ドラマ感想『神の舌を持つ男』20年も構想を練ると世間の感覚からはズレてしまうのか?[随時更新]

※2016年9月10日更新

映画化決定しました!!

堤幸彦が演出を担当するTBSの金曜ドラマ『神の舌を持つ男』が、いよいよ始まったのだが・・・。

『池袋ウエストゲートパーク』『TRICK』『ケイゾク』『SPEC』などキリがないほどの面白ドラマを作ってきた堤幸彦さんが、20年間も構想を練った作品とのこと。つまりは堤監督が原作・原案ということなのでしょうか?

あまり構想を練りすぎるとロクな事にならないとの噂もあり、不安ばかりが募るのだが、題字が力強いだけにドラマも最終的には力強い作品になることを願っている。だから、

このドラマのあらすじと感想。あと、舐めたものをまとめていきたいと思う。

やっぱりさ・・・舐めるって・・・いいよね。

『神の舌を持つ男』

公式HP↓

TBSテレビ

TBS「金曜ドラマ『神の舌を持つ男』」の番組情報ページです。…

公式twitter↓

X (formerly Twitter)

TBSテレビの7月クール金曜ドラマ!みなさまご視聴ありがとうございました!! 堤幸彦×向井理×木村文乃×佐藤二朗 !!…

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イントロダクション

TBSでは7月クールの金曜ドラマ枠で『神の舌を持つ男』を放送することが決定。脚本・櫻井武晴、演出・堤幸彦、プロデューサー・植田博樹がタッグを組み手がける!!

ドラマの舞台は全国の秘湯と呼ばれる温泉地。ひょんなことから知り合った3人の男女が、一台のボロ車に乗り温泉宿で寝食を共にしながら、謎の温泉芸者「ミヤビ」を探し求めて日本全国を旅するコミカルミステリーだ。思わずくすりと笑ってしまうギャグが満載なのもみどころ。3月上旬にクランクインし、現在オールロケで好調に撮影中。

主演は向井理。演出の堤幸彦とはこれまで舞台や映画、単発ドラマなどで仕事をしているが、意外にも連続ドラマでのタッグは初となる。向井はちょっとダサくて世間知らずだが、なんだか憎めず可愛らしい青年・朝永蘭丸(ともながらんまる)を演じる。舌にのせたものをガスクロマトグラフィーばりに分析する能力を持つ蘭丸は、行く先々でなぜか必ず“巻き込まれてしまう”事件の謎解きをする。
架空の温泉地を舞台に繰り広げられる人間模様を彩る役者陣にも、堤作品になじみの深い面々が名を連ねた。
2時間サスペンスドラママニアのウザカワ女・甕棺墓光(かめかんぼひかる)を演じるのは木村文乃。そして暴走しがちな2人を鋭い突っ込みでまとめる唯一まともな人格者(?)・宮沢寛治(みやざわかんじ)を佐藤二朗が演じる。

この3人が繰り広げる世界観は堤ワールドそのもの!!
3人のかけ合いはもちろん、出演者の一挙手一投足や周りの美術にも目を凝らして楽しんでください。

出典:公式HP

出演者

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朝永 蘭丸(ともなが らんまる)/向井理
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わが愛すべき国仲涼子さんのご主人である憎っくき向井理さんが主演。何でもできるスーパーマンですよね、向井さんて。全然関係ないけど昔ヤンジャンで『殺意ドクター蘭丸』って漫画がありましたね、全然関係ないけど。


甕棺墓 光(かめかんぼ ひかる)/木村文乃
【送料無料】 木村文乃 ファースト写真集 『ふみの』 / 木村文乃 【本】

エンジェル文乃。ラブ文乃。木村文乃が出てるだけでもこのドラマを見る価値がある。ドラマでは蘭丸に猛烈アタックするとの噂。メッチャ楽しみ。


宮沢 寛治(みやざわ かんじ/佐藤二朗)
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ザ・演技派俳優といった佐藤さん。なんとなくこのドラマの完成度は佐藤さんにかかっている気がしている。頑張ってほしい!

あとは、ラジオ職人にたまにネタはがきにされている火野正平さん。昔サザエさんでマスオさんをやっていた宅麻 伸さんなどのキャストが紹介されています。

全体的にシブイ感じのキャスティングが期待感がありますね笑。

主題歌「女は抱かれて鮎になる」

ドラマ主題歌は坂本冬美さんが歌われる「女は抱かれて鮎になる」(作詞:荒木とよひさ、作曲:弦哲也)になりました。金曜ドラマ枠で演歌が主題歌というのは非常に珍しいですよね。逆に新鮮に感じる。

でも、ドラマの世界感にもあってますね。

ちなみに坂本冬美さんはドラマに出演もされるそうで、色々と新しい試みがされているようで面白い。

第1話 視聴率6.4%

あらすじ

舌にのせたものをガスクロマトグラフィーばりに分析する能力“絶対舌感”を持つ男・ 朝永 蘭丸ともなが らんまる (向井 理)が、ひょんなことから知り合った流浪の古物骨董屋・ 甕棺墓 光かめかんぼ ひかる (木村文乃)、正体不明の 宮沢 寛治みやざわ かんじ (佐藤二朗)と共に一台のボロ車に乗って謎の温泉芸者“ミヤビ”を探し、旅に出る。

