迷惑駐輪を解決すべく、今小学2年生のアイデアが話題を呼んでます。
街のあちこちで見かける迷惑駐輪、放っておくとますます増える一方です。
そんな迷惑自転車を撃退しようと、大阪府豊中市が小学2年生のアイデアを社会実験に採用との情報が!
その効果が気になります。
今回は迷惑駐輪撃退法に登場した、小学2年生のアイデアをお伝えしようと思います。
小学2年生のアイデアがヤバイ
駐輪場じゃない場所とほぼ分かっていながら、平気でそこに自転車をとめる非常識人が各地で増加中。
そんな中、大阪府豊中市在住の小学2年生”本多優人”くんが迷惑駐輪撃退法を考案。
そのアイデアがこちら↓↓
きれいな花!? 駐輪はよそうか……。大阪府豊中市の千里中央駅近くの歩道に、迷惑駐輪対策として花壇を描いた特殊なシートが…
花壇に綺麗なチューリップがたくさん咲いているように見えますが、これは目の錯覚を利用したトリックアートです。
横から見ると一目瞭然、花壇が地面に描かれているのが分かります(下記に添付したYahoo!ニュースをご覧ください)。
そう、これはまさしく「仕掛け絵」なんですね。
ニュースによると豊中市は、トリックアートの実用化に前向きで、1月から社会実験をスタートさせたそうです。
分かっていても立体的な花壇に、脳が騙されます。
ですが絵はやはり幻。
場所は、大阪府豊中市の千里中央駅に直結する、商業施設のそばの歩道とのこと。
場所柄、電車利用者だったり買い物客だったりの迷惑駐輪がとても多いところのようです。
報道には、「ベビーカーが通りにくかったり、車いすの方から”通りにくい”というお声もあった」と情報が。
街としても頭を悩ませ、「定期的に警告のチラシを貼ったり、ひどい時は撤去・保管作業をしている」とこまめに行動を起こしていたそうですが、迷惑駐輪はなかなか減らない現実。
そこでこの問題を解決すべく、市とイオンSENRITO専門館と大阪大学の協力のもと、「シカケコンテスト」のタイトルで、小学生にアイデアを募ったそうです。
いろんなアイデアが集まる中、小2本多くんの作品は一際だったようで、審査員の目に留まったようですよ。
この作品について、小2作者のインタビューを見ていきましょう。
小2の本多くんにインタビュー!
本多くんは8歳の小学2年生。
今回なぜ、「シカケコンテスト」で花壇の絵にしようと思ったのかを質問すると、こう本人が答えました。
「綺麗なものの上に、物を置く人はいないから」
なるほど!!
純粋すぎる発想力が何とも素晴らしい。
でもここで疑問が…
これは「絵」じゃなく、本物の花壇の方が確実かなと。
本多くんはどうして本物の花壇じゃなく、わざわざ「絵」を選んだのでしょうか?
それを尋ねると…
「花壇だと道が狭くなったりして、お世話も大変だから」との思い。
わずか8歳にして、気転を利かせたその考え方に驚きです。
この実験開始当初、地面に描いた花壇に対して迷惑駐輪の効果が現れ、駐輪、2割ほど減ったそうです。
「最近減ってますよね、自転車。何があったんかなって思うくらい」と、付近に勤務する会社員もびっくりな様子。
「すごいですね。なかなか大人じゃ思い付かない」と言って感心したそうです。
小2の発想にネットの反応
迷惑駐輪対策に活躍した小2の本多くんのアイデア。
子供の発想に世間も賞賛しております。
気になるネットの声をちょっと見てみましょう。
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<ネットの反応>
◇違法駐輪&花を踏むというダブル悪事はしたくない
◇自分なら(迷惑駐輪を)蹴倒すしか考えれません
◇うれしいなあ。本物の花壇だと、花の世話をする人が大変だから。だって。
◇大人が小2に注意されてんなよ
◇これはめちゃくちゃ賢い!!すごーい!
◇頭の凝り固まった大人じゃ無理なんだろうなぁ
◇いろんな自治体が真似し始めてます。
◇でも効果があるのは最初だけな気もする
◇二割減った…?大方の人がそこに置かなく他に置いてるだけ
◇素晴らしい!この気持ちを忘れない大人に育ってほしいな。
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同感です。
純粋な気持ちを大切に、このまま素直な大人になってほしいものです。
現状的には、リアル過ぎる厳しい意見もあります。
こうやっていろんな感情や意見が寄せられますが……
解決法に力を注ぐ他にも、そもそもの原因を知ることが、まず大事かなと思います。
駐輪場の数や利便性などの問題が不十分なまま、迷惑駐輪を無くすことのみ力を入れて何の解決になるのでしょう?
自転車を利用する人たちにすれば、とめる場所がちょっと変わるだけですよね?
これだと果てしなく連鎖は続き、本当の解決には至らないように思うのですが。
まあ一個人の意見です。
迷惑駐輪に小学2年が貢献をまとめ
純粋に真っ直ぐな思いで描いた子供の柔軟なアイデアは素晴らしいです。
大人の心に響きますね。
その後の実験効果も気になりますが、こんな平和なニュースがどんどん増えてくれたら嬉しく思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。