2020年5月28日(木)発売の週刊ヤングジャンプ掲載「ゴールデンカムイ」。
前回は海賊房太郎が白石を仲間に引き込もうとして怪しい金貨を見せます。一方、アシリパは杉元に埋蔵金が見つかったらどうするのかと質問します。
しかし途中で森の木々が倒れてきて・・・さあ242話ではどうなるのでしょうか?
ということで、さっそく紹介します!
ゴールデンカムイ242話のネタバレ考察
2020年5月21日(木)発売の週刊ヤングジャンプ掲載「ゴールデンカムイ」。 前回は菊田が実は中央政府のスパイであることが判明、動揺する有古。そして連続殺人事件の手口が有名なジャック・ザ・リッパーと同じであることも分かってきました。 […]
ゴールデンカムイ242話ネタバレ考察「白石、二人を救出する」
前回、最後に木がいっぱい倒れてきましたよね。
何が起きたか動揺する白石に、房太郎は
「これが北海道の伐採方法さ」
そう説明します。
曰く、何十本もの木に切れ目を入れて、風上の1本を切り倒すと、あら不思議、あたり一面が将棋倒しになるという。
杉元やアシリパを心配して助けけに行く白石。
一方、倒れた木々に挟まれて身動きが取れない杉元とアシリパ。
前回、アシリパに「故郷に戻って好きだった人と暮らすのか?」そう質問された杉元は、いい機会だとばかりにアシリパに事情を説明しだします。
・杉元は梅ちゃんという女性と結婚するはずだった。
・杉元の家族がみんな結核で死んだため故郷を離れることに
・梅ちゃんは杉元の幼馴染の寅次と結婚した。
・寅次も梅ちゃんと幼馴染。
・梅ちゃん、目の病気になり、高額の治療費が必要
・戦争でピンチで寅次が杉元をかばい死亡
・死ぬ前に梅ちゃんのことで杉元と約束
・杉元は約束を守るためにお金を梅ちゃんに渡すつもり。
もっと早くアシリパに教えておいてもよかったんじゃないのかね。
場面は変わり、二人を必死に探す白石。
しかしその必死さこそが、アシリパが暗号を解くカギを知っているという証拠じゃないかと聞く房太郎。
再び場面は変わり、杉元とアシリパ。
杉元はアシリパに
「埋蔵金が見つかってもアシリパがこの事件に納得できるまでは相棒のままだ」
そう伝えます。
アシリパとしては本当に聞きたかった答えは
「結婚しよう」とか「一生ずっと側にいるよ」
みたいなことだったと思うが、杉元はアシリパの思いには気づいていないので仕方ないか。
杉元はきっと白石たちが助けに来ると言う。
アシリパも、白石は欲の塊だから助けに来るかもしれないと返す。
杉元は、それもあるけど、白石は杉元との約束を守って樺太でもずっとアシリパのそばにいたことを感謝している様子。
だから、そろそろ杉元と同じようにアシリパが暗号を解くカギを思い出したってことを教えていいのでは?
そうアシリパに言います。そしてそれに同意するアシリパ。
そんな会話を聞いていたのか、木々の隙間から頭だけひょっこり出して感動に咽び泣く白石の姿が。
白石は内心、
「樺太でのことが無駄にならなくてよかったよ・・・」
そうしみじみ感じている様子。
その後、林業の作業してた人たちに助けを借りて助け出すことに成功。
ゴールデンカムイ242話ネタバレ考察「アシリパの断固たる決意」
助け出されたアシリパは、見渡す限り木々が刈り取られた光景を見て黙り込む。
アイヌでも生活のために木を伐採するし、獣を狩ったりする。裕福に暮らそうとするのを誰にも責められないと言う。
しかしアイヌは取りすぎない。獲物の肉も少し残して置いておく。山菜もとりすぎない。残しておけば来年また増える。
「全部取らずに残しておけば私達のカムイは消えない」
そうアシリパの父は言っていたという。
すると白石は前回、房太郎が見せた金貨をアシリパにも見せてやったらどうだと言う。
支笏湖に沈んでいたという金貨をアシリパに渡し、
「アシリパちゃんが持っていな」
そう言う房太郎。
白石曰く、その金貨の文様は自分たちの刺青人皮に似てるから、アシリパの父ウイルクが作ったに違いないという。
金貨を見たアシリパは
「十字の模様がアイヌの文様に似てる。『交互に』『交差』を意味する」
と感想を言う。
房太郎はそれを聞いて
「各地のアイヌが地元で採れた砂金を集めて、自分たちの国をいう夢の記念に作ったのでは?」
そう予想する。
アシリパもそれを聞いて一つの結論にたどり着く。
アシリパの父は昔、ソフィアに「アイヌや極東の少数民族は団結すべき」と言った。
支笏湖に沈むまで金貨を持っていた父は団結しようという思いを最後まで持っていたことになる。
そんな父が同じアイヌの人を殺すはずがない。
そう言った後アシリパは、
「私はアイヌのためにやるべきことがようやく分かった」
そう語ります。その目は何かを決心したような目ですね。
ゴールデンカムイ242話ネタバレ予想&考察のまとめ
次号の予告には
「次号、●雨の為休載です」
そう書いてあるのですが、デジタルだと字が細かすぎてなんて書いてあるのか分からず。
気になるなぁ・・・と思ったらTwitterでつぶやいてる人がいた。
「驟雨(しゅうう)」
意味は急に降りだす雨。にわか雨。難しい言葉知ってるな、野田先生は。なんで休載の理由が驟雨なのか分からんが。。。
杉元は埋蔵金をめぐる欲にまみれた争いにこれ以上アシリパを巻き込みたくない気持ちもありながらも、一方でアシリパの望みを叶えてやりたいという気持ちあるでしょう。
しかしアシリパはアイヌの未来のために埋蔵金を見つけようとするでしょうね。見つけたお金をどう使うのかは分かりませんが、断固たる決意ができた感じでした。
そして白石。なんだかんだいって杉元やアシリパに信頼されているのが分かって嬉しそうでしたね。白石はもう埋蔵金よりも仲間のためという思いの方が強くなってるかも。
次回はいよいよ札幌に到着かな。そして来週は休載で次回は6月11日になるようです。
次回も楽しみです。