「THIS IS US 36歳、これから」シーズン1、第13話~15話のあらすじでは、子育てに追われてきたジャックとレベッカが、子供たちが手を離れて来た頃に直面する、夫婦のちょっとした危機みたいな場面がでてきたり、レベッカが妻でも母親でもない、1人の女性としての時間も大切にしていこうとする姿勢にはかなり共感できるはず(^o^)
※ ネタバレしているので、未見の方はご注意くださいm(_ _)m
登場人物
まずは、登場人物から紹介します。
・レベッカ&ジャック夫婦
・ランダル(養子)
・ケヴィン(双子の兄)
・ケイト(双子の妹)
・ウィリアム(ランダルの父親)
・トビー(ケイトの彼氏)
・ベス(ランダルの妻)
・ミゲル(ジャックの友人)
・ソフィー(ケヴィンの元妻)
第13話:愛の告白
ジャックは10歳の誕生日のプレゼントに子供たちに犬をプレゼントしようと言うが、子育てに追われ、犬の世話をする余裕がないレベッカは乗り気になれない。
ケヴィンとケイトが誕生日会を別々にしてほしいと言い出す、3人それぞれにやりたい誕生日会が違ってきたのだ。
ランダルに希望を聞いたジャックとレベッカ、ランダルがクラス全員を招待してマジシャンを呼ぶ誕生日パーティーを提案して、その案で子どもたちは納得する。
ジャックは誕生日パーティーの準備をしている時、レベッカにもう1人子供を作ろうと言うが、今でも十分大変なレベッカは今のままでいいと言う。
クラス全員を呼んでの誕生日パーティーが始まるが、ランダルの友達は黒人の友達しか来ていなくて驚くジャックとレベッカがランダルに事情を聞くと、みんなが来ないことは知っていたと言われてしまい戸惑う。
レベッカとジャックは、友達が3人しか来なかったランダルを気遣うが、ランダルは3人の友達が来てくれて嬉しいと言い、それを聞いたレベッカは、ランダルの大人のような対応に感心する。
ケイトの友達はケヴィンの芝居に夢中で、心配したジャックがケイトの元にいくと落ち込んでいるケイトに独りでいたいと言われてしまう。
ケイトの親友ソフィーとずっと一緒にいるケヴィン
ジャックがケヴィンに、ソフィーにケイトのところへ行くように言ったらどうだと言うと、ソフィーのことを愛しているから嫌だと言われ、ジャックとレベッカは驚く。
オリヴィアに、正しいことをするためにスローンと付き合うと言ったことを聞かれていたケヴィンは、仕事だけの関係にしようと言われてしまう。
ケイトはトビーの心臓の手術を経験して、胃のバイパス手術を決めかねていると相談すると、1ヶ月のダイエットの集中プログラムに参加してみてはどうかと提案され、ケイトは集中プログラムに参加することにする。
トビーがNYで1人で過ごすことを心配したケイトはケヴィンにトビーを誘って欲しいと頼み、ケヴィンはトビーをパーティーに誘う。
そこでトビーにオリヴィアとスローンのことで悩んでいることを話すと、トビーに最愛の人を1人思い描くように言われ、ケヴィンは思い浮かんだ最愛の人の元へ行く。
ケヴィンが訪ねた女性は、オリヴィアやスローンではなく、12年前に別れた元妻ソフィーだった。
参加した集中プログラムが想像していたものと違いケイトは帰ろうとするが、施設の職員男性デュークに結局本質は変わらないと言われ、ケイトはプログラムに戻る。
幼い頃からの思い出が走馬灯のように思い出され、ケイトは自分の本質の悩みに気付かせてくれたデュークにお礼を言いに行くと、デュークから部屋に誘われ驚く。
ガンの治療をやめたウィリアムは見違えて元気になる。
ランダルは同僚のサンジェイと仕事の案件を争うことなり時間に余裕がないが、オフィスにウィリアムが訪ねてきてランチに誘われ、一緒に出かける。
散々ウィリアムに振り回されたランダル、ウィリアムに死ぬまでに車の運転をしてみたかったと言われ、ランダルはウィリアムに運転の仕方を教え、願いが叶い嬉しそうに運転するウィリアムを見つめる。
誕生日パーティーを終え、クタクタのジャックとレベッカは、子供たちが成長したことを実感し、嬉しくもあり寂しい思いを感じ始める。
そして誕生日の夜、ジャックは子供たちから”誕生日おめでとう、パパ”というメッセージをもらう。
うそーーー??!!ジャック、いつ死んだの?!
遺影が若すぎるんだけど…(・_・;)
ジャックのお葬式の時、ランダルもケヴィンもケイトもまだ大人になっていなかった…
しかもケヴィン、ケイトの同級生のソフィーと結婚したのね(・o・)すごい一途!
