新型コロナウイルスが猛威をふるい学校もオンライン授業や分散登校などの対策がとられています。
しかしオンライン授業ですと出席停止という扱いになるようなのです。
これには不満の声も多く、受験に影響しないか不安な方も…。
そもそも出席停止と欠席の違いは何なのでしょうか?
普段使う言葉でも詳しい定義までは知りませんよね。
そこで出席停止と欠席の違いや、それぞれの定義について調べてみたのでシェアしていきます。
出席停止と欠席の違いとは
出席停止と欠席…どちらも学校を休むことに変わりはないですが、一体どんな違いがあるのでしょうか。
端的に結論を申しますと、出席停止は「何らかの事情により学校に登校してはいけないこと」、一方欠席は「自発的に休むこと」なんです。
簡単に言うと…行きたくても学校から休むことを求められていることが出席停止で、本当は出席する必要があるのに休むことが欠席ですね。
ちなみに出席停止は欠席にはならないので、忌引と同じ扱いとなります。
出席停止・欠席の違いについてはわかりましたが、コロナ禍の今、自宅で授業を受け勉強をするオンライン授業が増えていますが、扱いとしては”出席”ではなく”出席停止”なんですね…。
それについて不安や心配の声が多いようで詳しく調べてみました。
オンライン授業=出席停止扱いへの不安
なぜオンライン授業が出席停止扱いとなると不安になるのでしょうか。
欠席ではないし…家で勉強もしているんだからサボっているわけではなく出席停止扱いならいいのでは…?と思う方もいらっしゃるかと思います。
しかし…受験生の方、また受験を考えている方にとっては出席日数が受験に影響するのではないかという不安を抱えていらっしゃる方がとても多いのです。
さらにオンライン授業は対面授業に比べるとどうしても音声や映像が途切れてしまったり先生に質問しずらかったりとスムーズに進まないことも多く、出席日数だけではなく、内申点や成績も心配になりますよね。
そもそも出席停止や欠席とは正確にどういう意味をもつのでしょうか?
定義を調べてみました!
出席停止とは定義は?
出席停止の定義は「児童・生徒がなんらかの事情により学校に登校してはならない状態になること、またその扱いのこと」(出典:Wikipedia)
欠席とは定義は?
欠席の定義は「学校や会社などを休むことをいう。
忌引や出席停止とは分けて考える」(出典:Wikipedia)
定義と言われると自信がなかったけれど、自分が認識していた通りの意味だった!
ちなみに欠席でも出席停止でもない「公欠」はご存知でしょうか?
部活動の大会参加や校外での実習など学校で公式に認められた活動を理由に授業に出られない状態を公欠といい、一般的に出席扱いになります!
会社での出張と同じ扱いになるんです。
様々な出欠方法があることが分かります。
コロナ禍の今だからこそ、多くの人が納得いく出欠方法で柔軟に対応されるといいですね。
オンライン授業=出席停止扱いにSNSの声まとめ
- これはひどい!オンライン授業の意味よ…
- 学校のオンライン授業で出席停止扱いっておかしくない?!
- 授業に参加しているのに納得いかない!高校受験の時に悪い影響がでたら嫌だな…
- オンライン授業出ているのに出席停止扱いってどうなんだろう…いくら受験に配慮するって言われても不安で登校してしまう人が大半だと思う
- オンライン授業で出席扱いだったり出席停止扱いだったり…自治体によって差があるのおかしい!一律に定めてほしいです
出典:twitter
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
- 出席停止は学校に登校してはならない状態で学校から求められて休むことであり、欠席は本来出席する必要があるが自発的に休むこと
- オンライン授業は出席停止扱いとなることで出席日数をはじめ内申点や成績が受験に影響しないか不安な声が多い
- SNSでもオンライン授業が出席にならず出席停止扱いに納得いかないといった声が多くコロナ禍での臨機応変の対応を求める意見がみられた
出席停止と欠席の違いを見てきました。
自宅にいながら勉強に取り組めるオンライン授業は、コロナ禍の今、親としても子どもたちにとっても安心です。
しかしいくら真面目に取り組んでいても「出席」ではなく「出席停止」という扱いになると受験や成績に影響しないのか心配になるのも分かりますね。
実際に学校へ登校しているわけではないですが、自宅で勉強を頑張る子どもたち、それを支える保護者の方々、そしてオンラインで授業をしてくださる先生方がいることで成り立つオンライン授業、出席という扱いをする自治体もあることを踏まえ、全国一律で出席扱いされるといいなと思います。
子どもたちが安心して学校へ登校できる日が早く来るといいなと願います。
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