三人が辿り着いたのは、栃木県奥日光にある秘湯「湯西川温泉」。平家の落人伝説が伝わる風情溢れる温泉地だ。三人が宿に到着するとミヤビが男と立ち去っていくところに遭遇。慌てて後を追おうとするが、ガス欠のボロ車はうんともすんとも言わず立ち往生してしまう。落胆する蘭丸をよそに、寛治は宿の女将・美鈴(片平なぎさ)に三助として「垢すり」「湯かけ」「肩もみ」をするから一泊させてくれないか?、と無茶な申し入れをする。蘭丸は“伝説の三助”といわれる「大津のヘースケ」・ 朝永 平助ともなが へいすけ (火野正平)の孫で、弟子だったのだ。そこへ、近くの川で死体が発見されたと温泉組合長の石原(大河内浩)が駆け込んできて・・・。

出典:公式HP

感想

いよいよ始まった『神の舌を持つ男』ですが、結構いきなり物語が始まった印象でしたね。いきなり三話目を見させられているような馴染み感があるドラマ。悪く言えば急に始まって置いてきぼりを食らったようなドラマ。

でも、もしかしたら途中で過去編とか3人の出合い編のような話があるのかもしれませんね。途中から始まって、話の途中で過去に戻る流れは個人的には好き。

 

そして、木村文乃がいい感じでウザったくて素敵笑。CMで見ていた「お門違いよ!」の台詞良かったけど、めっちゃしゃべるなぁ。可愛いなぁ。でもそれに対する佐藤二朗のツッコミがなんか浮いている気がする。あれでいいのかな??

一体どんなドラマになるのかよくわからなかったのだが、基本的には殺人事件もののようですね。謎の女ミヤビが結末にどの様に影響してくるかわかりませんが、まだあまり興味が湧かない状態ですね。そして、展開の中で交わされる会話や演出が堤さん的過ぎて少しくどいかもしれない笑。ずっとこんな感じで進むのかなぁ。。。

ちなみに三助のシーンはたぶんサービスシーン。一話目がこれならこれから先も期待できそうですね。あそこのシーンの尺をもっと確保していくべきですね。有名人の三助シーンに期待大!

てか、堤さんのドラマ特有の空気感や、演技は健在ですね。2時間サスペンス調にしているので少しくどいくらいでいいのかもしれません。ちなみに2サスの女王的存在の片平なぎさが登場してましたね。笑

あと、カツラの登場人物として菅原大吉さんが登場していたり、サービス満点でしたね。全体的に心から気楽に見れるドラマの魅力を感じますね。最近仕事でしんどいので、ホント丁度いいなぁ。

舐め

空気:メッチャ舐めてた。生活するの大変そう。

お香の香り:あまり意味がなかった

水道水混じりの温泉:何かの伏線になる感じバリバリ

:地面系は舐めるものじゃない

干からびたビワの種:舐めてたけど毒だったらどうするつもりだったのだろうか笑

今回は説明編のような舐めでしたね。舐めのポテンシャルはこんなもんじゃないはず!

これからジャンジャン期待していこう!!


第2話 視聴率6.2%

あらすじ

らんまる(向井理)、光ひかる(木村文乃)、寛治かんじ(佐藤二朗)は、ミヤビがいると聞き鐵友てつとも温泉へと向かう。山道で配管を発見した蘭丸は温泉が近くにあることを察し、温泉宿「南出田楼」に辿り着く。そこは女将・順子(山村紅葉)と湯守の順吉(徳井優)が夫婦で切り盛りする旅館だが、近年客足は途絶えており閉業寸前だ。

蘭丸が宿でミヤビの行方を聞いていると、二人の長男・天童(中尾明慶)が客を連れて10年ぶりに帰ってくる。絶縁状態だった息子は、突然旅館を継ぐと言い出し、順吉と大喧嘩をはじめる。

そんな中、麓から女性の悲鳴が聞こえてきた。蘭丸らが駆けつけると、ミヤビが走り去っていくところ。慌ててミヤビを追おうとする蘭丸だが、光が男性の死体を発見し……。

出典:公式HP

感想

第二話目が始まりましたが、今回はテツトモ温泉という名前の場所へ到着しましたね。テツandトモにやはり許可をもらっているんだろうか?折角なら芸人として出演してくれればよかったのにね。てか、根本的に果たしてこのドラマって面白いのだろうか?

でも温泉と山村紅葉さんはベストマッチ。今回も癖の強い登場人物でした。全体的に出演者がゴージャスですよね。その辺も2サスを狙ってるのか?ちなみに山村紅葉を見るとアメトーークの熟女好き芸人を思い出してしまう笑。

蘭丸の過去がすこし明らかになりましたね。父が相当なくそったれで研究者の様子。また、物語が進んだら登場しそうですね。

「事件の謎はこの舌が味わった!」という決め台詞は毎回使っていくみたいですね。何度か聞いていれば慣れてくるのだろうか。てか、物語が思いのほか重い展開で戸惑ってしまう。

と、思ったら結局宿の主人がミヤビに惚れてドタバタしましたね。前回と一緒。ずっとこうなのかもしれませんね。ちなみに、蘭丸への嫉妬からミヤビを「だるま芸者」呼ばわりするひかる

可愛いよ木村文乃可愛いよ。ちなみにだるま芸者とは、「転び芸者」とも呼ばれ、もっぱら売春行為をする芸者のことだそうです。実際のミヤビさんはどんな人なんでしょうね。何かの演出がありそうですよね!

