日本中が歓喜に湧いた、東京オリンピック・パラリンピックから早1年、聖なる祭典に水を差すニュースがありました。
大会スポンサー「AOKIホールディングス」が、組織委員元理事の高橋治之氏に4,500万円を資金提供をしたという、受託収賄事件が発覚しました。
“コンサルタント料”という名目での資金提供とのことでしたが、組織委員会の理事は「みなし公務員」なので、職務に関して金銭の授受を受けることは禁止されています。
そのため、東京地検特捜部は自宅の家宅捜査にも入りましたが、本人が疑惑を否定していることから、その捜査は現在も慎重に捜査が進んでいます。
また、高橋治之氏はコンサルタント料4,500万円以とは別に、約2億3,000万円も受領したという疑惑も出てきています。
スポーツの祭典に汚点を残しかねない、疑惑の張本人「高橋治之元理事」ですが、その経歴や学歴がスゴイと言われています。
また、高橋治之氏元理事と韓国には関係があると言う噂もあります。
そして、超富豪と言われる、高橋治之元理事の年収も気になるところです。
そこで今回「高橋治之元理事の経歴や学歴がスゴイ!」「高橋治之元理事と韓国との関係や年収は?!」と題して、調査してみました。
・高橋治之元理事の経歴や学歴がスゴイ!
・高橋治之元理事と韓国との関係や年収は?!
先日からニュース等報道で取り上げられている、東京オリンピック・パラリンピックでの資金受領事件で、渦中の人となっている「高橋治之」元大会組織委員会理事。 高橋治之元理事の会社が紳士服大手「AOKI」より、スポンサー選定と公式ライセンス商[…]
高橋治之元理事の経歴や学歴がスゴイ!
オリンピック・パラリンピックという、スポーツの祭典の裏で行われていた、金銭の受託収賄事件。
その中心人物「高橋治之元理事」の経歴や学歴がスゴイものでした。
高橋治之元理事は、慶應義塾大学を卒業し、あの電通に入社するという、超エリートコースを歩んでいます。
そんなエリート街道を進む、高橋治之元理事の経歴と学歴はこのようになっています。
高橋治之元理事の経歴
東京オリンピック・パラリンピック組織委員でも、その存在感が大きかったという高橋治之元理事ですが、経歴もスゴイものでした。
大学を卒業した高橋治之元理事は、1967年に誰もが知る広告代理店「株式会社電通」に入社します。
[株式会社電通]東京都港区東新橋1-8-1JR・都営浅草線・東京メトロ銀座線「新橋駅」/都営大江戸線「汐留駅」より徒歩
電通本社ビルには「カレッタ汐留」という、劇団四季劇場「海」や数多くの飲食店が入る商業ビルが併設されています。
カレッタ汐留では電通社員優待特典もあるなど、社員も利用するようですね。
一度遊びに行ってみるのも楽しそうです♪
株式会社電通は、明治34年に設立された日本の広告代理店業を牽引する、「広告界のガリバー」との異名を持つ大企業です。
そんなスゴイ会社である、電通に入社できるだけでもスゴイと思いますが、高橋治之元理事の入社後もスゴかったです。
1993年1月 東京本社ISL事業局長
1997年1月 総本社プロジェクト21局長
2000年7月 国際本部海外プロジェクト・メディア局長
高橋治之元理事は、1967年に入社後、26年かけて東京本社で重要な役職に就いてからは、次々と大きなプロジェクトを手がけてきました。
その後、2001年には常務執行役員、2003年に上席常務執行役員、2004年常務取締役、2007年には専務取締役と凄まじい勢いで出世していきます。
そして2009年、65歳になった高橋治之元理事は、電通の顧問に就任します。
あの電通で顧問まで上りつめるというのは、本人の努力もあったはずです。
それだけでも素晴らしいのですが、電通時代はスポーツ事業局の中心人物として活躍し、「日本のスポーツビジネスを変えた男」とも言われ、スポーツ界を盛り上げていた人物でもあります。
そして、東京オリンピック・パラリンピックでは、その招致活動を巡ってIOC(国際オリンピック委員会)へのロビー活動も注目されました。
高橋治之元理事の学歴
慶應義塾と言えば、知らない人はいないという有名校です。
高橋元理事の学歴は次のように紹介されています。
・慶應義塾幼稚舎 卒業
・慶應義塾高校 卒業
・慶應義塾大学 法学部卒業
高橋治之元理事は、慶應義塾幼稚舎から慶應義塾大学まで、エスカレーター式で進学しました。
慶應義塾と言えば、有名なハイレベル校でもあり、お金持ち学校というイメージがあります。
「幼稚舎」というと幼稚園を想像しますが、慶應義塾幼稚舎は小学校です。
慶應義塾幼稚舎は1874年に創立され、「独立自尊」を実践できる人材を育成する、という教育理念の元で学びを受けることができます。
[慶應義塾幼稚舎]東京都渋谷区恵比寿2-35-1
最寄り駅:東京メトロ日比谷線 広尾駅
最寄り駅が広尾駅とは、なんてオシャレな場所にあるのでしょうか!
