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キングダム648話ネタバレ考察~呂不韋の予期せぬ最期に咸陽はびっくり!

「キングダム」の前回は司馬尚のいる青歌へ向かうことにした李牧一行。カイネのおかげか気力も復活し、立て直しを図ります。

一方、秦の咸陽では肆氏が大王・政に呂不韋の不穏な動きを報告します。そして命を断つべきでは?と問うと、政は直接会って話してみると決断します。

さあ648話ではどうなるのでしょうか?

キングダム648話は2020年7月16日(木)発売の週刊ヤングジャンプで掲載予定です!

※発売日当日にネタバレ記事に変更されます。

ということで、さっそく648話の内容を予想&考察してみます!

キングダム648話のネタバレ予想

前話までのおさらい

「キングダム」の前回は新たな王・遷の庇護者となった郭開から命を狙われ、王都から必死で逃走する嘉・李牧の一団の様子が描かれました。 これまで必死で国を背負ってきた李牧へのあまりの仕打ちに、さすがの李牧も疲れてしまったようです。 さ[…]

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キングダム648話ネタバレ予想&考察①「司馬尚は史実ではどうなってる?」

司馬尚は実在する人物ではありますが、記録としては多く残っていません。

李牧を肩を並べるくらいの名将だったと言われますが、史実ではどうなっているのでしょうか?

鄴を奪われた趙は秦軍に侵攻されますが、史実では王翦、楊端和、羌瘣らが趙の首都・邯鄲を攻め、趙は滅亡の危機に瀕します。

そこで趙王(幽繆王)は李牧と司馬尚に邯鄲の防衛を任せることになります。

趙国の二大名将ゆえに、さすがの王翦も苦戦を強いられ、邯鄲攻略に行き詰まります。

そこで王翦は郭開に多額の賄賂を送り、李牧と司馬尚が謀反を企てているというウソを趙王に伝えます。

趙王は人気・実力のある李牧をたいへん恐れており、郭開の進言を受け入れて李牧らを更迭しようとします。

李牧は更迭を拒否したために処刑されてしまいますが、司馬尚は処刑された記録はないので、おそらく処刑されないように逃走したと思われます。

その結果、李牧・司馬尚不在の趙国はあっという間に秦に滅ぼされてしまいます。

ということで、キングダムの中ではこれから司馬尚の存在が急激に大きくなっていくでしょう。

流れとしては、

李牧が司馬尚と合流
→趙がピンチになる
→趙王が李牧、司馬尚を呼ぶ
→秦が大苦戦
→王翦が郭開に賄賂
→郭開が趙王にウソを進言
→李牧、更迭を拒否して処刑、司馬尚は逃走
→趙、あっという間に滅亡

こんな感じが予想できますね。

キングダム648話ネタバレ予想&考察②「呂不韋の最期はどうなる?」

呂不韋は嫪毐(ろうあい)の乱が原因で、本来なら処刑されるところだったが、これまでの功績により、丞相職をクビになり、隠遁生活をすることに減刑されます。

しかし呂不韋の元に客が途絶えることはなく権勢は衰えを見せません。

キングダムでは不穏な動きを見せたことから政自ら話をしに行くことになりますが、史実ではどうなっているのか?

ウィキペディアによると、紀元前236年、反乱を起こすのではないかと危惧した政から詰問されて、蜀地域への流刑が追加されたという。

その後、呂不韋は蜀に流される途中で死亡したという説もあるものの、ウィキペディアでは「翌年、自らの末路に絶望し、毒をあおいで自殺した」とあります。

つまり、このままだと流刑どころか殺されるかもしれない。だったら…ということで自ら毒を飲んで自殺した、というわけです。

でも、あの呂不韋が自殺なんてするか?絶望なんて絶対にしなさそう。

となるとやっぱり蜀へ移動する最中に、謀殺されたと見るのが正しいように思えるが。

キングダムとしてはどうなるか?

この後、政と呂不韋の間で話し合いがあり、詰問する政、のらりくらり交わす呂不韋。

昌文君ら腹心のすすめもあり、呂不韋を流刑に決定。

政にだまって昌文君らがこっそり呂不韋を暗殺してしまう、みたいな流れがありそう。

政は最初は怒ったものの、やがて受け入れる、みたいな感じかな。

でもそうなると呂不韋の元に集まった人たちはどうなるのか?

昔の中国の王なら皆殺しにしてしまいそうだが、政はどうするのだろう?

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キングダム648話ネタバレ予想&考察のまとめ

ということで、歴史上の人物である、司馬尚、呂不韋の史実を追ってみました。

次回のキングダムも楽しみですね。

キングダム648話のネタバレ確定速報!

