「キングダム」の前回は援軍の魏軍が到着する少し前の、秦軍がやや押されてる状況から魏軍到着、魏の荀詠が使者として蒙毅のところにやってきたところまででした。
弱い相手との戦いに飽きていた寿胡王も魏の到着でやる気を見せてます。
さあ653話ではどうなるのでしょうか?ということで、さっそく636話の内容を予想&考察してみます!
キングダム653話のネタバレ確定速報!
前回は鄴へ向けて急ぐ李牧軍と、それを追いかける王翦軍の精鋭部隊との攻防がメインでした。 王翦は今回の勝敗を分けた原因について「手駒の差」であると分析していました。手駒とはすわなち信、王賁、蒙恬の3人の活躍です。 その一方、鄴の城[…]
キングダム653話ネタバレ確定「配置換え!」
魏軍到着で寿胡王がさっそく動き出します。
「配置換えだ!一旦、戦を解けと”厳令の銅鑼”を鳴らせ!」
そしてこの銅鑼の音を聞いて、満羽や千斗雲も
「ついに寿胡王も猛ったか。久しぶりだなこの銅鑼の音」
そう感想を漏らします。
要は、今までは相手が弱かったため、満羽や千斗雲ら、各将の采配で勝てていたから、采配する必要性すらなかったのかもしれません。
そして白麗は寿胡王について
「亡国の王族にして大軍師寿胡王。その力見せてもらおうか」
そう語っています。王族ですか。王族なのに軍師ってよほど才能があったのか。
さて楚軍が配置換えしたことで、秦軍も配置換えをします。
その結果、配置が前回と大きく変わりました。
楚を挟むように右に秦軍、左に魏軍。そして3つの中間地帯に千斗雲がいます。
そして魏の将軍も名前が判明しています。
呉鳳明の近くにいた全身鎧に仮面の大男の名前が「乱美迫(らんびはく)」。
そして荀詠以外の将軍が馬介(ばかい)、龍笵(りゅうはん)。
そして呉鳳明、蒙毅、寿胡王が同時に
「始めろ!」
これにより紀元前235年、秦・魏同盟軍と楚軍が開戦しました。
キングダム653話ネタバレ確定「千斗雲vs録嗚未&乱美迫」
秦と魏は急造の同盟軍のため、連携はしづらい。そのために、楚を挟み込むように対局に位置どりしているが、1つだけ飛び出してる軍があった。
それが千斗雲の軍。
その千斗雲に最初に突っ込んだのは録嗚未の軍。
録嗚未は直接、千斗雲に攻撃をしかけます。
しかし剣を弾き返されます。千斗雲は細身なのに意外に怪力のようです。
「ん?いや強いよ、お前。そこそこ強い。楚じゃ千人将ぐらいになれるんじゃ」
千斗雲は言外に録嗚未をバカにしてますが、強さでいうと千斗雲>録嗚未なのは間違いないようです。
そして二人がまた戦い始めたときに後ろからやってきて攻撃してきたのが乱美迫。
兵の誰かが乱美迫を見て「狂戦士・・・」とつぶやいたので、それが戦場での二つ名なのでしょう。
その大剣は録嗚未、千斗雲、両名に斬りかかります。
しかし千斗雲は乱美迫の剣を受け止めます。
「イヒヒ…いいね、お前!」
これは千斗雲=乱美迫でしょうか、実力的には。
そして乱美迫のところに魏軍が殺到しますが、秦軍、魏軍、楚軍が入り交じるため、兵たちも混乱気味。
そこへ録嗚未が
「うろたえるな!秦・魏は味方だ!力をあわせて楚軍を討て!」
そう喝を入れます。兵たちもハッと我に返り、楚に対して秦・魏が見事に共闘します。
しかし・・・
乱美迫は録嗚未に斬りかかってます。
乱美迫、お前一体どういうつもりなのか!?
キングダム653話の感想と考察
まあ、乱美迫も共闘は理解しているが、ほんの挨拶代わりなのかも。
これくらい受け止めるのが当然、とばかりに。
しかしよく見ると乱美迫のやつ、「ヴァル…」と言ってます。
もしかしら狂戦士の名前どおり、敵味方関係なく暴れているのかもしれないですね。
録嗚未、逃げて~・・・
最後のページの煽りには
「過去の因縁には目を瞑り、肩を並べた秦・魏連合軍。”什虎”を討てるか!?」
そして次回予告には
「次号、巻頭カラー!秦魏連合軍の戦いは…!?」
と、具体的なことはまったく分かりません。
とうことで、史実ではどうなってるのかネットで検索してみたら、「はじめての三国志」さんによると、どうやら什虎は架空の都市名のようです。
キングダムに出てきた什虎の位置を地図と照らし合わせてみた結果、おそらく南陽市ではないかと推察しています。
交通上の要所でポテンシャルも高い場所なので三国で取り合う戦が起こったとしても無理はないようです。
となると、この戦いは完全に作者のオリジナルストーリーですね。
最終的には秦・魏が勝つんだろうけど、什虎の満羽、千斗雲、玄右、寿胡王、それぞれを討ち取らないといけないわけで、しばらくは激闘が続きそうですね。