ニュウドウカジカ、人面魚が実在するとしたらコレかもしれない!?

イギリスにある「醜い動物保存協会」は醜い動物の認知度を高める活動をしています。

そのマスコットとして選ばれたのが人気投票で一位を獲得したニュウドウカジカです。
その驚愕の顔はまさに人面魚、それもおじさんの顔。

ニュウドウカジカとは!?

ニュウドウカジカはウラナイカジカ科に属する深海魚でBlobfish(ブロブフィッシュ)とも呼ばれています。

オーストラリアやタスマニアの深海に生息しており、体はゼラチン状のプルプルボディ。
このプルプルボディは水よりも少しだけ密度が少ないそうで泳ぐエネルギーを使わず海底でプカプカ浮かんで過ごしているようです。

底引き網漁などでたまに釣れてしまうそうです。

ニュウドウカジカは現在絶滅が危惧されている魚ですが、過去には地元の漁師達の間で食べられていたそうです。

その味は魚なのに蟹に近いそうです。このいでたちから蟹の味がするとは到底しんじられません。でも蟹なら食べたいですね。

分厚い唇に大きな鼻。本当におじさん顔

溶けてなくなりそうなニュウドウカジカ。でも味は蟹。食べてみたい。

横から見るとそのプルプルさがさらに増します。
ニュウドウカジカを持つおじさんも真剣な表情。

調理される前のニュウドウカジカ。悲壮感がこちらまでただよってきます。

深海でひっそりと漂いながら暮らしていたニュウドウカジカでしたが、昨年の「醜い動物保存協会」で見事マスコットに輝いたので認知度はかなり高まりました。
そして、ついにはぬいぐるみまで作られたのです。

実物のプルプル感が再現されていないのはちょっと残念ですが、おじさんぽい顔はそっくりそのまま再現されています。
残念ながら日本では販売していないようです。

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