三浦龍司の出身中学・高校は?自己ベスト記録を有名人と比較してみた

全日本大学駅伝の1区 9.5kmでラスト圧巻のスパートで抜け出し、27:07の区間新を出した順天堂大のルーキー三浦龍司に注目が集まっています。

三浦龍司は出身中学・高校をどのように過ごしたのか?自己ベスト記録を有名人と比較するとどの位置にいて、将来はどのようなるのか?

三浦龍司の今後の飛躍についても考えてみました。

スーパールーキーとは彼のことを言うのだわ

三浦龍司の出身中学・高校

三浦龍司の出身中学・高校を見ておきましょう。

出身地は、島根県浜田市で、小学1年生から地元のクラブチームの浜田JASで陸上を始めました。
ここで、1000mを中心に80mハードルなどさまざまな種目を経験します。

島根県の浜田市立浜田東中学校時代は、1500m、3000mをメイン種目にし、中国大会での2種目で優勝して、注目され、京都の名門洛南高校に誘いを受けました。

洛南高校では、3000m障害(SC)をメインとして、次々に記録を更新し、2019年8月 インターハイ3000mSC-決勝では2位となりました。
また、2019年12月の全国高校駅伝-1区10kmでは29分52秒の記録を出しています。
そして、2020年4月に順天堂大学に進学し、ここのところ立て続けの記録更新や活躍で注目を集めています。

>>2021年7月追記

そしてついに2021年7月30日東京五輪3000mSC予選にて8’09’92を出し、自身の日本新記録を塗り替えた

大学進学後の飛躍が半端ではありません。

3000mSCが走りの基礎になっているのだ
スポンサーリンク

三浦龍司の自己ベスト記録を比較

三浦龍司の自己ベスト記録を有名、注目ランナーと比較してみましょう。

有名人として、マラソンの日本記録保持者大迫傑、マラソンで10分を切り、また3000mSCで活躍していた新宅雅也、箱根駅伝のスター相澤晃を挙げました。

同世代のライバルとして、箱根予選会で、三浦龍司に続く記録を出した吉居大和(中央大1年)、1年下で、高校駅伝で競った石田洸介を挙げて比較しました。

ハーフマラソン 10000メートル 5000メートル マラソン 3000mSC
三浦龍司(順天堂大1年) 1時間01分41秒 13分51秒97 8分19秒37
8分15秒99(2021/6更新)
8分09秒92(2021/7更新)
大迫傑(早稲田大ーナイキ 1時間01分01秒 27分38秒31 13分08秒40 2時間05分29秒
新宅雅也(日体大ーSB食品) 1時間02分23秒 27分44秒5 13分24秒69 2時間09分51秒 8分19秒52
相澤晃(東洋大ー旭化成) 1時間01分45秒 27分55秒76 13分34秒94
吉居大和(中央大1年) 1時間01分47秒 28分35秒65 13分28秒31
石田洸介(東農大二3年) 29分04秒15 13分34秒74

 

三浦龍司は、大学に入って初めての3000mSCのレースとなるホクレンディスタンスチャレンジ千歳大会で、いきなり日本歴代2位の記録を樹立しました。

新宅雅也が1979年に出した8分25秒8の学生記録を41年ぶりに、塗り替えたものです。

そして、10月17日の自身初のハーフマラソンとなる箱根駅伝予選会で、大迫傑が持っていた1時間1分47秒のU20日本記録を更新してさらに注目を集めました。

三浦龍司の1時間01分41秒は、長距離界の第一人者である大迫傑のベスト記録に40秒遅れるものの、
新宅雅也や相澤晃のハーフベスト記録を超えています。

箱根駅伝予選会で、6秒遅れの2位となった吉居大和は、良きライバルです。

5000メートルでは、まだ他と差があるようですが、10000メートルだと、どれくらいに位置するか興味のあるところです。

さらに、高校駅伝では後塵を拝していた石田洸介の大学進学後の対決も楽しみです。

将来的には、同じ3000mSC出身の新宅雅也を上回るマラソン記録に挑戦してもらいたいと思うところです。

箱根ついでマラソンで活躍してほしい!

三浦龍司の将来性に関するみんなの反応

  • 集団から「脱げ出す速さ」「タイミング」凄みを感じました。一年生でコノ「勝負感」凄すぎる。箱根で どの区間を走るのか?楽しみです。
  • あの集団から抜け出す時のスピードは、まるで短距離のスタートと同じ位のスピードだった。約9㎞以上も走って来て、最後の最後であのスパートが出来る事が末恐ろしい選手だ。
  • 大学駅伝イマイチ盛り上がらない感あったけど、今年のルーキー世代からは凄そう。この世代は今活躍してる人らが全く輝かないほどに中学時代から選手層厚かったからね
  • ス一パ一ル一キ一三浦龍司凄い 将来の日本の旗を背負うだろう 各校今年の一年はルーキーが多い 又又楽しみが増えた。
  • 圧倒的な区間新記録! おみごと洛南時代よりストライドの伸び、スピードの切り替えが格段にアップグレードしてる。 どこまで伸びしろあるんだか… キセキの世代の中でもひときわキラキラしてる

出典:ヤフコメ

まだ1年生なのに!
スポンサーリンク

まとめ

  • 三浦龍司は浜田東中学校出身で、高校は、桐生祥秀がいた陸上の名門京都の洛南高校である
  • 自己ベスト記録では、ハーフで、大迫傑から40秒おくれるものの、マラソンの新宅雅也や箱根駅伝のスター相澤晃を凌ぐ
  • ス一パ一ル一キ一三浦龍司の活躍に驚くとともに、将来の日本の旗を背負うだろうとの期待があり、正月の箱根が楽しみとも

三浦龍司のすごさは、3000mSCで養ったスピードと全身バネで、これに大学に入ってからの長距離の練習が加わり、駅伝でこれだけの力が発揮できたのだと思われます。

箱根で何区を走るのか?今から来年の正月が楽しみです。

今年の箱根はいつも以上に面白くなりそう

この記事を見ている人は以下の記事も見ています

関連記事

第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が終わりました。1位順大、2位中大と常連校が順当に突破したり、伝統校が「落選」するなど悲喜こもごもの中、来年1月2、3日開催予定の箱根駅伝出走20校が出そろいました。 さて中大の予[…]

広告