大切な仕事の案件なのに、事情を話さずウィリアムにとことん付き合うランダル、優しいですね。
ランダルは、小さい頃から自分のことを客観的に見ることができるのもすごいなと思います。
なかなか自分を受け入れることってできないのに…
自分の友達がみんなケヴィンのところに集まって落ち込むケイトを励ましてるジャック、いいお父さん(^o^)
第14話:忍び寄る不安
ミゲルが、ジャックとレベッカの結婚パーティーでスピーチをするシーンから始まる。
子育てに追われ夫婦の時間が全く取れていなかったジャックとレベッカは、ミゲル夫婦と食事に行き、年頃に成長した子供たちのことを話していると、ミゲル夫婦から離婚することにしたと言われ、突然のことに驚きを隠せない2人
ジャックは職場で離婚の理由をミゲルに聞くと、お互いを気にかけなくなったからだと言われる。
レベッカはステージの仕事を再開していて、バンド仲間のベンにツアーに出ないかと誘われる。
家に帰ったレベッカは、ジャックに子供たちがお泊り会で今夜はいないから2人で出かけようと言われ着いた先は、2人が新婚の頃に住んでいた部屋だった。
驚いたレベッカにジャックは、自分たちはミゲル夫婦とは違う、新婚の頃を思い出そうと言い、結婚式で交わした誓いの言葉が書かれた紙をケイトに渡し、2人は愛を確認し合う。
レベッカはツアーに参加したいことをジャックに言う。
ランダルはウィリアムが死んでしまう夢を見る。
ウィリアムの主治医に余命は2~3ヶ月だと言われ、ランダルは動揺を隠せない。
仕事の案件は同僚のサンジェイに決まり、上司に2人で組んで案件を進めて欲しいと言われ今夜の接待に誘われる。
今夜は娘のテスのチェスの試合があるが、これ以上ライバルに差をつけられたくないランダルは接待に出席することにする。
家ではベスが子供たちに、ウィリアムの死を受け入れられるよう心の準備をさせようと自分の父親が死んだ時の話を聞かせるが、ウィリアムの死期が近いことをまだ受け入れられないランダルは、死についての話はしないでくれと言う。
今夜は会社に接待に行くと言うランダルにベスは、仕事より家庭を大切にするときだと言われる。
翌日会社に行くと、ランダルは上司からサンジェイにランダルの顧客を分けてほしいと言われ愕然とする。
ケヴィンはソフィーと会う約束をしたレストランで、2人の思い出の席に座っている老夫婦に席を譲ってほしいと頼み譲ってもらう。
店に来るなりソフィーはケヴィンを罵倒するが、思い出の食事が運ばれてきて黙り込んでしまう。(ケヴィン、やる~(^.^))
ソフィーと話せて喜ぶケヴィンだが、ソフィーはどうして連絡をしてきたのかと聞く、2人が別れた理由はケヴィンの浮気だったからだ。
ソフィーは12年ぶりに突然現れたケヴィンに戸惑うが、昔話をするうちにケヴィンが偽名でソフィーのSNSの友達だった事を知る。
ケヴィンはソフィーのことを知っていたくて偽名アカウントを使っていたのだ。
ソフィーに付き合っている人がいると言われるが、ケヴィンは明日の朝もう一度あのレストランで待っていると言う。
翌朝もう来ないと諦めかけていた時に、ソフィーがレストランにやってくる。
トビーは、ケイトの集中プログラム施設を訪ねてきて気分転換にとケイトを誘うが、プログラムの予定が詰まっているからと断られてしまう。
帰り道に集中プログラム施設の職員デュークに話しかけられ、ケイトのことが心配になったトビーは集中プログラムに一日券を買って参加する。
ケイトはトビーに先に帰ってほしいと言うと、俺のことを少しでも考えてくれているのかと言われてしまう。
帰り際トビーはケイトに祖母の指輪を渡す。今日施設を訪れたのは、ケイトへのサプライズのためだったのだ。
一生懸命変わろうとプログラムに励むケイトにデュークは、自分も昔は君のように頑張っていたが自分を受け入れたら楽になったと言い、自分の部屋に誘う。
子供が成長して、家族の時間の過ごし方も変わってきて、親友のミゲルの離婚でショックを受けたジャック、レベッカとの間にできているかもしれない心の隙間を見逃さないように一生懸命で、ホント素敵な旦那さん、ジャックってロマンチスト♥
繊細なランダルの不安が手に取るように分かる…手まで震えてしまって…
ケイトの心の奥底にある不安って深そうです…(-_-;)
第15話:ジャックの息子
レベッカはバンドのツアーに参加するため、ジャックに”してほしいことリスト”を書く。
ジャックはレベッカにバンドのツアーへの参加にOKをしたが、実際は納得していない気持ちをミゲルに話す。