今回は個人的に好きな役者さんである志賀廣太郎さんが番頭として出演されてましたね。いい役者さんですよね。

THE三名様のパフェおじさんの頃から結構ファンだったりするので嬉しいが、こういう豪華な役者さんたちを毎週ミニ登場で終わらせるのは勿体ないですね。てか、物語が全体的にくどいから見ていて微妙に飽きてきてしまっている。

舐め

温泉:毎度温泉は舐めそうですね。毎回ロケ地が変わりそうだから色々な地方の温泉を舐めて泉質を紹介することも可能かもしれません。

洋服:こっちはまだ舐めてもいいと思います。今回、結構洋服を舐めてましたね。

死体:いつか舐めるとは思っていたけど、意外と早く舐めましたね、死体を。

間けつ泉:さらりと舐めてたけど命がけですよね。

町長の着物:被害者との関係性がわかる

天童の洋服:町長と会っていたかどうかを一発で見抜ける舐め。直後の木村文乃が素敵。

水道管・源泉管:メチャクチャ火傷するぜ、オイ

何か変わった物を舐めるのかと思ったのに意外と舐めませんでしたね。なんか、向井理の舌の出し方が特殊で気持ち悪い感じもしますね。なんでだろうか?

ちなみに、第一話の視聴率はあまり芳しくなかったようですね。

ライブドアニュース

ドラマ「神の舌を持つ男」が8日に始まり、平均視聴率6.4%と大コケした。木村文乃はオーバーな動きとともに、自由奔放なセリ…

確かにあまり好感が持てる演技や演出ではないかもしれない。また、どうやら劇場版を視野に入れて作っていたようなので、視聴率が悪いと困ってしまう人がたくさん出そうですね。映画化は無理かなぁ・・・。

う~ん。次回予告が面白そうだったので、来週に期待しましょう!


第3話 視聴率5.7%

あらすじ

今回、蘭丸(向井理)ら一行が目指すのは、伊豆・熱海温泉郷にある「ホテルまんげつ伊豆」。ホテルの最上階に位置し、夜空を見上げながら浸かれる“天空温泉”が自慢の宿だ。美人女将・裕子(森脇英理子)は3年前に国内有数のホテルチェーン御曹司である丈夫(東根作寿英)と結婚し、今は支配人の嫁でもある。

ある日、裕子が結婚前に付き合っていた石破(谷田歩)がホテルにやって来た。敏腕女将となった裕子に手切れ金をせびりに来たのだ。
そんな折、ミヤビを訪ねて蘭丸らがホテルに到着。蘭丸は裕子にミヤビを引き止めておくよう、頼んでおいたのだ。ところがまたしてもミヤビは次の営業場所へと移動した後。夜も更け、さらにガス欠で車が動かない為、寛治は裕子に「三助をやるから一泊させてくれ」と申し入れる。
翌朝、身体を癒す為、蘭丸・光(木村文乃)・寛治(佐藤二朗)の三人は“天空温泉”へ向かう。男風呂で一番風呂を楽しんでいると、そこには先客らしき人影が。ところがその人影は、裕子を脅していた石破の死体だった……。
第一発見者となった蘭丸と寛治は、警察から容疑者と決め付けられ、警察へと連行される。蘭丸を助けたい光は2サス(二時間サスペンスドラマ)の知識を引っ張り出し、犯人は裕子だと疑う。ところが、裕子には完璧なアリバイがあり、さらに温泉は密室状態であったことが判明し……。

出典:公式HP

感想

第三話から少し落ち着いた雰囲気でしっかりとサスペンス要素が強くなった気がします。いい感じのストーリーでしたね。山村紅葉さんの登場シーンが秀逸な出来でした、笑。

今回は女将である堀裕子(森脇英理子さん)が過去の恋人に撮られたハ○撮り動画で脅される話でした。逆上した女将が何故かメリケンサックを出した時は笑ってしまった。予想してなかったぜ。

てか、事故じゃないことがわかった段階で、被害者で元恋人の石破大善(谷田歩さん)の自宅から女将のハ○撮り動画のコピーが出てくるでしょうから、事故に見せかけられなかった段階で、女将に疑いの目が行くのは避けられないですよね。まぁ細かいことはいいのか笑

神舌男の視聴率が苦戦している理由がなんとなくわかったのですが、ドラマの事前情報などから想像される物語の空気感と、実際の2時間サスペンスのパロディ的空気感の間にギャップがあるからなのではないでしょうか。

話自体は結構面白くなってきたのに、そこのギャップが埋まらないと『面倒くさい』が前面に出てしまって視聴率が伸びていかないのかもしれませんね、残念だ。おそらく逆転のチャンスはミヤビの存在から展開される話でしょうから、物語の空気が、途中でとんでもない変調が起こればいいですね。

舐め

今回は温泉。とにかく温泉だけ舐めてましたね。

全体的に品のある舐めが続きますよね~。第二話ですでに死体舐めちゃったからなぁ。舐めるっていっても確かに温泉地巡っていれば、温泉ばっか舐めますよね、そりゃ。だけどちょっと変わったものも舐めてほしいですよね。木村文乃を舐めればいいのに。