それだけでセレブ感を感じますよね~。
慶應義塾幼稚舎といえば、数多くの有名人が卒業しており、今もセレブ家庭では人気の私立小学校です。
【主な卒業生】 櫻井翔さん(嵐)/石原良純さん(タレント)/松岡修造さん(タレント)/森泉さん(モデル)等・・
中学校についての紹介はありませんでしたが、全て慶應義塾なので、中学校も慶應義塾中学校で間違いありません。
高橋治之元理事は、高校も慶應義塾高校を卒業しています。
慶應義塾高校は偏差値76と神奈川県内の高校では1位の難関校です。
皆さまご存じ、あの福沢諭吉が創立させた私立の男子高校で、幼稚舎同様「独立自尊」を教育理念とし、「全社会の先導者」となる人物を育成することを目標にしています。
[慶應義塾高等学校]横浜市港北区日吉4-1-2
最寄り駅:東急東横線 日吉駅
幼稚舎のある広尾はオシャレな町ですが、この日吉も横浜では高級住宅街のある、セレブ家庭が集まる地域でもあります。
慶應義塾高校も数多くの有名人が卒業しています。
【主な卒業生】 松任谷正隆さん(音楽家)/小出恵介さん(俳優)/河野太郎さん(政治家)等・・多数
慶應義塾高校を卒業した高橋治之元理事は、そのまま慶應大学法学部に進みました。
慶應大学法学部は、私立大学の法律系学部でも最高峰といわれている学部で、偏差値67.5と、慶應大学の中でも学内上位の偏差値です。
高橋治之元理事は、この慶應大学で法律について学んだはずなのですが、今回の事件で法に背く行為になってしまうとしたら、残念ですね。
[慶應義塾大学 三田キャンパス]東京都港区三田2-15-45
最寄り駅:JR山手線・京浜東北線 田町駅
慶應大学法学部は1年生と2年生は日吉キャンパス、2年生と3年生は三田キャンパスで学びます。
日吉キャンパスは、学生街らしい商店街もありますが、三田キャンパスは都会の中にありますが、その建物は歴史があり見るだけでも価値があります。
慶應大学法学部は卒業生にも、たくさんの有名人がいます。
【主な卒業生】 加山雄三さん(歌手)/ミッツマングローブさん(タレント)/海江田万里さん(政治家)/岩田剛典さん(J soul Brothers)等・・多数
素晴らしい経歴と学歴を持っている高橋治之元理事ですが、いつからこの様な事件に関わってしまったのか、事実の解明を待ちたいですね。
高橋治之元理事と韓国との関係や年収は?!