ミゲルは妻と別れたばかりだから飲みに行こうとジャックを誘い、2人でレベッカのステージを見に行くことにする。
年頃になったケヴィン・ケイト・ランダル、偶然3人の会話を聞いたレベッカは、ケヴィンがソフィーと寝たことを知り驚く。
ジャックがケヴィンに避妊をするように話している時に、小論文の勉強で行き詰まりパニック発作になっているランダルがやってくる。
自分を追い込みすぎないようにとジャックはランダルを落ち着かせる。
レベッカは、多感な年頃の子供達を置いてバンドのツアーになんか参加できないというが、ジャックはツアーに参加するように話す。
レベッカが歌う姿を見たジャックは、バンドメンバーのベンと目配せしながらラブソングを歌うレベッカをみて不安になる。
ベンにレベッカのことを褒められ、レベッカが以前ベンと付き合ってたことを知ったジャックは、ライブ後にレベッカと食事の約束をしていたのに帰ることにする。
帰宅途中ずっと黙っているジャックにレベッカが怒っている理由を聞くと、ジャックはもうツアーには行くな、本当は嫌だったけどいい夫になるために頑張っているだけだと言い、ジャックとレベッカは、お互いの言葉尻を捉えて言い合いになる。
ケイトはデュークの部屋に行き文句を言うが、デュークにこの施設のオーナーは自分の両親だから君はもうお終いだと言われる。
この間の態度を謝りに来たケイトにトビーは、デュークに君を取られるんじゃないかと不安だった、婚約したけどお互いのことを知らなすぎるといい、お互いについてもっと掘り下げた質問をしあおうと、色んな事を質問し合う2人
トビーは、両親の離婚が原因で昔から鬱病に苦しんできたこと、両親と同じで自分も離婚してしまった時に自殺しようと思ったことを打ち明け、ケイトに亡くなったジャックのことを聞くが、ずっとジャックの死の話題を避け続けてきたケイトは、ジャックの死についてトビーに打ち明けることができない。
ケヴィンの舞台前にトビーはケイトに、お互いになんでも打ち明けられるようになってから式を挙げることにしようと言う。
ケヴィンは自作主演の舞台の初日に緊張で変な夢を見るが、ソフィーの電話で目覚め、仕事で舞台の初日に行けないと言われる。
舞台の初日で不安なケヴィンにスローンが、初日の今日、NYタイムズが批評にくると聞き、一層不安になる。
ケヴィンはレベッカの家を訪れるが、レベッカが留守でミゲルに不安な思いを話すとミゲルから、不安な時はいつもジャックと話すことで自分を落ち着かせてきた、君はジャックに似ている、ジャックはいつも君の心のなかにいる、不安なときはジャックに話しかけてみるといいと言われ帰っていく。
仕事やウィリアムのことで精神的にギリギリ状態のランダル
ベスの母親がケガをして、ベスはDCへ行くことになり、ランダルはウィリアムのために自宅にナースを呼ぶ事にする。
遅れて会社に着いたランダルが、上司から顧客とのビデオ会議が早まったと言われ焦っているところに、舞台の初日を控え不安な気持ちのケヴィンがやってくる。
ケヴィンは、ランダルの様子がおかしいことに気付く。
そこへウィリアムがナースを追い出してしまったと連絡が入り、ランダルが自宅に戻ると、ウィリアムは、病気にいつまで耐えられるか分からないと不安な思いをランダルに打ち明ける。
会社に戻ったランダルはビデオ会議に出席するが、プレゼンすることができず、サンジェイが代わりにプレゼンするのを聞き涙する。
ランダルのストレスは限界で、視力が低下してしまっていた。
ランダルはケヴィンに電話をして、舞台の初日に行けないと告げる。
舞台に出る直前、ジャックならどうしていたかを考えていたケヴィンは、舞台をすっぽかしランダルに会いに行く。
ランダルが、昔からストレスを溜めすぎると壊れてしまうことを知っていたからだ。
ランダルの会社に着いたケヴィンは、昔ジャックがしたようにランダルを抱きしめる。
完璧を求めて自分を追い込めてしまうランダルは、パニック発作を抱えているんですね。
大事な舞台をすっぱかしてランダルの元へ駆けつけ、生前のジャックがしていたようにランダルを抱きしめるケヴィンに感動ーーー(T_T)
ミゲルの言葉もすごく良かった(;_;)
家族は一日にしてならず、ですね。
「THIS IS US」は、どこの家族にもあるような話題が丁寧に描かれていて、そこが共感できるんだと思うんです。
子育てが一段落したレベッカの母親でもなく妻でもない、1人の女性としても生きていきたいという気持ち、すごく分かります!
ジャックが嫉妬するのもごもっともなんですけどね^^;
話題作から懐かしまで見たい海外ドラマがたくさん!