うなじとか舐めればいいのに。うなじとか舐めればいいのに。

あと、公式HPの2サスあるあるのページが面白いですよ、笑。

TBSテレビ

TBS「金曜ドラマ『神の舌を持つ男』」の番組情報ページです。…


第4話 視聴率5.4%

あらすじ

毛増村けましむら へと続く山道を走っている最中、蘭丸(向井理)はその道を歩くミヤビを発見!ようやく見つけたと喜ぶ蘭丸だったが、ミヤビは蘭丸を避けるように走り去ってしまう。さらに、突然目の前に落雷が!あえなくミヤビを見失ってしまう。その時、土砂崩れに巻き込まれそうになった町子(臼田あさ美)を寛治(佐藤二朗)が間一髪で助ける。命拾いしたと喜んだのもつかの間、土砂の中に数体の白骨死体を見つけた光(木村文乃)が気絶し、町子の案内で蘭丸と寛治は光を運びながら村へと向かうことに。

村へ向かう道のあちこちでは、村人達が野菜や肉を手でちぎっている姿が。毛増村には、古くからの言い伝えでこの時期、村の刃物をすべて「雷神の祠」に封印し、刃物は一切使えないというのだ。町子は村長の赤池(きたろう)が営む旅館「波外ノ湯」へ三人を案内。赤池の妻で女将の栄子(真飛聖)は、3人を歓迎するが話題が白骨死体に及ぶと態度を一変させる。そんな中、村の駐在警官・木村(野添義弘)が胸に刀を刺され死んでいるのが発見される。しかもその胸に刺さっていたのは、光の骨董刀!「雷神寺」の住職・神村(石橋蓮司)は刀を村に持ち込んだ蘭丸らのせいで祟りが起きたと騒ぎ立て、3人を監禁しようとする。その後も村では不可解な殺人事件が連続し、ついに蘭丸らは監禁されることに……。毛増村に隠された秘密とは!?横溝系2サスワールドが炸裂する!!

出典:公式HP

感想

今回は横溝風と宣言されていましたが、いきなり土砂崩れから大量の白骨死体が出現しましたね。でもそんなことより。。。

みやび役って広末かよ!!

そっちの驚きの方が強くて世界観があまり頭に入らない笑。広末ミヤビかぁ・・・想像をしていなかったけど結構はまり役なのかもしれない。どことなく妖艶さもあるしね。

ミヤビって蘭丸の姉じゃないかと勝手に思っているんだけどどうでしょうね?

ミヤビの件は置いておいて今回は横溝の世界観ということで、

手まり歌(正確には毛毬歌)が歌われたり、

気の狂った着物の少女が出てきたり、

山狩りが行われたり、

双子のババァ(最終的には五つ子笑)が登場したり、

と横溝正史の数作品をごちゃ混ぜにしたような大サービス回でした。

結局前後編のようで、今回は追い詰められて終わりましたが、今回の事件もミヤビが薬の入れ替えを行っていたとの証言があり、事件に一部関わっているという疑惑がありました。

果たしてミヤビは事件にどのように関わっているのでしょうか?

舐め

土砂:すげぇ・・・土の年代までわかるのか?

におい袋:分析装置として使われてましたね。

ザクロ:あんな形でしたっけ?

ミステリーのパロディーだと思うとすんなり見れるようになってきた。やっぱり一話目のクドさが悪かったんだよなぁ。。。


第5話 視聴率5.3%

あらすじ

流浪の温泉芸者ミヤビ(広末涼子)を追って毛増村にやってきた蘭丸(向井理)ら一行は、土砂崩れに遭い帰る道を失った挙句、殺人事件に遭遇。毛増村ではこの時期、村の刃物をすべて「雷神寺の祠」に封印しており、村に刀を持ち込んだ蘭丸、光(木村文乃)、寛治(佐藤二朗)が村に祟りを持ち込んだと村中から睨まれ、監禁されてしまった。村でただ一人の味方・町子(臼田あさ美)に助けられ、事なきを得るが、祟りを信じる「雷神寺」の住職・神村精進(石橋蓮司)は娘の町子が蘭丸らと行動を共にすることを忌み嫌う。みかねた村長の赤池慎太郎(きたろう)は、蘭丸らを責任持って預かると宣言。「波外ノ湯」主人である自分と息子の辰也(柄本時生)が宿で三人の行動を監視すると約束してその場を治める。

ある日、蘭丸は「波外ノ湯」仲居の老婆(松金よね子)から村に古くから伝わる「毛鞠唄」を聞かせてもらうことに。その唄を聴いた蘭丸は、あることに気付く。そこへ、姿を消していた辰也が遺体で発見されたと知らせが入る。しかもその殺され方が「毛鞠唄」の歌詞とそっくりだと言う。蘭丸はこの呪いに見せかけた殺人事件の謎を解くことが出来るのか!?

