第103回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園2021)が来週開幕します!
このほど49代表校によるオンライン抽選会が行われ、組み合わせも決まりました。今回は「甲子園直前吉例」夏の甲子園優勝予想をお届けします。主な予想サイトを集計した「メタランキング」や当サイト独自予想をまとめました。(出典:Wikipedia、優勝予想サイトなど)
夏の甲子園2021優勝予想をメタランキング
ちょうど東京2020オリンピックが閉幕するとほぼ同時に、甲子園球場で開幕する高校野球選手権大会。この夏、スポーツファンは休む間もなくTV観戦が続きそうですが、では今年の夏の甲子園、優勝予想はどこの高校でしょうか。
夏の甲子園2021が出そろう
このほど全国で行われた地方予選を勝ち抜き、夏の甲子園2021の全国49代表校が出そろいました。一覧は以下の通りです。
■第103回全国高校野球選手権大会出場校
北北海道 帯 広 農 39年ぶり2度目
南北海道 北 海 4年ぶり39度目
青 森 弘前学院聖愛 8年ぶり2度目
秋 田 ノースアジア大明桜 4年ぶり10度目
岩 手 盛岡大付 4年ぶり11度目
山 形 日大山形 4年ぶり18度目
宮 城 東北学院 初出場
福 島 日大東北 18年ぶり8度目
茨 城 鹿島学園 初出場
栃 木 作新学院 10大会連続16度目
群 馬 前橋育英 5大会連続6度目
埼 玉 浦和学院 3年ぶり度目
千 葉 専大松戸 6年ぶり2度目
東東京 二松学舎大付 3年ぶり4度目
西東京 東海大菅生 4年ぶり4度目
神奈川 横 浜 3年ぶり19度目
山 梨 日本航空 13年ぶり6度目
新 潟 日本文理 2大会連続11度目
長 野 松商学園 4年ぶり37度目
富 山 高 岡 商 4大会連続21度目
石 川 小松大谷 36年ぶり2度目
福 井 敦賀気比 3大会連続10度目
静 岡 静 岡 2大会連続26度目
愛 知 愛工大名電 3年ぶり13度目
三 重 三 重 7年ぶり13度目
岐 阜 県岐阜商 9年ぶり29度目
滋 賀 近 江 3大会連続15度目
京 都 京都国際 初出場
大 阪 大阪桐蔭 3年ぶり11度目
兵 庫 神戸国際大付 4年ぶり3度目
奈 良 智弁学園 2大会連続20度目
和歌山 智弁和歌山 4大会連続25度目
鳥 取 米 子 東 2大会連続15度目
島 根 石見智翠館 2大会連続11度目
岡 山 倉 敷 商 9年ぶり11度目
広 島 広島新庄 5年ぶり3度目
山 口 高川学園 5年ぶり2度目
香 川 高 松 商 2大会連続21度目
徳 島 阿 南 光 25年ぶり2度目
愛 媛 新 田 初出場
高 知 明徳義塾 2大会連続21度目
福 岡 西日本短大付 11年ぶり6度目
佐 賀 東 明 館 初出場
長 崎 長 崎 商 5年ぶり8度目
熊 本 熊 本 工 2大会連続22度目
大 分 明 豊 4年ぶり7度目
宮 崎 宮 崎 商 13年ぶり5度目
鹿児島 樟 南 5年ぶり20度目
沖 縄 沖縄尚学 2大会連続9度目
(注)連続出場は中止の第102回大会を挟む
夏の甲子園2021優勝予想メタランキング
昨年の第102回大会はコロナ禍のため異例の中止となり、一回飛んで103回目となる今年の夏の甲子園。
組み合わせ抽選が終わり、早くも熱心なファンブログでは優勝予想や戦力分析がたくさん行われています。そこで主な予想ブログやメディアの予想記事から5つをピックアップし、紹介されている優勝予想ランキングをポイント化。
優勝候補が10校なら「予想1位…10ポイント」「2位…9ポイント」という形でポイントを付与し、各校のポイントを合計、再度多い順に並べ替える「メタ分析風ランキング」を作成してみました。
その結果は以下の通りです(注:予想順位を明示していないサイトでは、記事に登場する学校名順に順位付けしました)。
■夏の甲子園2021優勝予想メタランキング
1位 大阪桐蔭 29ポイント
2位 東海大菅生 28
3位 愛工大名電 26
4位 智弁学園 23
5位 明豊 18
6位 県岐阜商 16
6位 浦和学院 16
8位 智弁和歌山 13
9位 ノースアジア大明桜 5
10位 近江 3
10位 横浜 3
当サイト優勝予想
メタランキング集計では僅差ながら、大阪桐蔭がトップ、東海大菅生と愛工大名電が続く形になりました。今年の夏の大会は「断トツ」の優勝候補はいない、戦国甲子園だといわれます。
当サイトも「この高校が優勝予想筆頭!」とは挙げられないものの、やはり戦力面で最有力なのは大阪桐蔭だとみます。剛腕左腕・松浦投手、制球力が高い竹中投手、ドラフト1位候補関戸投手らの投手陣は49校でもトップレベル。
打線も主将の池田選手を中心に勝負強く、得点力の高さも屈指。細かい戦術や守備力も十分です。
ただ甲子園の難しさは実力だけでは優勝できない所。ドロー山という「クジ運」も大きな要素です。その点、大阪桐蔭はいきなり初戦が東の雄、東海大菅生。さらに近江も同じ山にあり、厳しい戦いが予想されます。逆にここを勝ち抜く強さがあれば、ゴールまで駆け抜ける可能性も大といえそうです。
夏の甲子園2021の優勝は?SNSの反応
- コロナによる練習不足の影響もあって絶対的な本命が存在しないな
- ベスト8予想 二松学舎大付 智弁和歌山 敦賀気比 浦和学院 横浜 愛工大名電 明豊 東海大菅生 で優勝は愛工大か
- 何をどうイメージしても夏の甲子園に出てきた大阪桐蔭が負けるイメージ沸かない
- 優勝予想 ◎智辯和歌山 ○大阪桐蔭 △愛工大名電 △明豊
- 優勝もだけど最注目選手は明桜(秋田)の風間投手。彼しかいないでしょう!
出典:twitter
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
- 来週から第103回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)が開幕へ
- 恒例の優勝予想メタランキングは大阪桐蔭・東海大菅生など僅差
- ドロー運悪く?大阪桐蔭はいきなり菅生。サバイバル戦国甲子園
地球温暖化の影響か、年々酷暑となる甲子園。高校球児の体の負担も大きく、令和の甲子園は「打撃」「守備」「走塁」「投手」「メンタル」の5要素が揃わないと勝てないといわれます。
今春のセンバツ決勝に進んだ東海大相模や明豊は令和を象徴するチームだとされます。複数投手制、守りを中心に固め少ないチャンスで接戦を制する戦いぶり。
昭和・平成時代と異なり、一人のスーパースター球児だけで勝ち抜ける時代は終わり、きめ細かい野球で総合力が高い学校が頂点に立つ「サバイバル甲子園」だといえそうです。
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