イスコの名前の由来は？その凄さを久保建英が絶賛のわけ

新型コロナウイルス・パンデミックが欧州を襲い、世界最高峰の欧州プロサッカー5大リーグもすべてシーズン中断を余儀なくされています。

スペイン1部・マジョルカで活躍中の久保建英選手も想定外の「オフ入り」となってしまい、サポーターには何とも残念な事態ですが、そんな中チームメイトに語った久保選手の「同僚評」が話題に。

久保建英選手が最も凄いと思ったのはレアルマドリードのイスコ選手だとか。ちょっと変わった「イスコ」という名前の由来は？その凄さを久保選手が絶賛するわけも探りました。

イスコの名前の由来は？

まずは久保建英選手が挙げたイスコ選手とはどんなプレーヤーなのか見てみましょう。イスコ選手は本名フランシスコ・ロマン・アラルコン・スアレス。イスコはクラブでの登録名です。

スペイン出身の27歳。バレンシアCFの下部組織に入り、10年にトップチームデビュー。11年にマラガCFに移籍しUEFA・CLに初出場。マラガの上位進出に貢献したことで欧州各国のビッグクラブが注目し、その中で13年にレアルマドリードへ約40億円近い移籍金で入団しました。

レアルではこれまで300試合に出場し通算51得点を挙げています。12年にスペインA代表に初選出。13年2月、ウルグアイ戦で代表デビューを果たし、18年のロシアW杯にも出場しました。

ところで「イスコ」という名前の由来ですが、これは本名が〝語源〟です。「フランシスコ（Francisco）」の最後の4文字を取って「イスコ（isco）」というわけです。

欧米人のファーストネームは呼びやすいように短く愛称にすることがしばしばありますが、「フランシスコ」もそのままでは長いので、「イスコ」以外にも「キコ」「シコ」「パキート」「パンチョ」などとも略されるそうです。

ではレアルでの同僚でもある久保選手がイスコ選手の凄さを絶賛する理由は何なのでしょうか。

イスコの凄さを久保建英も絶賛

弱冠18歳でスペイン1部の超名門レアルマドリード入りし、現在はレンタル移籍中のマジョルカに所属する日本代表MF久保建英選手。

最近、マジョルカのチームメイトのFWクチョ・エルナンデス選手がSNSで披露した〝久保インタビュー〟の内容がサポーターの話題になっています。

そこで久保選手は、レアルのトップチーム練習に参加して最も強烈な印象を受けたプレーヤーとしてイスコ選手（名前の由来は本名の略称）を挙げました。

久保選手はイスコ選手について「良い選手だというのは知っていたけど、一緒に練習をしてみると信じられないほどだと分かった」とひどく感激した様子。具体的に凄さがどこにあるのかは触れていませんが、イスコ選手のプレースタイルを見ればそれもうなずけそうです。

メディアによる「イスコの凄さ」を以下に引用し、動画も一部ご紹介しましょう。

・強さと技術を併せ持ち、俊敏さやポゼッションはセルヒオ・アグエロに、プレーのヴィジョンやボールコントロール、パスの技術などはジネディーヌ・ジダンに例えられる。スペイン代表においてはアンドレス・イニエスタの後継者と見做され、イニエスタはイスコを「スペイン代表の未来」と語っている。また、攻撃面だけでなく守備も含めてチームに貢献する。
・ロシアW杯予選のイタリア戦では、シュート決定率100%（2得点）にパス成功率95%の数値を記録。マルコ・ヴェッラッティは「メッシでもあのレベルに達していない」とコメントした。
：Wikipediaより

イスコへのみんなの評価

出典：twitter

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

「エルナンデスインタビュー」で、久保選手は珍しく、世界サッカー界の2大スーパースターであるクリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシ両選手についても語っています。

まず久保選手のロナウド評は「マンチェスター・ユナイテッドの頃のクリスティアーノの方が好きだったけど、マドリーではより点取り屋っぽくなった」。そしてフリーキックに関してはロナウド、ドリブルについてはメッシ選手の方がより気に入っているのだそうです。

いつか近い将来、久保選手自身が他の若手から憧れられ、このように〝評価コメント〟される日が待ち遠しく思いますね。