出典:公式HP

感想

穴蔵に追い込まれて火をつけられて大ピンチと思いきや、意外と何の問題もなく外に出て解決して始まった今回の話。あくまでも横溝系の物語としての演出だったようですね。てゆうか、ドラマの中でガッツリと横溝系という言葉が出てきた、笑。

その横溝系の象徴というべきおばあさんに至っては、結局五つ子かと思いきや六つ子でしたね。しかも毛鞠歌にのせた蹴鞠(フリースタイルフットボール)めっちゃうまいな、おい笑。さらに横溝系のダメ警部の迷台詞「よーし、わかった」が聞けたのも良かった。

今回の事件は連続殺人に見せかけた単独殺人の連続でしたね。こういうプロットが複雑な構成の事件は面白い。たまにメタミステリーになるところが良いところのような、悪いところのような不思議なドラマだ。。。悪いところか、笑。ちなみにラストの「カンヂッ」って東京ラブストーリーかなぁ。世代的に伝わるのかな?ムリじゃね?笑

それはそうと木村文乃が可愛い・・・

あとハゲの娘である神村町子役をやっていた臼田あさ美もちょっと良かった。美人の洋服が野暮ったいと安心する説が立証された。

あと、もうついでに言っちゃうと真飛聖が異常なまでに色白で美人だった。てかめちゃくちゃ宝塚顔だな、おい。笑

次回は密室のようだが、視聴率はかなりの苦戦。果たして打ち切りを回避できるのか!!?

舐め

遺体の右手と左手:あーなんか遺体はいいけど、手を舐める感じって気持ち悪いかも。あ、ダメかも。
:温泉だけあって畳を舐めることが多いですね。
車の鍵穴:あー生理的に無理。
:昔でしたがヒカルとの出会いで舐めました。普通では舐めないところで舐めましたね。
鍵穴:あー生理的に無理。生理的に無理。
マイナスドライバーの持ち手・先端:かなり事件のキーポイントでしたね!
刀の刃:猟奇的、笑。

今回は舐めましたねぇ!たくさん舐めた方が良いですね。もはや縁起物ですね!


第6話 視聴率3.8%

あらすじ

流浪の温泉芸者ミヤビ(広末涼子)を追って大山温泉に辿り着いた蘭丸(向井理)ら一行は、またしても一足遅れでミヤビと会えず。しかも今回は、ミヤビを迎えに来た男と姿を消したと言う。

蘭丸がミヤビの似顔絵を元に行方を探していると、土産物屋のマスノ(平田敦子)がミヤビを知っていると言う。その日の朝、怪しげな男がミヤビの写真を片手に探し回っていたから覚えていたらしい。すると、その怪しい男・金子(宅間孝行)が土産物屋そばの共同湯にやって来た。話を聞こうと蘭丸が金子を追うも、金子は共同湯に入り、入り口の鍵をかけてしまった。共同湯では、入ったら鍵を閉める決まりがあるらしい。
鍵を開けようと、慌てて共同湯の鍵を借りに行く蘭丸だったが、鍵を管理している二人のうちの一人、早苗(平栗あつみ)は「鍵は貸し出し中」とつれない様子。もう一人の管理者である煙草屋に向かうが、そこでも磯吉(利重剛)に「いま利用している人が鍵を返したと連絡が入るまでは貸せない」と拒否される。

蘭丸と寛治(佐藤二朗)が落胆して共同湯に戻ると、金子は風呂を出た後。そこへ空気を読まない光(木村文乃)が、金子から鍵を借りたので、風呂に入ろうと提案。蘭丸はすぐにでも金子を追いたいが、前の日から風呂に入っていなかったため、しぶしぶ提案を受け入れることに……。

ところが……。蘭丸と寛治が湯に浸かっていると、その茶褐色の湯の中から服を着た加茂陽子(神楽坂恵)の死体が浮かんできたからさあ、大変!!あっという間に封鎖された共同湯では、地元刑事の徳沢(加藤虎ノ介)による蘭丸らへの事情聴取が行われていた。金子は蘭丸がミヤビを追っていることを逆手に「俺を助けたらミヤビの携帯番号を教えてやる」と蘭丸を丸め込む。
さて、蘭丸はこの密室殺人事件の謎を解くことが出来るのか!?

出典:公式HP

感想

驚くほど物語が進展しないこの作品。なんだかもう面白くて見ているのか、ただ惰性で見ているのかもよく分からなくなってきた。おそらく辛らつに言ってしまえば、視聴者としてこのドラマを冷静に見ると、蘭丸がミヤビが出会おうと、会えなかろうと、たぶんどちらでもよく、興味がないのだと思う

これは物語の構成・プロットの問題で、ドラマの一話目でもっとミヤビと蘭丸が出会うことの重大さを視聴者に訴えかけておかなければならなかったのではないだろうか。物語自体はそこまで悪いものではない気がするので、構成の問題だと個人的には思っている。

さて、それはそうと今回は密室でした。といっても非常に簡易的な密室だったので謎がどうとかではなくストーリー展開を楽しむ回だったようですね。やばそうな男の借金取りから情報を仕入れて、ミヤビの携帯をGETしましたが、どうせ電話に出ないでしょうし、このミヤビが蘭丸から逃げていく謎についてはどう回収していくのでしょうか。

それこそ、蘭丸がとんでもないストーカー野郎で、キスをしたのもただの妄想で、ミヤビが蘭丸からひたすら逃げている物語だったりしたらとんでもない神展開ですけどね。そうしたら、ネットで騒がれている向井理が気持ち悪いみたいな意見もプラス要素で働きますし、クライマックスが面白いだろうになぁ・・・。

もうこのままでは、Superflyみたいな花かんむり付けてる木村文乃の可愛さを鑑賞するだけのドラマになってしまう!!頑張ってTBS!

