あなたは毎日テレビを見ていますか?
「貧乏人の家には大きなテレビがあり、お金持ちの家には大きな本棚がある」
という言葉がありますが、では実際にテレビの視聴時間が収入に影響を与えるのでしょうか。
今回は、テレビの視聴時間と年収の関係と受動的なものが及ぼすデメリットを紹介します。
テレビを見ると年収ダウン?
テレビの視聴時間と年収に関係はあるのでしょうか。
30代で年収3,000万円以上稼ぐ人たちに、1日のテレビ視聴時間を聞いたアンケート結果では半数以上の人が1時間未満と答えています。
対して総務省が行った平成30年のテレビ視聴時間の平均は約160分/1日。
30代の平均は121分/1日です。
年収3,000万以上の人たちは平均より大幅ににテレビの視聴時間が短いことがわかります。
年収が高くてテレビを見る人も、見てる番組は「NHK」「ビジネス関連」「ドキュメンタリー」がほとんどです。
単純に、年収を上げるためには、テレビを見るのをやめたほうが良いと言えます。
年収が高い人は読書をしている?
「貧乏人の家には大きなテレビがあり、お金持ちの家には大きな本棚がある」
という言葉が示すとおり、年収が高い人は読書をしているのでしょうか。
年収3,000万円以上稼ぐ人たちの読書量は、平均9.8冊/月という数字が出ています。
だいたい3日に1冊の本を読む計算です。
対して、サラリーマンの読書量は平均2.5冊/月です。
年収の高い人は、普通のサラリーマンと比べて約4倍の読書量があります。
テレビと読書の差
テレビも読書も情報(知識)を得るツールであることには変わりありません。
そこまで大きな違いはあるのでしょうか。
これは、情報の取り方に差があると思われます。
テレビから受け取れる情報は、テレビ局が与えたい情報だけが流れてきます。
こちらが欲しい情報ではなく、テレビ側が与えたい情報が勝手に入ってくるだけです。
また、テレビは不必要な情報(広告など)も流れてくるので、1つの情報を得るのに時間がかかりますし、ながら見も多いので記憶に残らない場合も多いです。
視聴者は必然的に長い時間をかけて受動的に情報を得る形になっています。
一方、読書は読者が知りたいと思った情報を自分で取りにいくことが可能です。
自分の欲しい情報だけを短時間で得ることができます。
また、読書は自分から情報を取りに行っているので、知識として記憶に残りやすいです。
読者は短い時間で能動的に情報を得る形になっています。
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受動的なものが及ぼすデメリット
テレビやSNSに影響を受ける人は、受動的な人間と言えるのではないでしょうか。
受動的の意味を辞書で調べると「他から動作・作用を及ぼされるさま。自分の意志からでなく、他に動かされてするさま」 といった説明があります。
テレビやSNSから流れてきた情報を鵜呑みにしてしまい、
最近ではコロナ関連で「トレイットペーパーが品薄に!」などのデマが流れ、買い占めなどが起こっていました。
受動的なものが及ぼすデメリット
受動的な人には以下のデメリットがあります。
①責任感がない
②優柔不断
③信頼を得られない
これらの特徴は、仕事で給料(年収)を上げたい場合、大きく影響してしまいます。
受動的のデメリット①責任感がない
受動的な人は責任感がありません。
誰かに言われたことだけやっていれば大丈夫、責任は依頼した人にあるという気持ちで仕事をしています。自分で責任を取りたくないのです。
何か意見があっても言うことはありません。
受動的な人は反対意見も述べずに失敗してから、やっぱり失敗すると思ったという人が多いので、無責任さが強調されてしまうのです。
受動的のデメリット②優柔不断
受動的な人は自分の意見を持たない人が多いので、複数の選択肢から一つを選ぶということが苦手です。
仕事で様々な意見が交わされて、今後の方針をどうするか選択しなければいけないときなどは、
特に優柔不断になり決断ができなくなります。
受動的な人は基本的には優しい性格なので、それぞれの立場の人に気を使いすぎて一つに絞れないのです。
しかし、ビジネスをする上で決断力は重要なので、自分の意見をしっかりもちましょう。
受動的のデメリット③信頼を得られない
自分で責任を取ることを避け、優柔不断で決断力もないので、仕事で信頼を得ることが難しいです。
周囲の人から信頼を得るためには、しっかりと自分の意見を発言して行動に移して結果を出さなければいけません。
それを長期に渡り行うことで信頼を得ることができます。
まとめ
年収を上げたい場合、受動的な人間ではなく、能動的な人間になる必要があります。
テレビを見ることは受動的な人間になることに繋がっているかもしれません。
与えられた情報だけでなく、自分で考えて解釈することが必要です。