週刊ヤングジャンプ掲載「ゴールデンカムイ」。
前回は極悪非道な脱獄囚・上エ地を追いかける牛山が、杉元・アシリパたちがいるレストランに突入し、さらに土方歳三まで現れ、杉元と土方が攻防を繰り広げます。
さあ246話ではどうなるのでしょうか?
ということで、さっそく246話の内容を予想&考察してみます!
ゴールデンカムイ237話のネタバレ予想
週刊ヤングジャンプ掲載「ゴールデンカムイ」。 前回はアシリパを捜索するソフィア、めんこに興じる月島、鯉登が登場。また、虚無僧の格好をした牛山と都丹庵士が同じ脱獄囚の上エ地について語ります。 その中で海賊房太郎の上エ地についての回[…]
ゴールデンカムイ246話ネタバレ考察
前回の杉元と牛山の柔道対決の続きです。
牛山に投げられて地面に倒される寸前で、地面に手をついて体勢を整える杉元。牛山の髪をつかんで顔面に膝蹴り!
鼻血を出すも相変わらず止まらない牛山は杉元を押しながら店の外に出ます。
そこへ牛山の背後から海賊房太郎がテーブルを上から叩きつけます。
しかし牛山に投げられてしまう房太郎。
門倉も虚無僧姿のまま止めに入りますが、その前に足をくじいてしまい、「お前何しに来たんだ」状態に。
杉元に銃を向ける土方。
その前に立ちはだかり、土方をしっかり見つめるアシリパ。
門倉は
「みんなで止めないと官憲とか第七師団が集まってくるぞ」
門倉曰く、尾形と有古が近くにいるはずだという。尾形の名前を聞いた杉元は
「尾形が近くにいるのか?」
とキョロキョロします。そして頭巾ちゃんに尾形が近くにいると伝えようとしますが、なかなか伝わらない。
尾形の写真を見せると頭巾ちゃんはびっくりして、あわあわして落ち着かなくなります。
一方、尾形はすでに高い塔の上でターゲットを望遠鏡で確認しています。
アシリパの姿をとらえ、
「これ(狙撃)やったら、さぞかし大混乱なになるだろうなぁ」
そう笑う尾形の背後に軍服姿っぽい誰かの足元があります。
尾形もそれに気づきます。
「…なんだ?」
一体誰が来たのか?答えは今回は分かりませんがちょっと気になります。
尾形の元に来たのって、ひょっとすると鶴見中尉では?という気もするが、鶴見中尉が相手なら「なんだ」とは言わないだろうから、月島とか鯉登あたりか。
尾形を警戒してアシリパに安全なところへ行くように言う杉元。
そして土方に対して
「網走じゃよくも嵌めてくれたな!俺をアシリパさんから引き離しやがって。おかげで俺は尾形に頭を撃たれたぞ!」
牛山は「そうだったの?」と初めて聞いてびっくり。
土方は
「網走で殺してもよかった。お前は邪魔になると分かっていた」
杉元は
「そりゃ邪魔するさ」
と言い返します。
杉元は、のっぺら坊と土方はアシリパをアイヌの偶像にして、新聞で国民を煽って独立戦争の闘士にしたてようとしてたのでは?と土方に問います。
土方は
「私の考えは少し違う。女子供の闘士は必要ない。だが自分の民族の将来がどうでもいいのなら山でのんきに暮せばよい」
と言い放ちます。アシリパは
「じゃあ、ふたりとも殺し合う必要はない」
そう言います。さらに土方に
「聞いておきたい。土方歳三が考えるアイヌの未来はどうなってる?」
土方はこの質問には真剣に答える必要性を感じ、語り始めます。曰く、
・北海道の森林資源はこのままでは枯渇する
・蝦夷共和国の経済基盤は炭鉱に置く。
・炭鉱開発は諸外国から移民を募る。
・移民で国力増大を目指す
・多民族国家のつなぎになるのは、アイヌしかいない
アシリパは北海道アイヌ、樺太アイヌ、そして帝政ロシアに迫害された青い目のポーランド人の血が混じり合っています。
そういうアシリパだからこそ、多文化国家を象徴する主導者として最適であるという。
指導者ではなく主導者。象徴みたいなものか。
それを聞いた白石は
「鶴見中尉より『マシ』という程度だなぁ」
と感想を言います。アシリパは、
「第七師団にアイヌの埋蔵金を奪われる事態だけは避けたい」
そう言います。
杉元が持っていた刺青人皮は全て鶴見中尉に網走で奪われています。
しかしこちらには鶴見・土方も知らない刺青人皮がある。つまり、
「我々は手を組むしかない」
そう説得するのです。
それを遠くから見ていた有古は
「あの女の子がアシリパ?ちょっと見ないうちに少し変わったな。猛者どもを相手に渡り合っている」
そう言いいます。
ちなみに上エ地はどさぐさに紛れて逃亡、尾形は塔から姿を消しました。頭巾ちゃんは結局、尾形を見つけられません。
場面は変わり、土方のアジトらしき建物の部屋でアシリパと土方が話し合っています。
アシリパは
「房太郎と松田平太の入れ墨を見せるから、土方の持っている刺青人皮を見せてほしい」
そう頼みます。
全て揃ったわけではないので、暗号は解けないけど、一度手持ち分を全て見てみたいという。
土方も
「アシリパにだけなら許そう」
そう言って見せます。
アシリパ曰く、刺青人皮には必ず決まりごとがあるという。
そう思って集まった刺青人皮を見て愕然とするアシリパ。
「…そんな。ホロケウオシコニじゃない…!?」
ホロケウオシコニとは、アシリパが暗号のカギになると確信していた、母が父につけたアイヌの名前。
その名前こそがカギになると思っていたのに、実はそうじゃなかった?ということで混乱しています。
ゴールデンカムイ246話ネタバレ予想&考察のまとめ
最後のページのキャッチコピーには
「私の記憶は鍵じゃない!?」
さらに次号の予告には
「なぜ鍵、足り得ないのか?」
そう書かれています。
うーんここにきて、アシリパが鍵になるというのがひっくり返されそうになってますね。
アシリパが鍵になるとしても、ホロケウオシコニではない、別の記憶が鍵になる可能性が出てきたってことかな。
尾形がどこに消えたのかも含めて、次回も気になりますね。