前回はカン十郎がモモの助を人質に取り窮地に陥る錦えもんらの前にルフィーやロー、キッドらが登場しました。
そして海賊船との戦闘になります。その一方で、今までオロチの部下だった居眠り狂四郎が実は行方不明だった傳ジローだったと判明します。
そして船や仲間たちがいないのは錦えもんの作戦だったと傅ジローが褒めたものの、実は単に読み間違えただけだったと冷や汗を流す錦えもんでした。
ということで、さっそく今週号の紹介します!
ワンピース976話のネタバレ&あらすじ
・ルフィー、ロー、キッドらが暴れる
・狂四郎の正体が判明!実は傳ジローだった!
・錦えもんの読み間違えで仲間は無事だった!
ワンピース976話「逃亡するカン十郎!」
仲間も無事と分かり、ルフィーたちも加わり、一旦絶望していた錦えもんたちも再び立ち上がります。
しかしカイドウの部下たちが乗ってる船は戦艦です。砲撃もあります。錦えもんたちの乗る船はそういうものがなく、船同士の戦いになれば苦戦するでしょう。
その一方で、カン十郎は役目は終えたとばかりに報告に戻ろうとします。
それを見逃さないのが河松!
しかしカン十郎もようやく本来の実力を発揮して対抗。
今度はすごい上手な白鳥の絵を描いて、それに乗って逃亡します。
これにはさすがに手が出ず悔しがる錦えもんたち。
ルフィーたちも異常を察して追いかけようとしますが、その前に立ちはだかるのが黒い雲。
「墨雲(すみぐも)」
カン十郎がそう言うと、カン十郎の髪の先から黒いものがモクモクと出て黒い雲になります。
そして、
「降れ、墨の矢」
と言うと、今度は黒い矢が降り注ぎます。
この攻撃に、船の上にいる侍たちは次々にやられていきます。
カン十郎、何気に強いな。そして仲間に見せてない技がいろいろありすぎる。けっこうクセモノだ。
ワンピース976話「成長したモモの助の心意気!」
ここで場面は代わり、カン十郎とモモの助のやり取り。
「やめてくれ、カン十郎!」
そう頼むモモの助に対し、カン十郎は冷たい言葉を吐きます。
「お前の父と母が希望をぶら下げてあいつらの死期を20年延ばしたが、その大将は中身のない臆病なガキだった」
そうあざ笑うカン十郎。
そしてモモの助は地上にいる仲間に伝えます。
「拙者は1人で逃げてみせる!だからカイドウ、オロチを討ち果たせ!」
この言葉に心意気を感じたルフィーは空にいるモモの助に
「必ず助けに行く!友達(ダチ)だからな!」
それを効いてポロポロと泣きながらうなずくモモの助。
これは後でルフィーがモモの助を助けるフラグが立ちましたね。
そしてそのまま遠くへ姿を消していくカン十郎たち。
ワンピース976話「待ちに待ったあの人が登場!」
実はこの時、敵の一隻が姿を消していました。
そのことに気づきながらも、やり過ごしていたら、やってきました、その一隻が。
実は長距離砲を持っていた船で、射程を取るために距離を取っていたのでした。
敵の射撃の間合いに入っているけど、遠すぎてこちらからの攻撃は届きません。
そしてドーンと砲撃が来て仲間の船がぶっ壊されます。
これに悔しがるルフィー、ロー、キッドたち。
「うわぁ!船に穴が!」
しかし調子に乗って砲撃する船の中央に突然、海から槍のような攻撃がきて大穴があきます。
遠くからそれを目撃して
「何か起きてますね」
と言うブルック。そこで「誰かいるのか?」と声をかけると・・・
「どちらさんもおひかえなすって!」
そこで任侠の挨拶があり、最後に、
「・・・人呼んで、”海侠のジンベエ”!!!」
これに面食らったのがローやキッドたち。
「ウソだろ」
「麦わらのいち身に入るのか!?」
今のジンベエの賞金額ですが、
懸賞金4億3800万ベリー。
そして海賊「麦わらの一味」操舵手という肩書がついてます。
ここに来てジンベエの登場!
これは強い味方ですね。海の戦いにもってこいです。
ジンベエといえばビッグマムに傘下を離れることを言って争いになり、最後は逃げて以降、行方知らずになってました。
はっきり言ってビッグマムとのけじめはきっちりついたとはいえない感じですが、まあ、どうせビッグマムやカイドウと戦闘になるし、ちょうどいいですね。
しかしジンベエの登場は熱くなりますね。
来週からの巻き返しが楽しみです。
ワンピース976話のまとめ
個人的にはこうです↓
しかしワンピース考察のガチ勢もここでジンベエが来るとはまさか予想してなかったでしょうね。
てっきりルフィーたちの戦闘が始まり、大暴れするのだと思っていたので。
ワンピースの場合、起承転結の起でいろいろ事件が起きて、承で苦境に陥り、転で反撃して、結で最後は大宴会で締めるみたいな展開が多いです。
今回のワノ国編も、ここで承が終わり、次号から転に移るのかもしれませんね。
次週も楽しみです。