前回は現場に飯田と波動ねじれが参戦。さらにお茶子とトガちゃんは交戦の後、別れます。いよいよ最終局面へ。
さあ290話ではどうなるのでしょうか?ということで、さっそく紹介します!
このページでは290話のネタバレ要素を含みます!
ヒロアカ290話のネタバレ確定速報!
前回はトガちゃんがお茶子を見つけて変装して民家の中に誘い込み、お茶子を襲います。 早く助けに行きたいお茶子と、お茶子の答えに納得せずブチ切れるトガちゃんがバチバチにぶつかり合ってます。 さあ289話ではどうなるのでしょうか?とい[…]
ヒロアカ290話ネタバレ「ダビダンス」
冒頭、入院中の轟・母の病室へ駆けつける家族。
「315号室のテレビ、早く消して!こんなことになるなんて…」
テレビ画面には椅子に座る荼毘の姿が。
ああ・・・やっぱりそういうことか。
荼毘がなにやらテレビで告白しようとしてるようです。
と、ドキドキさせておいて、場面は現場に変わります。
現在、オール・フォー・ワンに乗っ取られてる死柄木。
死柄木の身体は現在、ギリギリの状況。
デクに乱打され、エンデヴァーの灼熱で焼かれ、崩壊寸前。
ちょうどよくギガントマキアが駆けつけたので、あとは撤退命令をすれば・・・
オール・フォー・ワンはそんなことを考えてます。
一方、相手をしてる轟、波動ねじれは全力全開で必殺技を出してます。
波動ねじれは出力100%の「ねじれる洪水」
轟は「赫灼熱拳・噴流熾炎(ふんりゅうしえん)」
しかしそこへギガントマキアの巨大な拳が襲います。
サイズがめちゃくちゃでかくなってますね。
ギガントマキアはとうとう死柄木を手のひらに乗せて合流を果たし、次の命令を待ちます。
下で見ていたエンデヴァーは肺が片方つぶれ呼吸すら困難の状態。
しかしNo.1ヒーローとしてギガントマキア、死柄木をなんとかしないと・・・そんな決意をしています。
すると!
ギガントマキアの上から荼毘が登場!
エンデヴァー、轟を見つけます。
エンデヴァーが「荼毘!!」と叫ぶと、
「酷えな、そんな名前で呼ばないでよ・・・」
と言いながら頭の上から液体をぶっかけます。
すると今まで黒髪だったのが、他の色に変わりました。
カラーじゃないから何色なのかはっきりしませんが、おそらく燈矢と同じ赤色に違いありません。
そして・・・
「燈矢って立派な名前があるんだから」
そういってカミングアウトしました。
「顔はこんなになったけど、身内なら気づいてくれると思ったんだけどなぁ」
そう、そこなんだよな。
荼毘はエンデヴァーや轟とけっこう間近な距離で会話したことあるのに、なんで二人とも燈矢かも!?とすら気づかないのか。
これは正直、忘れる方がどうかしてると思わざるを得ない。
まあ、堀越先生がわざとミスリードしようとしてそう描いたのだろうけど。
そこで冒頭のテレビ放送に戻ります。
これは事前に収録したもので、さきほど荼毘がスケプティックに指示して全国のテレビ放送に強制介入して流してるものです。
「僕、轟燈矢はエンデヴァー家の長男として生まれました。今まで30人以上の罪なき人々を殺しました。僕がなぜこのような醜穢な所業に至ったか皆に知ってもらいたい」
そう言って話し始めた内容は
・エンデヴァーはかつて力に焦がれていたがオールマイトを超えられない絶望があった。
・より強い個性を持った子供を作るため無理矢理、妻を娶った。
・自分は利己的な父の夢のために作られたが、どうやら失敗作だった。
・ほどなく見限られて捨てられ忘れられた
しかし荼毘自身はそのことを忘れずずっとエンデヴァーを見ていたという。
呆然とするエンデヴァー、轟。
現場の荼毘はだんだんテンションが上がってきて踊り始めてます。
これがダビダンス。
荼毘はそれ以来、どうしたらエンデヴァーが苦しむのかずっと考えていたという。
燈矢だったとき、自分がどうして存在するのか分からなくて毎日夏雄に泣いて縋っていたともいう。
そりや、夏雄もいまだにエンデヴァーを拒否するわけだ。
荼毘は最初は轟が大成した頃に殺そうと思っていたが、期せずしてエンデヴァーがNo.1に繰り上がったことで逆にエンデヴァーを幸せにしてあげようと思ったという。
無論、幸せにした後にどん底に突き落とすつもりだろうけど。
そして荼毘はさらに語ります。
九州ではホークスと一緒にいるところを脳無ハイエンドに襲わせた。
それ以降も新興宗教の星のしもべやエンディングを誘導してエンディングにあてがった。
エンデヴァーはNo.1になった頃、重圧を感じていた。
そして活躍して世間の称賛を浴びて心が洗われた。
子供と向き合う時間を作り、家族の絆を感じることもできた。
未来に目を向ければ正しくあれる、そう思ったはずだと荼毘は言う。
「知らねえようだから教えてやるよ!過去は消えない」
「ザ・自業自得。さあ一緒に堕ちよう轟炎司!地獄で息子と踊ろうぜ!」
絶望的な表情のエンデヴァー、そして轟。
ヒロアカ290話の感想と考察
いやぁ、長い間の伏線がようやくここで爆発した感じ。
ヒロアカのジョーカー的な存在の荼毘がいよいよ正体を自ら明かしましたね。
まあ、予想通り、荼毘=轟燈矢でした。
燈矢はてっきり死んだと思ってたけど、荼毘は「捨てられた」と言ってました。この辺が実際どうなっているのか気になります。
だって、死んだと捨てたじゃ全然違いますからね。
でも家族も死んだものと思って仏壇があったくらいだから死んだと思われていたけど実は生きていたというのが正しいか。
そして死んでからこれまでの経歴が一切不明なのも疑問。
捨てられて死んだも同然の状態からここまで成り上がるわけだから、かなり壮絶な半生を生きてきたはず。
正直、荼毘視点でのスピンオフ作品があってもいいくらいだな。
あと皮膚移植みたいなのも何があったのかけっこう気になるけど、これは描かれるのだろうか?
あるいは荼毘の背後になにか黒幕でもいるのだろうか?
さて、荼毘は暴露してエンデヴァーに絶望を与えて、それからどうするのか?
世間での評判は地に落ちるのは目に見えているが。。。
いずれにせよ、次号での展開も非常に気になります。
死柄木はギガントに拾われてこのまま撤退確実。戦闘は終局に向かうが荼毘自身はどうするんだろう。
ここまでヴィラン連合を利用してきた荼毘だが、こうなると利用済みでもうここにいる価値もない、となりそう。別行動かな。
次号も楽しみです。