2020年7月16日発売の週刊ヤングジャンプのキングダム648話より、確定速報を紹介します。

キングダム648話ネタバレ確定「久々の再会」

前回、呂不韋が不穏な動きを見せていることから咸陽では呂不韋を死刑にすべきではという声も上がっていました。

そんな中、政はわざわざ河南まで行って会いに行くと言い出します。止める昌文君ですが・・・

冒頭、朝廷会議に肆氏と出かけると、会議はもぬけの殻。

わけを聞くと、大王から会議は延期すると伝達があったはずだという。

これには昌文君もびっくり。

場面は変わり、河南城にて、呂不韋と再会する政。

「これはこれはお久しゅうございますな、大王様」

そう余裕顔で言う呂不韋。そんな呂不韋に対し、政は

「お前は変わってないな。変わっていない目をしている。あの時と同じ」

「キ年宮で俺に負けを認めたままの目をしている」

「!」

「俺はその目を確かめるために足を運んだ」

二人の舌戦は続くものの、政は下らない化かし合いはしたくないのか、本題に触れます。

「なぜこんなことになっている。咸陽が見逃さぬことはお前も分かっていたはずだ」

死刑の声も上がっているのだから、早く不穏の徒を抑え込めと言う政。しかし呂不韋は

「私が大人しくせいといえばそれで鎮まるとお思いなら大間違いだ」

どういうことか?

咸陽では呂不韋がたきつけていると思ってるが、呂不韋からすればこれでも随分と抑えている方だという。

「それでも人が人を呼び、秘める怨念を返す時の準備をしている」

呂不韋が言うにはもう終わったはずの内乱の平定さえ思う以上に難しい。

だから中華統一となると想像を絶するはずだと忠告します。

政はそれよりも、お前が平定しろと命令するが呂不韋は

「性懲りもなく反乱の徒が湧いて集まる原因は私ではなく、あなたに問題があるのです、大王」

これには政も首をかしげます。呂不韋は自分を死刑にしようとする肆氏が正しいと言う。

会おうと誘い出して刺客を送ればよかった。もっと言うなら、嫪毐(ロウアイ) の反乱の時に自分のことを死刑にすればよかった。

呂不韋は指摘します。

「あなたは優しすぎるのです。大王」

さらに忠告します。

「その優しさは大王様の武器ですが、先々、唯一の弱点と成り得ますぞ」

「これが呂不韋の最初で最後の進言です」

政は「(最後の?)」と内心思いますが、さらに呂不韋の言うことに耳を傾けます。

呂不韋は最後に少し挑発するように、3年前のキ年宮での二人の舌戦、あれは本当に自分の負けだったのかと言います。そして

「もし大王の方が正しいというなら、それを証明するには中華を統一して本当に争いのない世界を作ることです。その時、初めて私の負けが確定します」

当時、政は人の正体は光だと主張しました。それを今でも信じているかと真正面から問いかける呂不韋。

「もちろんだ」

そうですかと言いながら政に近づき、抱きしめながら

「では、心からご武運を祈っております」

驚く政。何か言おうとしますが、呂不韋に遮られるように

「河南は私が責任を持って鎮めます。惜しむらくはあなたが作られるであろう新世界をこの目で見て回りたかった」

まるでもうすぐ自分が死んでしまうみたいな言い方を重ねる呂不韋何かを決意したようですね。

キングダム648話ネタバレ確定「急報を受ける咸陽。その時政は…」

それから政が咸陽に戻り1ヶ月。呂不韋が特に行動をした様子もなく、見過ごせなくなった咸陽では呂不韋から河南と、その財産を取り上げることを決定します。

その命を下すために使者を送ったところ、河南から来た伝令の知らせは意外なものだった。

政や臣下の者たち、昌平君でさえ意外さを隠せないものだった。

なんと毒を飲んで自殺したという。

「十二年、文信侯不韋死」
(始皇12年(紀元前235年)呂不韋が死に、ひそかに葬られた。「史記本紀」より)

さらに「史記呂不韋列伝」には

「鴆(ちん)毒という毒を飲んで自殺したと記されている」

とあります。

がっくりとうなだれる政。

「呂不韋…」

キングダム648話ネタバレ確定「死んだはずの呂不韋が…?」

場面は変わり、雪の中を行く馬車。

中からはこんな会話が聞こえます。

「外に出るにも何とも大掛かりなことをされましたね。でも死体が別人とすぐ分かるのでは?」

「ばれるくらいでよい。大王は分かって下さる」

「これからどうするのですか?」

「中華中を旅して大王のお手並みを拝見してやろうかのぉ」

ということで、死体は別人のようでした。代わりの死体を見つけるのに一月かかったのでしょうね。

本人はひっそりとお供と一緒に流浪の旅に出るようです。

キングダム648話の感想と考察

なんとも呂不韋らしいやり方でしたね。まあ、行く末に絶望して毒を飲んで自殺するなんて確かに呂不韋らしくありませんからね。

これにて呂不韋編は終わりかな。

次回からは再び、趙の邯鄲攻めの続きか、李牧と司馬尚の絡みに戻ると思われます。

呂不韋はこれでキングダムから退場。いい悪役だったなぁ。長い間お疲れ様でした、という感じがします。

次回も楽しみです♪

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