舐め

掃除道具入れの埃:もはや舐めるというかただ呼吸しているだけだが

折れた取っ手:折れた取っ手の断面からタバコの成分を感じ取るなんて言うことが果たしてできるのか・・・

遺体の右手:マニキュアを舐めてましたが、その前に死体入りの風呂に入っていたのに何も感じないのはなぜなのだろうか?

取調室の空気:これもタバコ。

風呂場のカギ:鍵を舐める姿がどうしても生理的にきつい・・・

もはや視聴率を回復するには木村文乃を中心に舐めていくしかないって!ほんまやで。


第7話 視聴率6.8%

あらすじ

蘭丸(向井理)は流浪の温泉芸者ミヤビ(広末涼子)に何度も連絡するが、ようやく電話に出たミヤビは、相手が蘭丸だと分かると電話を切る始末。落胆する蘭丸だったが光(木村文乃)と寛治(佐藤二朗)の機転でミヤビが草津に向かっている事が判明。一行はミヤビがいたと思わしき草津一ツ前駅へと向かう。
ところがまたもやガス欠でボロ車が山道で立ち往生。たまたま気分が悪い乗客がいて停車していた観光バスに遭遇した一行は、バスガイド・さくら(片瀬那奈)に草津一ツ前駅まで乗せてもらえないかと相談。乗客の一人、社長夫人の金級真琴(上野なつひ)の口利きもあって、蘭丸らはバスに乗せてもらえることに。

ところが、喜んだのもつかの間。車内で真琴が苦しみながら息絶えてしまう。現場にやってきた刑事・樋口(篠井英介)は、真琴が最後に口にした炭酸水を渡したさくらに署まで、同行するよう依頼するが、さくらは「私はツアーのバスガイド。お客様を残しては行けません!」とそれを拒否。2サスマニアの光の助言もあり、毒物の鑑定結果が出るまで、県警内の所轄内でのツアー続行を渋々承知する。もちろん刑事の樋口も同行だ。

 常に捜査に首を突っ込む光もなかなかのものだが、ツアーガイドさくらも光に負けず劣らずの2サスマニア!!2人は独自の理論で次々にツアー参加客を疑っていく。
そんな中、2人が目をつけたのはフリーライターの見城ゆたか(和田聰宏)。どうやら彼は、ツアーの少し前にも草津を訪れていたようでやけに地元の情報に詳しかった。他にも妖しげな行動が目立つのだが、見城は自分よりもバスの運転手・芦田(阪田マサノブ)の方が怪しいと言う。
 光とさくらの思い込み捜査に巻き込まれたツアー客の運命やいかに!?
そしてついに蘭丸がミヤビと再会……!?

出典:公式HP

感想

今回はなんだか面白い回だった。2サスのバスツアー殺人事件。さらにガッツリ草津の温泉でしたね。湯畑で歩いている様子を見るとなんだか楽しげな気分になりますが、バスの中はわかりやすく怪しい奴らばっかりで、いい感じに怪しげ。片瀬那奈が微妙な2サスの安っぽさを演出している感じもGoodでしたね。

そして話の展開はもうゴッチャゴチャで無理がありまくり、笑。てか宮沢寛治(佐藤二朗)は、いつも寝る前に甕棺墓光(木村文乃)に「一回でいいからヤらせてくれ」って言ってるのか、笑。わかる。わかるよ。木村文乃だもの。二日目のホームズスタイルも可愛い・・・。

さらに三助のシーンでは微妙にサービスショットが増えたような気がする。まさか色気で視聴率回復を狙っているのだろうか・・・。もしそうなら、せめて片瀬那奈あわよくば木村文乃のサービスショットが必要だ。それでV字回復は間違いないのだが・・・やはり事務所の壁は高いか・・・。

社長室でパターをしている社長は犯人じゃないけど悪人というのが2サスの掟。そして崖が2サスの聖地という光。なんかもうちょっと面倒くさい。なんか全体的に面倒くさいんだよな。なんでだろう。

それでも最後にもう一件の殺人事件とともに、なんとミヤビが登場!!!いよいよ来週は、どうしてここにミヤビがいて、ミヤビが逃げているのかも明らかになりそうですね!ミヤビが出てくるとちょっと楽しくなる。ようやく少し楽しみがでてきました。

舐め

マコトの洋服:いやぁ洋服舐めたくねぇなぁ・・・このドラマ見ていて思ったのだが、人間は舐めるべきものじゃないものを舐めることに生理的な嫌悪感が生まれるんですね。洋服とか無理だ。

被害者が飲んでいたペットボトル:いや、怖すぎて飲めねぇってw

カップルの女の手:ジャスミンの香水とかあるんだね。

なんか、別に舐める事をそんなに押さなくてもいい気がしてきた。木村文乃が可愛ければいい。もうどうでもいい。


第8話 視聴率6.4%

あらすじ

流浪の温泉芸者ミヤビ(広末涼子)を追う途中、ガス欠で車が動かなくなってしまった蘭丸(向井理)らは、通りかかったバスツアーに便乗する。ところが、その車内で社長夫人・金級(上野なつひ)が苦しみながら息絶える事件に遭遇。事件が解決しない限りミヤビを追うことが出来ないため、蘭丸は捜査を開始するが、第二の殺人事件が……。
真犯人だと思われていたフリーライター・見城(和田聰宏)が、崖の下で流血死体となって発見されたのだ。現場に駆けつけた2サスマニアの光(木村文乃)とバスガイドさくら(片瀬那奈)は、独自の「2サスの掟」論で捜査をかく乱。バスツアー客を次々と犯人として疑う。
刑事の樋口(篠井英介)と若林(若葉竜也)が、見城の所持品に気になるモノがあるとホテルにやって来た。それは、女物の指輪で裏にはO.Rのイニシャルが。ツアー客の大場陸(細田善彦)が疑われるが、大場は知らないの一点張り。

