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欧州スーパーリーグとはいつから?いらないと批判が多い理由と海外の反応

欧州スーパーリーグとは?いつからやるのでしょうか?

サッカー好きでもさすがに選手が…と思ってしまうのは普通の感覚でしょう。

欧州スーパーリーグとはいつからか?いらないと批判が多い理由と海外の反応についてまとめていきます。
(4/20 内容追加)

うぉ~と喜ぶ人はいるのか。さすがにビジネス臭が強すぎて

欧州スーパーリーグとはいつから?

欧州スーパーリーグとはいつからか?見てゆきます。
2021年4月18日の報道によると、スーパーリーグは8月に開幕し、10チームずつの2グループに分かれて開催されます。
各グループの上位3チームと4位と5位のプレーオフから2チームも加わってトーナメント戦に進出し、決勝は5月末に行われるとのことです。

え?もう決定なの?

参加チームもほぼ決まっているようです。

レアル・マドリーとマンチェスター・ユナイテッドが率先しており、プレミアリーグから6チーム、セリエAから3チーム、ラ・リーガから3チームが参加を表明しており、残り3チームを加えて、15チームで結成することを目指しています。
最終的に20チームを想定しており、資金力が豊富な15クラブは固定し、残り5チームは前シーズンの成績が考慮され、入れ替わりでリーグに加わります。
従って、小規模なチームが参加できる可能性は極めて小さくなります。

初代代表者はレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長になることが予想されているようです。

欧州サッカー連盟(UEFA)によるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に対抗するものとして計画されたリーグ戦がこの欧州スーパーリーグです。

但し、フランス・リーグアン(フランス1部)の、パリSGとブンデスリーガ(ドイツ)のバイエルン・ミュンヘンははっきりと不参加を表明しています。

表にまとめますと、

各国リーグ機構 クラブチーム 参加
プレミアリーグ(イングランド) アーセナル
チェルシー
リバプール
マンチェスター・シティ
マンチェスター・ユナイテッド
トッテナム
セリエA(イタリア1部) ミラン
インテル、ユベントス
ユベントス
ラ・リーガ(スペイン1部) アトレティコ・マドリー

1. 欧州のビッグクラブは以前からUEFAによるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の運営に不満を持っていた。
2. COVID-19によるパンデミックによって、欧州サッカー界も、革新が必要で、新たな形式を探さなければならない。
現状の日程はあまりに過密であり、選手たちの健康を阻害している。
新たな世代の人々は多くのコンテンツを消費しており、私たちはこれらと競争し、サッカーリーグの質を向上しなければならない。
スーパーリーグは、世界最高のクラブと選手を集めてシーズンを通して対戦させることで、欧州サッカー界に新たな1ページを開き、世界レベルの競争と施設を確保し、サッカーのピラミッド全体への財政支援を強化することになる。
3. ビッグクラブが新型コロナウイルスのパンデミックによる経済的打撃を回復するため、少数のビッグクラブよる、より人気の高いリーグを創設する。
各クラブがCLを凌ぐ、3億5000万ユーロ(約460億円)以上の収入を確約されると見積もられています。

でも最大の理由は収入を独占したい?
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欧州スーパーリーグいらないの声も

欧州スーパーリーグ創設に、ファン、選手、政治家などから、設立メンバーは金銭的な利益を優先し、富裕層のクラブのための閉鎖的なサークルを作っているとの批判が相次ぎ、非難の声が上がりました。

UEFAはイングランドフットボール協会(FA)やプレミアリーグ、スペインサッカー連盟、ラ・リーガ、イタリアサッカー連盟、セリエAなど各連盟とともに欧州スーパーリーグ結成に反対声明を出しています。
また、スーパーリーグに参加するクラブに対し、国内や欧州、世界レベルの大会への出場、さらに所属選手が代表チームでプレーできなくなる可能性も示唆しました。

欧州スーパーリーグいらないの声も多いです。
その理由も見ていきましょう。

皆すぐさま声を上げたのね!

欧州スーパーリーグへの海外の反応

海外の反応も見ていきます。

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欧州の政治家

ボリス・ジョンソン英国首相は「新リーグは国内サッカーの中心を襲うものであり、国中のファンを悩ませることになる。」、「関係するクラブは、これ以上のステップを踏む前に、ファンやサッカー界全体に答えるべきだ」と述べました。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は「連帯の原則とスポーツのが生み出すメリットの価値を脅かす欧州サッカーのスーパーリーグ・プロジェクトへの参加を拒否するフランスのクラブの立場を歓迎する」と声明をだしました。

各国サッカー協会

ドイツサッカー協会(DFL)のクリスチャン・ザイフェルトCEOは、「イングランド、イタリア、スペインの少数のトップクラブの経済的利益のために、結果として欧州サッカー界の確立された構造を廃止するようなことがあってはならない」と声明を出しています。

イングランドのプレミアリーグは「イングランドやヨーロッパのどのクラブのファンも、自分のチームがトップに登り、最高の相手と対戦することを夢見ることができます。欧州スーパーリーグの構想は、この夢を壊すものだ」と、
声明を発表しました。

イングランドサッカー協会は、「ヨーロッパスーパーリーグは、イングランドとヨーロッパのあらゆるレベルのサッカーにダメージを与えることは明らかであり、競技スポーツの基本であるオープンな競争とスポーツ・メリットの原則を攻撃するものである」と述べています。

サッカーOB

マンチェスター・ユナイテッドの元監督アレックス・ファーガソン氏、「欧州クラブサッカーの70年の歴史を終わらせるものだ」

ユナイテッドのOBで『スカイスポーツ』のリポーターを務めるギャリー・ネビル氏「近代化に反対しているわけではないが、コロナ禍の影響でこの構想が出ることは信じられない。(参戦するクラブは)恥を知るべき。この国のフットボールとは関係ない。この国には、そのクラブを愛している人々、ともに生きてきたファンの100年の歴史があるんだ」
(CNN参照)

かなりのお怒り!

まとめ

  • 欧州スーパーリーグは15のビッグクラブにより2021年8月開幕を目指している
  • 創設の目的は、パンデミック下での欧州サッカー界の新たな変革を謳っているが、参加するビッグクラブの大幅な収入増の狙いが強い
  • 欧州スーパーリーグ創設にUEFAは勿論、各国サッカー協会、政治家、欧州サッカーOBなどが、オープンな競争とスポーツ・メリットの原則を破壊し、小規模チームの夢を奪うなどと反対多数
ワールドカップに出られなくなっても良いの?

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