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佐藤琢磨の凄さを日本人は分かってない!?経歴・偉大さをまとめてみた

米国で23日、世界に誇る歴史的大偉業を、ある日本人が達成しました。その名は佐藤琢磨。伝統の自動車レース、インディアナポリス500マイル(インディ500)で自身二度目の優勝を果たしたのです!

日本はもちろんアジア初、アメリカ人でさえ少ない「超」快挙。レーシングドライバー佐藤琢磨選手が果たした偉業の凄さとは?その経歴や成績の偉大さをあらためてまとめてみました(出典:Wikipedia、各スポーツメディアなど)

インディ500はF1モナコGP、ルマン24hと並ぶ世界三大自動車レース。インディ500はインディシリーズ戦でも人気最高、価値最大!なのに佐藤選手の凄さが日本であまり伝わってないのはなぜ…??

佐藤琢磨の凄さとは?インディ500で優勝の価値は?

毎年5月に行われ、全米で数百万人が視聴する大人気イベント、インディ500。コロナ禍のため今年は8月に延期して無観客で実施。23日に伝統のインディアナポリス・モータースピードウェーで200周(1周2.5マイル=約4km)の決勝が行われました。

インディ500の魅力は最高速度380km/hと、F1(約370km)を上回り周回レースで世界最速なところ!参加33台の凄まじい抜き合いはモータースポーツの原点よねw

佐藤琢磨選手が操るホンダのマシンはフロントロー三番手の好位置からスタート。安定した周回を重ね、終盤はインディカー・シリーズ通算49勝の強豪ディクソン選手(ニュージーランド)と競り合います。じりじり順位を上げ173周目でついにディクソン選手を追い抜き実質トップに。

その後も巧みにペースを操り、相手の猛追をなんとかかわします。「燃費がきつかったけど何とか持たせた。ぎりぎりだった」(佐藤選手)という状況の中、残り5周で他選手の事故が発生し、セーフティーカーに先導されたまま、トップで歓喜のチェッカーフラッグを受けました。

佐藤琢磨選手がインディ500で優勝するのは3年ぶり2度目。インディシリーズでは通算6勝目という偉業です。特に今年104回目を迎えた歴史あるインディ500で、複数回優勝を果たしたドライバーは佐藤選手を含めて過去20人しかいません。

インディカーシリーズに参戦して11年目のベテラン佐藤琢磨選手。インディではこれまでも「日本人初ポールポジション(11年)」「日本人初優勝(13年)」「日本人初インディ500優勝(17年)」など数々の「日本人初」記録をつくっていますが、今回のインディ500・V2はとりわけ凄さが段違い、まさにワールドクラスな大快挙だといえます。

佐藤選手自身、レース後は「2度目の優勝なんて夢にも思っていなかった。この特別なレースで優勝できるなんて、信じられないぐらい幸運。(スタッフ)みんな頑張った」と興奮を抑えられない様子でした。

(↑)インディ500優勝者はシャンパンファイトならぬ「牛乳浴び」が伝統。1930年代の優勝者がリクエストしたのが始まり。好きな牛乳の種類も事前に選べるんだってww
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佐藤琢磨の経歴・偉大さ

モータースポーツ界でインディ500・V2という世界的偉業を達成した佐藤琢磨選手。その凄さと経歴をあらためて振り返ってみましょう。

佐藤選手は東京都出身の43歳。町田市立町田第二中から和光学園高を経て早大へ。当時は自転車競技でインターハイ優勝など凄さを発揮していました。しかし子供の頃鈴鹿で観戦したF1が忘れられず、ホンダが設立したレーシングクスールへ入学

レース歴わずか半年にして車を操る天性の凄さを見せ、時には講師より速いスピードを出すなど急成長。学校を首席で卒業します。渡英して英国F3にフル参戦。01年に日本人初の英国F3総合優勝を果たすなどの実績を挙げ、02年に史上7人目の日本人フルタイムF1ドライバーに抜擢。B.A.R時代には日本人最高タイの3位になるといった成果を7シーズンの間に残します。

2010年からはインディカーシリーズに参戦。その後は前述のような数々の「日本人記録」を達成し、日本人ドライバーとしてはF1、インディの両方で初めて表彰台に上った選手にもなり、今やまさに日本が世界に誇るべき屈指の名ドライバーに上り詰めたといえるでしょう。

ところで「インディ」とは米インディアナポリスのこと。1909年に世界で初めてつくられた「スピードウェイ」で今も行われてるIndy500。最大40万人も収容できる会場も今回はガラガラだった…

佐藤琢磨の最新ネットの評価

  • 日本人ドライバーがIndy500マルチなんて…いや凄いて。凄すぎるて、琢磨さん(泣)
  • 佐藤琢磨「F1シートを失ってキャリアは終わったと考えていた」
  • レーサーとして本当に強くなったんだなぁと感銘を受けている所存
  • 希望ミルクリスト見ると成分無調整とか低脂肪とか色々。琢磨は「2%低脂肪」。一口コメント入れてるドライバーもいるなw
  • 佐藤琢磨さんによる「神に祈りを!」からの「神に感謝を!!」 完璧過ぎた…

出典:twitter

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まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

  • 今年のインディ500で佐藤琢磨が優勝。2度目のVは過去20人目の大偉業
  • F1で日本人タイ3位、インディで日本人初優勝など数々の記録つくる凄さ
  • 大学から始めて頂点に立った天才ドライバー。43歳でさらに進化続ける

佐藤選手がインディ500・V2を遂げたのは43歳と208日。これはインディ500では歴代6位の年長記録だそうです(ちなみに最年長はほぼ48歳のドライバーとか!)。しかし佐藤選手のパフォーマンスは全く年齢を感じさせず、速さ、ベテランらしい落ち着き、チームとのコミュニケーション、引き寄せる運など全てがパーフェクト。

「40歳をすぎてもレースしているなんて夢の中で生きているみたい。まだ成長できている」と自身が話す通り、佐藤選手の進化はいまだ止まらず「生きる伝説」への道をさらに進んでいるようです。

確かに、世界三大レースの一つを日本人ドライバーが日本メーカーのエンジンで2度も優勝した事実は、もっともっと大きく評価されて良いはずだよね!
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