そこへ、ミヤビがやって来た。さくらがツアー客を楽しませようとミヤビを呼んだのである。蘭丸は三味線に合わせて舞うミヤビにうっとり。殺人事件のことなどすっかり忘れたのか、お座敷後にミヤビに想いを告げる蘭丸だが、ミヤビは蘭丸の手を振りほどき、駆け去ってしまう。
呆然とする蘭丸は、ミヤビが落としたペーパーナイフを舐めて手がかりを探ろうとする。寛治(佐藤二朗)は変態・・・、とぼやくが、なんとそこから人の血の味が・・・!?いったいなぜ、ミヤビがそんなモノを!?しかもミヤビが持っていたペーパーナイフは、金級運輸が会社設立20周年のときに作った特別なものだという。犯人はミヤビなのか?

出典:公式HP

感想

今回はオープニングからメタな視点からの展開から始まりましたね。まさか、カメラとマイクまで写るとは思わなかったですが、メタドラマとしても微妙に演出が古く感じてしまいますね。何でだろ?「どうですか~?おもしろいでしょ~」って言われて押し付けられている感じがするからかな?

頭から普通にミヤビが登場してましたが、こんなヅラでも広末めっちゃ美人だな、笑。

芸者のメイクでもかわいいってけっこうすごい気がする。雅な顔をしている。それはそうと、今回やたら連呼されていた

「それが2サスの掟!!」

ってのが、もううざったいから止めて欲しい。なんだかなぁ。。。可愛いんだけど、このドラマ観てると、木村文乃を嫌いになりそうになる、笑。

でも今回はストーカー理論が面白かったですね。ストーカーと恋愛は別と即答されるとそうなのかもって思ってしまいそうでびびる。ストーカーの猟奇性に痺れました。

ミヤビが助けられる価値がないと言い張るのは何故なのか。蘭丸のお爺さんを殺したのがミヤビなんでしょうか?ちょっと気になるかも・・・。

舐め

被害者の血液:血を舐めるのはキツいぜ、オイオイ。

ミヤビの唇:何ていう強引なキス展開。無理じゃね流石にあそこでキスは。でも広末あんな髪型なのに美人だな。

ミヤビのナイフ:変態舌野郎。

制服:香水の味があったとしても制服舐めるのはキツい。

手ぶくろ:かなり気持ち悪いなー生理的にキツい。

結局、全体的にロクなものを舐めてこなかった蘭丸。

あ~あ~舐めるってもっと素敵やん。


第9話 視聴率5.8%

あらすじ

流浪の温泉芸者・ミヤビ(広末涼子)を追って、蘭丸(向井理)ら一行は、伊豆の 九十九つづら 温泉郷へとやって来た。
蘭丸は、天城峠を越えるトンネルでミヤビを発見。ところが喜んだのもつかの間、ロマンスグレーの紳士(岩尾万太郎)から数枚の万札を受け取っているのを目撃してしまう。男との関係を問いただしたい蘭丸はミヤビの行方を血眼になって探すことに。町の公民館で、九十九芸者たちにミヤビが温泉旅館「仇母巣亭」のお座敷に呼ばれていると聞きつけた蘭丸は、さっそくその温泉旅館へと向かう。

女将の華子(鳥丸せつこ)は、寛治(佐藤二朗)の「一泊したいが金はない」という言葉を不審がるが、支配人の建造(不破万作)は、湯西川温泉をはじめとした温泉地での噂を聞いていたようで、すぐに蘭丸・光(木村文乃)・寛治に部屋を用意するよう華子に命令する。蘭丸が三助の指名を受け男湯に行くと、そこにいたのは昼間トンネルでミヤビと一緒にいた男!蘭丸がその男・高木にミヤビとの関係を問うと、婚約者だと応える。蘭丸は悶々として夜も眠れない。そのとき、女の悲鳴が館内に響き渡った!あわてて駆けつけると、そこには華子が。そして客室には首を女物の帯締めで吊った高木の姿が・・・。

地元の刑事・田島(六平直政)は、被害者・高木と最後に会ったミヤビの身辺調査を着々と進めていた。次々と明らかになるミヤビの素性に、蘭丸の心は乱れっぱなしだ。そして遂には、ミヤビに高木殺しの容疑がかけられる。蘭丸は舐めてミヤビを救うことが出来るのか!?

