見えやすいものを選ぶのがポイントです。 首輪に着けたり、飼い主の腕に巻いて使うこともできます。
⑦おもちゃ
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公園や広場など広い場所に散歩に行くときはおもちゃも持参していくと良いでしょう。
たまには歩くだけでなく、思い切り遊ばせることも重要です。
まとめ
犬のフンの放置は、軽犯罪法や廃棄物処理法、そして自治体によっては条例違反に問われることもあります。
しかし、違法だからではなく飼い主としてのマナーですので、飼い犬がフンをした場合は、必ず片付けるようにしましょう。