大谷翔平の握力はいくつか？他のアスリートの数字も公開！

MLBでは7月のオールスター戦の先発野手を対象としたファン投票が始まりました。我らが大谷翔平選手の初選出が期待されます。

その大谷選手、〝マッチョぶり〟もファンの間では話題で、最近は「握力計が振り切れた」との説も。大谷翔平選手の握力っていくつなの？主なアスリートたちの握力も調べてみました。（出典：Wikipedia、スポーツメディアなど）

大谷翔平の握力はいくつか？

最近の米TVの野球番組では大谷翔平選手がよく取り上げられるようで、ある日も元メジャーリーガーらが「オオタニの最も好きなところ」を議論中、18年にエンゼルスで同僚だったヤング氏が「彼はチームで一番強い男だ。握力検査をした時、値を振り切っちゃってね。全てのテストでとんでもない数値を出していたよ」と当時のエピソードを語りました。

確かに今季は大谷選手の「マッチョぶり」やパワー打撃が目立っています。では大谷翔平選手の握力はいくつなのでしょうか。

握力計メーカーのサイトや「Yahoo知恵袋」によると、学校やジムなどの体力測定で使われる握力計は90kgか100kgまでの目盛りのものが一般的だそうです。これは成人男性の平均握力が最大でも50kg程度のため、100kg計で十分カバーできるためです。

特殊な計測器では油圧式で135kgまで測れるものや、140kg・200kgといった大握力計も製造されているようですが、普通は使用していないとのこと。逆に小学生や高齢者向けの「50kg計」というのもあるそうです。

大相撲、陸上や野球などプロアスリートでも通常の体力測定では「100kg計」など一般の握力計を使うようで、ヤング氏が目撃した「オオタニが振り切った」のも100kg計だと思われます。

「大谷は222kgのデッドリフトを持ち上げている」との米報道のツイートもあり、確かに握力100kg超もあり得る気がしますね。

主なアスリートの握力一覧

「100kg超え」説もある大谷翔平選手の握力ですが、では主なアスリートの握力とはいくつくらいなのでしょうか。日本パワーリフティング協会サイトによれば、世界の成人男性握力調査では30代の平均値が約50kg、日本人では同年代で47kg程度だそうです。

野球選手の握力は？

ある調査によると日本のプロ野球選手の平均握力は利き手で60kg程度。最高値でも80kgほどといわれます。日本男子の平均最高が50kg弱ですから、それほど高いという感じではありません。

野球選手は球をしっかり保持する力は重要ですが、「握りつぶす」ほどまでの〝馬鹿力〟は不要。一方背筋力は強い投球や打撃に不可欠ですから、大谷選手のトレーニングのように背筋を鍛える中で、握力も付随的にアップするとも考えられます。

世界最高は？

前述の日本パワーリフティング協会によると、握力の世界最高記録は、スウェーデンのアームレスリングなどの選手だったサミュエルソン氏の「192kg」だそうです。

アームレスリング（腕相撲）では、いかに相手の手を強く握れるかも勝負のポイントになりますので、これはうなずける気もします。

握力が強いスポーツとは

他に「強い握力が必要」なスポーツとしては、重いハンマーを指で支えて回す「ハンマー投げ」、まわしを強く引きつける「相撲」、全体重を指数本で支える「フリークライミング」などが挙げられそうです。

確かに大相撲では、100kg近いもの凄い握力を持つ力士は珍しくないようです。

アスリートと握力に関するネットの反応

出典：twitter

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

かつてNPBの日本ハム時代、ある球団OBが久しぶりに出会った大谷翔平選手と握手した際、その握力の強さに驚いたそうです。

そのOBいわく「大谷と握手をするのは2年ぶりくらい。入団当初は大したことないなと思ったけど、今は指の跡が手に残るくらいの凄い力だった。ダルも同じだったね」。

プロ入りの頃には60kgくらいだったとも言われる大谷選手の握力。もしこのOB氏が今の大谷選手と握手したらどんな感想になるのか、興味をそそります。