出典:公式HP

感想

かなりミヤビが中心の話になってきた今回のドラマですが何よりもミヤビの本名が、

平良カマドメガ

という驚きしかないですね。笑。タイラカマドメガって何語だよ。

カマドメガさん

あと一応触れておくアダモちゃん…。

あい変わらず全体的に煩わしい感じですが、ミヤビがお通夜で蘭丸にキスした理由欄丸から逃げている理由が判明したので結構スッキリしました。

あと光のペアルックが地味に面白いですね。さらに悲鳴が聞こえたあとに寝たままで怨念につき動かされているような様子も面白かった。

ミヤビさんが口に合うから好きと言い切る蘭丸は本当に気持ち悪いですよね、笑。でも、今までの展開よりも少しシリアスの内容なので取調室のシーンではちょっとグッと来てしまいました。

今回の事件の謎はミヤビもといカマドメガが何故自供したのかという点ですね。だれを庇っているのか?勝手な予想ですが・・・

【小野寺 駿 おのでら しゅん / 中澤 準】

どうも彼を庇っているように見えますが・・・果たして・・・

舐め

男の子:イや、気持ち悪いわー

てか、蘭丸の口のなかの成分はノーカウントなんでしょうかね。

いよいよ次回は最終回。どんな結末になっていくのでしょうか!?
ぶっちゃけそこまで楽しみではないけれどここまで見たら最後まで見てやるぜ!!!!


最終話 視聴率4.8%

あらすじ

蘭丸(向井理)は、ミヤビ(広末涼子)が殺人の容疑で逮捕されたあとも変わらずミヤビを思い続けていた。必死にミヤビの無実を証明しようとするが、ミヤビが殺害を自白してしまう。

ある夜、蘭丸の父・竜助(宅麻伸)が京都からやって来た。蘭丸を「ただの凡人」とけなす竜助に、光(木村文乃)と寛治(佐藤二朗)は、蘭丸の“神の舌”の力を見せつけようとするが、蘭丸の口が何の成分も感じなくなってしまった。いったい、蘭丸に何が起こったのか!?

そんな蘭丸を見た竜助は、光と寛治の人格をも否定するが、蘭丸は「僕にとって2人が今後の人生に必要だというエビデンスを確立する」と宣言!寛治は、宮沢賢治の一説を用いて、蘭丸を応援する。

そんな中、ミヤビのアリバイの鍵を握る少年・駿(中澤準)の証言が嘘だったことが判明。さらに、寛治が被害者・高木(岩尾万太郎)のカツラの異変に気付く。
蘭丸は、遺留品のカツラを舐めようと試みるのだが……。
蘭丸のミヤビへの愛は成就するのか!?そしてこの事件の真相はいったい……!?

出典:公式HP

感想 

とうとう最終回。視聴率はあまり振るわなかったようですが、全体を通してみたらほどほどに面白いドラマでしたね。

大団円・・・といったエンディングではなかったものの、納得のいく結末(まぁミヤビの病気の時点で予想が付いた人も多いと思いますが)と、坂本冬美の歌で締める最終話は中々見ごたえがありました。

最終話にしてミヤザワカンジがちょっと活躍。宮沢賢治の子孫という設定が必要なのか今更ながら悩ましい。でも今回の宮沢賢治タイムは結構良かった。でもなんか全体的な空気と、宮沢賢治の名言の空気がズレているから違和感がある

二人をネガティブデータと言い切る父親に対して、二人をかけがえのないものであるという蘭丸。今後の人生に必要だというエビデンスを確立してみせるという良くわからないことを言う蘭丸に対して、

お前の為なら何度でもガッカリしてやる

とか言い出す父親!ってか実は超いい父親だったパターンかよ!!それはそうとダチョウ先生が出てましたね。いいね。父親がいい奴とか関係ない。やっぱりダチョウ先生ですよね。

オチ・・・というか結末的には、

ミヤビとキスしてゲロした蘭丸

クスリで細菌がなかっただけで、実際のミヤビは普通の人と同じように細菌だらけでした。まぁ薬ネタだろうとは思っていましたが、まんますぎて戸惑いました。そして最後は独り立ちして旅立つそれぞれ。うーん。・・・うーん。何とも言えないエンディングだぜ・・・。

舐め

帯締め:何も浮かばない・・・

カツラ:変色してましたね。でもふんどしに書く必要性はない気がする・・・。

旅館の温泉:熱そう。

違う温泉:殺された場所が判明。

おじさんのジャケット:うわぁ・・・うわぁ・・・

千社札:うわぁ・・・うわぁ・・・うわぁ・・・

お粉:うわぁ・・・うわぁ・・・うわぁ・・・うわぁ・・・

帯締め(2回目):皮膚が出てくるのではという流れだったが、そもそも何故鑑識はスルーしていたのか・・・

まとめ感想

このドラマの失敗は(もう、失敗と言い切ってしまうが、笑)舐めるという行為の生理的嫌悪感が想像よりも激しかったこと

ストーリーの薄さとギャグのすべりかたが致命的であったこと

そして構想を練りに練ったことで、世間との感覚のズレが生まれてそれが埋まらなかったこと

といった項目が挙げられるのではないだろうか?多くの要素がありすぎて何とも言えない作品になってしまいましたね。

最後の最後にちょっとだけ続編を匂わせるような演出がありましたが・・・まぁ難しいでしょうね。期待して見ていたドラマだっただけに少し残念な結果でしたが、そういうこともありますよね。

堤監督の次回作にご期待下さい。

俺たちの冒険はまだ始まったばかりだ!!!!!!

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あと、ノベライズ版『神の舌を持つ男』の発売が決定しました!・・・僕は多分買わないけど・・・。

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