ワイドショーや週刊誌でも取り上げられていますが、高橋治之元理事と韓国との関係が気になります。
なぜ「高橋治之元理事と韓国に関係がある」と、言われているのでしょうか。
それは、高橋治之元理事がサッカーの「2002年日韓ワールドカップ」を開催した際に、深く関わったからです。
思い出した。高橋治之って日本主体で進めてたサッカーワールドカップ 2002大会を日韓にした中心人物じゃん。
そりゃろくでもないわ。— Ken Saki (@sowhat1969) July 28, 2022
このワールドカップ開催では、当初日本単独開催と言われていたこともあり、日本と韓国が共同開催となってしまったことも、韓国との関係を疑われた要因だったのかもしれません。
そして気になる高橋治之元理事の年収ですが、1億円以上ではないかと想定します。
その収入源は、「電通顧問報酬」「㈱コモンズ会長報酬」「e-sports企業顧問報酬」となっています。
電通の決算報告書によると、電算の取締役7人の役員報酬は1人あたり約1億円で、社外取締役で1,500万円です。
一般社員の平均年収は約1,200万円と高収入ですよね。
高橋治之元理事は、電通の顧問ですが取締役ではありませんので、役員一覧に名前はありません。
一般的に大企業の顧問職の年収は、3,000万円程度と言われていますが、超大企業の電通であることや、高橋治之元理事による電通への融通度を考えると、もう少し多い5,000万円程度ではないかと想定します。
「㈱コモンズ代表取締役会長」での収入ですが、株式会社コモンズについての情報については、開示されていることがなく、調査はできませんでした。
一般的に、大手コンサルティング会社の平均年収は、役職等によっても差はありますが、約2,000万円と言われていますので、㈱コモンズの会社規模は小規模ですが、扱っている内容が大企業相手と考えると、会長職の高橋治之元理事は2,000万円は収入を得ていると思います。
そして「esports企業の顧問」としての収入ですが、会社名は明らかにされていませんので、実際の金額はわかりませんでした。
大手のesports企業の平均年収を調べたところ、400万~1,300万円と幅がありました。
日本でもesportsでは大企業と言われている、「バンダイナムコホールディングス」での社外役員の平均報酬が9,000万円と言われていますので、半分の4,500万円程度ではないかと考えます。
ここまで想定した年収で既に1億円を超えていますが、これ以外に六本木でステーキ店を経営していたようですが、こちらは借金があったと言われていますので、報酬自体はあまりなかったと考えます。
今回のAOKIホールディングスとの経緯を考えると、正式な報酬以外にも受取っている疑惑は拭えませんね。
そうなると、1億円では済まない年収だったと想像でき、かなりの高収入を得ていますね。
まとめ
今回は「高橋治之元理事の経歴や学歴がスゴイ!」「高橋治之元理事と韓国との関係や年収は?!」と題して、調査してみました。
オリンピック・パラリンピック組織委員会で理事を務めていた、高橋治之元理事の経歴も学歴もスゴイものでした。
大学を卒業した高橋治之元理事は、超有名広告代理店「株式会社電通」に入社すると、大きなプロジェクトを手がけ、Jリーグの創設にも関わりました。
電通でも重要や役職を経て、常務取締役や専務取締役に就任し、現在では顧問を務めています。
また、学歴は小学校から大学までオール慶應義塾と、誰もが憧れるエスカレーター式の学歴です。
そのようなスゴイ学歴や経歴を持っている、高橋治之元理事ですが、韓国との関係に疑惑を持たれています。
その理由としては「2002年サッカーワールドカップ」において、日本単独開催から日韓共同開催に変更した際の立役者と言われているからです。
スポーツ界で数々の偉業を成してきた、高橋治之元理事ですが、その年収は1億円は超えていると言われています。
その年収源は電通の顧問収入や㈱コモンズの取締役会長収入、esportsの顧問職での、収入がメインとなっています。
東京オリンピック・パラリンピックでの受託収賄事件で注目を浴びている、高橋治之元理事。
真相は未だ分かりませんが、早くその疑惑が解明し、今後のオリンピック・パラリンピックではそのような事が起きないことを願いたいですね。